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友達が少なくても寂しがらない

 趣味を楽しむためには、どんなメンタルが必要なのかと考えてみました。

 すぐに思いついたのは、飽き性ではない事。まあ、粘着質である事と言うとアレですが、一度始めた事は容易に諦めず挫けず継続し続けられるメンタルは必要だろうと思いました。

 あと、ゆるめの金銭感覚。まあ、感覚はメンタルなのかと言われると、微妙に違うのかもしれませんが、とにかくケチな人は趣味なんて出来ません。趣味って、基本的に非生産的だし、お金を湯水のようにジャブジャブ使うし、硬い金銭感覚を持った人には、決して許せないのが趣味生活だろうと思います。

 ずぶとい神経も必要かもね。好きなものは好きだと感じて、優先順位を上げられるメンタルです。実際の我々の人生では、あれもこれも色々とやらなきゃいけない事がたくさんあります。もちろん、そんなたくさんの事を全部は出来ませんから、色々と頭を使って優先順位をつけて、出来るところからひとつずつやっていくわけです。

 人生の優先順位ってヤツは、その人の価値観で決まります。普通は生活に必要な事を優先するでしょう。それは家庭の事であったり、仕事や勉強の事であったり、地域社会での役割であったりするわけで、その多くは、あまり楽しくないけれど、やらなければ困ることばかりだから、やむなく優先順位を上げざるを得ないわけです。

 趣味に生きる人ってのは、そんな必要な事柄の順位を多少下げても、自分の好きな事を優先して順位を上げていける人、つまり、かなり図太い神経を持っていないと、趣味のための時間なんて捻出する事は難しいだろうなあって思うわけです。

 趣味を貫くって、結構、メンタル的なエネルギーを必要とするものね。

 ココらへんまでは割とすぐに思いつきました。

 割とすぐには思いつかなかったけれど、よく考えてみれば大切なメンタル条件が趣味人には必要だなって思いました。それが標題の件です。

『友達が少なくても寂しがらない』

 意外と思われそうですが、趣味人として生きるためには、もちろん友達は多くても全然かまわないですし、社交的な人柄であるなら、それに越したことはないけれど、だからと言って、友達がいないと寂しいと感じてしまう人は、趣味が長続きしない…と私は踏んでいます。ゆえに、趣味人として生きるためには『友達が少なくても寂しがらない』というメンタルが不可欠だろうと考えるわけです。

 もちろん、友達作りのために趣味活動を始める人が大勢いらっしゃる事は知っていますし、それが趣味を始めるきっかけであっても、何の問題でもありません。ただ、そういう人の場合、第一目的が『友人作り』であって、趣味はそのための手段であって、その趣味が何であれ、友達作りに有益ならばそれで良いのですから、友達が出来て、友達付き合いが軌道に乗れば、別にその趣味活動してもしなくても良くなってしまうわけです。

 ってか、趣味を楽しむためには、時として、友情よりも趣味を優先してしまうような鬼畜な部分が、時としては必要かな…って思ってしまう私です。

 いやね、趣味と言うから、なんかお上品に感じるだけで、所詮は道楽でしょ? 道楽者というのは、親兄弟や恋人よりも道楽を優先するわけで、そう考えるなら、友達よりも道楽の方が全然楽しいわけで、ゆえに友達がいてもいいし、いなくても寂しくないわけです。

 「わずらわしい人間関係に振り回されるくらいなら、趣味に没頭している方がいいや」と思えるくらいの人の方が、趣味に前のめりに生きていけると思う次第です。

 反論、大歓迎。

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コメント

  1. たまごっち より:

    反論どころか、画面の前で大きくうなずいています(,,・_・,,)
    今でこそだいぶ丸くなりましたけど、若い頃は本当人間嫌いで・・。
    不思議なもので、趣味を知ると、「それ好きだよ」って人が来てくれて
    そのおかげで、人間嫌いな割にはあちこち遊びまわりました。

    財布の紐は・・だいぶ大人になってから付けました。

    フルートから脱線しますが、鉱物採集羨ましいです。憧れです。
    私も翡翠海岸や奈良のサファイア取りに行きたいと思っていますが、思うばかりです。
    水晶も大好きです。どんなに他の石に目移りしても必ず戻ります。一番魅力がある石だと思います。
    宝石も、ルースならお安くて良いのがありますよ・・ってのは、悪魔のお誘いでしょうか。

  2. とも より:

    そうか…私に友人が少ないのは、メンタル強いからだったのか…

    貧乏(症もありますが、実際貧乏)なので、湯水のようにつぎ込むことはできません。
    そういう意味では、合唱を趣味にしているだけなら、あまり散在しないで済みます。

    会社の食事会、「どうしても無理」と、指揮者合わせを優先したことがあります(あの時は若かった)。

    今思えば、趣味優先しすぎているのかもしれません。
    いいじゃないですか、それが私の生きる糧なんです。

  3. すとん より:

    たまごっちさん

     鉱物収集は、たぶん…水晶から入って、水晶で迷って、水晶で落ち着くんじゃないかなって個人的に思ってます。私も水晶大好きだし、結構たくさん水晶を持ってます(笑)。もちろん、水晶はなかなか採集できないので、購入が主となりますが。

     翡翠は糸魚川方面に行くと、あっちこっちで売ってますね。購入するには少々高価ですが、海岸で拾って帰れるほどの時間的な余裕もなかったりすると…心がグラグラ動きますが…未だに購入には至っていません。でも、次に行ったら、買っちゃうかも(笑)。

  4. すとん より:

    ともさん

     合唱は、比較的、経済的な負担の少なめな趣味だと思います。特に他の音楽趣味と比べると、かなり安価です…ってか、他の音楽趣味がお金掛かりすぎるんだと思います。なにしろ、楽器って高価だし、メンテも金食い虫だしね。おまけにレッスンなんてモノに行ってたら、目も当てられません。

    >会社の食事会、「どうしても無理」と、指揮者合わせを優先したことがあります

     ああ、これ難しい。私なら…今なら食事会だけど、若い時は指揮者合わせを優先しちゃうかもしれません。趣味を優先しすぎってのもあるけれど、今と昔じゃ、背負っているものが違うからね。そういう意味では、現役世代が趣味を継続させていくってのは、本当に大変なんだと思います。

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