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インフル発喘息経由花粉症行[2019年2月の落ち穂拾い]

 今月は、インフルエンザから始まり、喘息に苦しみ、花粉症で涙を流す一ヶ月となりました。なんか、ずっとマスクしてます。

 健康面でかなり悪かった一ヶ月です。まあ、死ななかっただけ良かったという事にしましょう。しかし、病むたびに健康の大切さを思う我です。

 呼吸器がダメージを受けていたので、歌もフルートもほとんど嗜まなかった一ヶ月で、音楽から距離を置いていた一ヶ月とも言えます。まだ、完治ではありませんが、ぼちぼちと過ごしていきたいと思ってます。

吹奏楽のフルートの皆様、ごめんなさいです

 吹奏楽でのフルートって、実に地味です。まず聞こえないし、音楽的にも脇役っぽいフレーズを吹いていたりします。クラリネットがオーケストラでのヴァイオリンの役割を果たし、サックスや金管たちは、ビオラやチェロの役割を果たしているのに対し、フルートは、特に大きな役割を与えられず、せいぜいが、全体のサウンドの穴埋め的な役割をやっていたりするわけです。

 上記の話を吹奏楽のフルートの人に言うと、不快な顔をしたり、キレる人もいます。ま、そりゃあそうだ。

 吹奏楽におけるフルートとは、吹奏楽のレギュラーメンバーであり、大抵の曲に参加している必要不可欠な楽器という立ち位置です。ただ、一生懸命に演奏しているにもかかわらず、観客の耳には聞こえないケースがあまりに多いのです。どうせ聞こえないのだから、いてもいなくても一緒じゃんと、乱暴な人を言う人すらいます。

 吹奏楽の中でのフルートという楽器は、結構特別で、フルートって、吹奏楽の中でも、すごく人気のある楽器なんですよ。志望者も多く、吹奏楽をやっている人の中には、本当はフルート志望で中学校の吹奏楽部に入ったのだけれど、フルートは一杯だから言われて別の楽器(たいてい低音楽器)をやるハメになった…という人が大勢(少なくとも私の周辺には大勢)います。それぐらい人気があって、別格なのが、吹奏楽のフルートなんです。

 オトナになってからフルートを始めたという人の中には、上のような理由で、中学高校でフルートをやれなかったので、オトナになった今、フルートを始めましたという人がいるくらいです。

 ある吹奏楽の指導者の弁によると、吹奏楽の中でフルートは聞こえなくても良い楽器なのだそうです。理由は2つあって、一つは「フルートはトランペットの倍音を演奏する」ため、トランペットの音の一部になっていればよいだけで、フルートとして聞こえなくてよいのだという事と、もう一つは「志望者の少ない低音楽器や打楽器の演奏者候補として、フルート志望者が必要」なんだそうです。つまり、トランペット奏者が上手だったり、低音楽器奏者が大勢いるような団体なら、別にフルートおよびフルート奏者は不要というわけで、アンサンブル的には、フルートはいなくてもいいくらいだと、その指導者は言ってました(吹奏楽のフルートさんたち、ごめんなさい。でも、この話は、私の意見じゃなくて、又聞きなので、私に反論されても、上手く返事できないかも…って感じです)。

 なんか不思議な扱いだよね(って、ディスっているつもりはないのよ、気に障ったらごめんね)。

景気が悪いんだよね

 個人経営のピアノ教室の先生に、なぜ年配の女性が多いのかといえば、

 1)若い頃は大手音楽教室で先生をやったり、別の仕事で頑張って、開業資金を貯めていたので、開業時には、ある程度の年齢になってしまうから。

 2)そもそもが専業主婦で、育児から開放されたので、自宅でマイペースでできる仕事としてピアノ教師を選んだから。

 という理由が考えられます。それはそれでまあ良しです。

 ピアノ教室は、少子高齢化の影響もあり、はっきり言っちゃえば、斜陽産業です。今後は以前のようなペースで、街のピアノ教室が開店していくかと言われると、難しいですし、個人の教室が無くなる地域も出てくるでしょうが、その受け皿として、その地域に大手楽器店の音楽教室があれば、まあなんとかなるとも言えます。

 少子高齢化で斜陽産業になったのはピアノ教室だけじゃないです。子どもにまつわる産業は、おしなべてダメです。じゃあ、逆に増えている老人向けの産業は快調なのかと言うと…そうでもないんですよね。労働人口が減っているためかもしれませんが、日本全体で動いているお金が少ない…ような気がするんですよね。つまり、経済的なパイが縮小している? あ、それを“景気が悪い”って言うのか! とにかく、お金が動いていないから、どんな産業も厳しいんだよね。

 そうなると、生活に必需となる衣食住に関わる産業が安牌って事になるんだろうけれど、世間を見ていると、そうとも考えられないんだよねえ…。昨今は、衣食住にもお金をかけない…と言うか、かけなくても安価なモノがいくらでもあるって感じだよね。

