表題の通り、もうじきラ・フォル・ジュルネ(以下LFJと表記)が東京で開催されます。ま、私は今年も行くつもりでいるのですが…それにしても、LFJもだいぶ寂しくなりました。
以前は、東京だけでなく、新潟やびわ湖、金沢、鳥栖でもやっていたのですが、昨年からは東京開催のみになりました。それでも昨年は、丸の内と池袋の二箇所でやっていた(移動が面倒でした…:汗)のに、今年は丸の内だけ。開催期間も、以前は5日間もやってい事もありましたが、最近は3日間。以前は、各地でLFJをやっていて、それぞれ日程を少しずつズラしていたから、東京が3日間になっても仕方ないなあと思っていましたが、その各地での開催がなくなっても、東京はやっぱり3日間です。
たぶん、集客力が無いんだよね。そんなにたくさんコンサートを開いても、客が来ないんだろうなあ…って、実際、会場に行ってみると、以前ほど、人がたくさんいて…という印象は全くないしね。お祭りなんだけれど、以前と比べるとパワーダウンしている事が否めないです。
やってくる海外アーチストもだいぶ変わりました。まあ、これはLFJそのものの責任と言うよりも、東日本大震災の影響の方が強いかな? 音楽家って意識高い系の人が多くて、放射能まみれの日本になって来たくない…って感じだったそうだしね。そのおかげで、日本人アーチストが多く出演してくれるようになり、それはそれで嬉しいのだけれど、そうなると、お祭り感が薄れるのもやむなしです。
LFJをやらなくなった各地では音楽祭をやっていないのかと言えば、そうではなく、それぞれ自主的にLFJ的規模で音楽祭をやっています。もちろん、以前のように海外アーチスト中心ではなく、日本人アーチスト中心でプログラムを組んでいるようですが…そのプログラムが案外、魅力的で、私も東京と地方を比べてしまうと、地方の方が面白そうと思ってしまいます。つまり、LFJはルネ・マルタンが主催で、彼が選曲し、プログラムを作っているわけですが、それが、少なくとも、私の好み、そして平均的な日本人の好み、とはちょっと違うって感じなんでしょうね。
さあ、そろそろLFJでの動き方を考えないといけないのですが、どうしましょう?
↓拍手の代わりにクリックしていただけたら感謝です。
にほんブログ村
コメント