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新しい教材をいただきました

 フルートのレッスンに行ってきました。今回も結構バッチリ練習してレッスンに臨みました。夏休みが終了してだいぶ経ちますが、実はまだまだ仕事は本調子ではなく、休みの延長みたいな感じ…と言うのは言い過ぎだけれど、忙しさの山場までは若干の余裕があって、それでたくさん練習できただけで…やがてドンドン練習できなくなるんだよなあ…。

 ロングトーン練習は…まあ、いつものような感じです。

 とにかく、練習をたっぷりしておいたので、ようやくエルステユーブンゲンの20番の合格をいただきました。いやあ、暗譜頑張ったよ。次回は21番を暗譜して、22番を練習して…って感じです。

 プチエチュードは18番です、新曲です。こいつも頑張って練習してきたので、まあまあ吹けてます。しかし、まだまだ不確実なミスブローが多いので、当然合格はいただけませんでした(当たり前)。

 スラーとスタッカートが多い曲なので、そこに注意して吹くように言われました。特に、音を短く演奏するのは、スタッカートの音だけでなく、スタッカートの直前の音も短く吹くのですが、それをしばしば忘れているので、よくよく注意を受けました。

 あと、第三オクターブの音を多用する曲なのだけれど、第三オクターブの音を吹きすぎないように言われました。いくら高音であっても、優しく柔らかく息を入れて吹かないといけないのです。夏の合宿でも高音の弱音には苦労しましたが、こちらの曲は弱音でこそありませんが、それでも息の勢いまかせで、ピーピー吹いちゃいけないのです。

 頑張ろう。

 そうそう、新しい教材をいただきました。“40 Little Pieces in Progressive Order  for Beginner Flutists”です。以降は“40リトルピーセズ”と呼びます。この教則本は、いわゆる曲集であって、バロックからロマン派まで(具体的にはバッハからシューマンまで)の有名なメロディーを難易度順に並べてあるものです。それをアタマからエチュードとして演奏していくわけです。

 もっとも、エチュードとして演奏する…と言っても、指の練習ではありません。フルートで歌うためのエチュードなのです。ですから、ここにあるメロディーをカンタービレに演奏していくための教材なのです。脱・棒吹きなのです。もっとも、私は棒吹きなんてしないけれどね。

 という訳で、次回からは、エルステユーブンゲンと、プチエチュードと、40リトルピーセズの3つで学んでいくわけです。頑張っていこうっと。

 さて、今回の雑談は…学生の夏休みの話。

 9月に入り、小学生~高校生の夏休みは終わり、すでに二学期が始まっているわけですが、多くの大学生の夏休みは9月いっぱいまでなのです。つまり、新学期(後期ね)は10月から始まります。

 ですから、前期の試験を7月に終えたら、10月までの4ヶ月弱はお休みなのです。うむ、ちょっと休みすぎじゃ無いのかな?と個人的には思いますが、まあ、大学なんて、そんな感じです。

 今は、音大もそんな感じなんだそうですが、先生が学生だった頃は、前期の試験を9月の下旬に行っていたのだそうです。もちろん、夏休みはありますよ。つまり、試験の直前4ヶ月がお休みなわけです。

 先生の母校は、日本全国から学生が集まる大学だったので、夏休みになると、多くの学生が帰省してしまうのだそうです。特にピアノ科の学生は、下宿だとロクに練習ができない(下宿にグランドピアノを置いている学生なんて、当時は少数派で、大抵の学生は下宿のアップライトピアノで練習するか、あるいはピアノ無し…つまり大学の練習室のピアノで弾くだけ)ので、さっさと実家に帰っちゃうんだそうです。と言うのも、皆さん、地方のお金持ちのお嬢様方ですから、実家には立派なグランドピアノがあるわけで、それで試験までガンガン練習してくるのだそうです。

 で、困るのが、H先生を始めとするピアノ以外の学生さんです。これらの学生さんも試験に備えて練習をしまくるのですが、試験は当然ピアノ伴奏が必要なわけで、伴奏者は自分で探してくるのが基本ですから、まあ、たいていの場合は、ピアノ科の友人に頼むわけです。で、その彼女が夏休みに田舎に帰ったっきり戻ってこないわけです。それじゃ、フルートの練習(特にピアノ合わせ)ができないわけで、田舎から戻ってくるのを一週間早めてもらって、そこでガンガン、フルートの練習をしていたのだそうです。

 今は7月に前期試験をする学校も増え、先生のような悩みも少なくなったそうですが、その分、夏休みに練習をしない学生も増え、演奏が上達しない生徒も増えてきた…なんておっしゃってました。

 まあ「今時の若いモンは…」と言うのは、老人の常なのですが…ね。

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