 ああ、景気が悪いなあ…。

 しかし、価格が安いのには、必ず理由があるわけで、安い商品が流通しているところには、必ず泣いている人がいるんだよなあ。安ければいいというのは、近視眼的な考え方であり、ある程度の未来を見通すならば、物価は若干高めの方がお金が動いていいんだよね。

今月のお気に入り CDのボックス

 最近(でもないか:笑)、アマゾンなどの輸入CDを扱っている店を見ていて気づく事は、1960年代や70年代、80年代のアーチストたちのアルバムがボックス化されて販売されている事です。で、驚くなのは、その値段です。ボックスは…だいたい5枚くらい入っている事が多いのですが、その値段は、CD1枚分と同等か、それよりも安いくらいなのです。驚きだよね。

 コアなファンは、当然それらのCDを持っているだろうから購入しないだろうけれど、ライトなファンだと結構持っていないCDも多いから、こういう安価なボックスモノは助かるし、昔ファンだったという人は、この年代だとレコードは持っていてもCDは持っていないという人もいるわけで、そういう人には、CDのボックス・セットは実にありがたいものです。

 発売されているアーチストたちの全盛期を考えても、これらのボックスの販売対象年齢は、ジジイババアですね。まあ、若い人向けに販売するなら、ボックス販売ではなく、配信だろうし…ね。私もジジイなので、メーカー側の策略に乗せられて、ウカウカと何箱も買ってしまいました。

 最近買った中で、かなりお買い得だったなあと思うのが、このマドンナのボックスです。

 マドンナは好きだったけれど、レコードはベスト盤ぐらいしか持っていなかったライトなファンな私です。なので、こうやって通常のアルバムがボックス・セットになって安価で売られているのは、ほんとうれしいですよ。これを買った当時は、マドンナのヘビロテをしたものです。

 最近は、ジェスロ・タルのCDをボックスで揃えて、ウハウハ言っている私でありました。

今月の金魚

 今月は特に無しです。

今月のひとこと

 ようやく、インフルエンザから帰還いたしました。ご心配かけました。(2019年2月4~9日)

 インフルエンザからは帰還したものの、体調は相変わらず絶不調で、時折は(マジで)生命の危険を感じながらビクビクと生活を送ってます。おとなしくしていれば別にどうという事もないのですが、少し真面目に動くと酸欠で意識が飛びかけます(ってか、すでに何度かブラックアウトしています)。医者とも相談しつつ治療に励んでいます。まあ、時間はかかるだろうけれど、やがて回復に向かうものと信じています。(2019年2月9~16日)

 結局、体調は不調のまま安定しています。なんかなあ…。体調が悪いと、音楽趣味が出来ないのはもちろん、頭が回らないので、仕事でもあれこれ支障が生じていますし、実はブログを書くのも負担に感じています。モノを考えたくないんだよね…。比較的体調が良い瞬間を狙って、あれこれ活動をしていますが、ある日突然、ブログが更新されなくなったら、体調が悪すぎてブログの更新できなくなったんだと…と思ってください。ほんと、シンドいんだよね。(2019年2月16~21日)

 選挙が近いと噂される今日このごろですが、私、立憲民主党と国民民主党の違いが分かりません。要するに、両方とも民主党でしょ? あの悪夢の民主党なわけでしょ? 立憲とか国民とか付けていても、本質的には同じでしょ? 要するに、ゴールデンハムスターとジャンガリアンハムスターは、違う種類のハムスターだけれど、ハムスターである事には間違いないわけで、それってイヌネコや金魚やカメやイグアナとは明らかに違うわけで、所詮、ハムスターはハムスターじゃんって話なんだと思ってます。日本の政党は、自民党と公明党と共産党は分かるけれど、それ以外はごちゃごちゃして、なんかよく分かりません。(2019年2月21~26日)

 なんか最近…でもないのかな? 日本と日本人が、韓国になめられて馬鹿にされているような気がします。単純に悔しいです。(2019年2月26日~27日)

 今月は以上です。よろしくお願いします。

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コメント

  1. Hiro.MTB より:

    CDボックス、廉価でじゃんじゃん出てますね。

    ゴールウェイの12枚入りが3000円とか、ペトリ(これはフルートじゃなくてリコーダーですが)の17枚入りが4000円とか。

    昭和末期に発売されたCDが廉価でまとめて手に入るのは嬉しいです。
    当時、学生だったので1枚3000円もするCDは買えず、指をくわえて眺めるだけでしたので。

    私にたいな需要があるから廉価版ボックスという売り方が成立するのでしょうか。

  2. すとん より:

    Hiro.MTBさん

     確かに廉価版ボックスは、ポピュラー音楽だけでなく、クラシック音楽のモノもたくさんあります。いや、クラシック音楽のボックスの方が、巨大なモノが多くあるような気がします。なにしろ、作曲家の全集モノときたら、半端ないですからね。例えば、ベートーヴェン全集が85枚、バッバ全集が150枚、モーツァルト全集170枚と来たもんだ、すげえなあ。買ったところで、聞いている時間があるのかと、疑問に感じるほどのボリュームだもの。

     でも、お好きな方にはたまらないのがボックスなんですよね。

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