ルデンは…たぶん、出来損ないのランチュウです。本来、ランチュウにはないはずの背びれがしっかり生えている子です。更に、ランチュウならば、尾ビレは短めですが、ルデンは標準サイズの蝶尾となっています。まあ、つまり、ランチュウと琉金のアイノコと言うか、中途半端なランチュウとでも言うべき、C級ランクの金魚です。
でも、一応、購入先は金魚専門店です。その専門店で“MIX金魚”として売られていました。つまり、雑種…交配失敗個体ってヤツですね。ま、そりゃあそうだわな。
でも、ルデンには、カタチの奇妙さはともかくとして、体色が実に素晴らしいのです。リアルな金色をしているんですよ。まるで、ゴールドフルートみたいな色をしています。そこそこ成長した今でも、体色は目にも眩しい金色をしています。
で、我が家に来た当初は、カタチが不出来な上、実に薄っぺらいカラダをしていました。とても金魚とは思えないほどに薄っぺらなカラダでした。こいつは、エンゼルフィッシュか?…は少し大げさですが、そう思ってしまうくらいに薄っぺらだったんです。
それは単純に、ヤセていただけのようです。
我が家にやってきて数ヶ月たち、カラダは少しずつ厚みを増してきました。真横に付いていた両目も少しずつ前に向き始めています。
太ってきた…というよりも、今まで成長出来なかった分を、今、成長しているようです。その証拠に、カラダは厚くなってきました、別に太っている感じはしません。
ここから、ヤヨイのように、美しいプロポーションを保ったまま成長できるのか、シズカのように、デップリになってしまうのか、かつて我が家にたくさんいた巨大魚のようになってしまうのかは、神のみぞ知る…ですが、ランチュウって、そんなに大きくはなりませんから、ルデンもそんなに大きくならないだろうとタカを括っています。
ルデンを見ていると、肉も草もたくさん食べます。メダカを入れた当初は、メダカを食べようともしませんでした(し、今でもメダカは食べません)が、タニシはよく食べてます。シズカのように肉食系金魚なのかな…と思っていたら、先日は、実に派手に水草を食べて、真緑のフンをしていました。となると、ヤヨイのように草食系金魚なのかな?
今は成長途上なので、とにかくクチに入るものを、好き嫌いなく食べているようです。そういう意味では、雑食系金魚なのかもしれません。
こりゃあ、大きくなるかもしれませんね。
とは言え、今でも我が家では一番小さくて、一番チビ助な金魚がルデンなのでした。
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