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今年の夏は、結局「冷夏でした」って事になるのでしょうか?[2017年8月の落ち穂拾い]

 今年の夏は、天気がぐずつく事も多く、日照時間も例年と較べるとだいぶ少なかったようです。1993年以来の冷夏になるのではないかと言う人たちもいます。まあ、個人的には、比較的過ごしやすい夏で良かったと思う反面、これから秋に向けての収穫が心配されます。お米は大丈夫でしょうか? 各種野菜はどうでしょうか? 心配です。いくら冷夏で飢饉になったとしても、もう外国から大量にお米を輸入するのは勘弁して欲しいです。食事は食べられればいいってわけじゃないです。日本の美味しい米に舌が慣れている我々には、外国のお米を常食するのは…正直つらいですからね。お米を輸入するくらいなら、いっそ小麦を輸入してほしいものです。小麦なら、パンやうどんなどに加工して食べるので、元の小麦の味はさほど問題になりませんから。是非お願いします。

響きで歌うって?

 響きで歌うって、どうすれば良いのでしょうね。

 音叉で考えれば…共振共鳴を行う容器の容量を(ある程度まで)増やす事で、響きは増えます。つまり、口腔内の容積を増やすことと、ノドやハナへのフタはしない事(で鼻腔や下咽頭部が使える)が大切かなって思います。後は、それらの響きをどこら辺でするかとかで、美しさが決まってくると思いますが、そこらは個人によって違うでしょうから、試行錯誤が必要かなって思います。

 問題は、自分勝手に試行錯誤をしても、おそらく簡単には正解が見つけられないだろうという事です。と言うのも、歌っている間は、歌手は楽器になってしまうので、自分が出している音を自分で判断できなくなってしまうからです。

 そのために、先生とかコーチとかが必要なわけです。

 レッスンなどで、美しい響きのある声で歌うために、美しくない声で歌っていた時に、先生が曲を止めて、正しいやり方で歌い始めるまで、何度もダメ出しをして、じっくりと付き合ってくれればいいのですが、実際のレッスンって、大抵、本番の事が念頭にあり、スケジュール的な都合もあったりして、美しい響きよりも、曲を完成させることを優先させてしまいがちです。

 まあ、先生としては当然の行為でしょうね。本番では、多少発声的にダメでも、破綻なく歌える方が優先だし、何より本番で恥をかかずに済みますからね。リスクマネジメントとしては、当然でしょう。

 そういう点では、本番の回数を減らして、本番を意識しないレッスンを増やすことで、発声とか声楽の基礎トレーニングなどをしていく必要が、声楽の上達には必要不可欠な事であり、そういう意味では、本番の回数や間隔については、よくよく考える必要があるかもしれません。と言うもの、本番に追われる趣味生活は楽しいだろうけれど、上達はあまり望めない…のかもしれませんからね。

私の音域と音質の変遷

 さて、声の話ですが、私の場合はキャリアが長いので、ケースとして参考になるかどうか…。

 最初は若い時(それこそ10代後半)の時に、いわゆる聖歌隊にいました。その時の指導者さん(と言っても素人だけれど)には『アルト』と言われて、女性に混じってアルトを歌っておりました。

 10年ほどの中断時期をはさんで、20代後半にふたたび真面目に合唱に取り組んだ時は、その時の指導者(プロの指揮者さん、今じゃあ業界の重鎮になりました)に声聞きをしてもらい…その合唱団は定期的に声聞きがあって、パートの移動もあるんです…「どう考えても、テノール」と言われてテノールをやりました。

 合唱に2~3年ほど取り組んだあと、合唱から声楽に移った時に先生(メゾの先生でした)からは、考えてみると、声質の話はありませんでしたね。ただ、テノールとして扱われていたと思います。

 20年弱の中断期を挟んで、ふたたび声楽を始めた時(今度の先生は皆さんもご存知のキング先生です)、先生はよく声質の話をしてくれました。キング先生の見立てでは、私はキング先生と全く同じ声質だと言うことでした。つまり、テノーレ・リリコって事です。ただし、キング先生のところを辞める少し前になると、どうやっても高音の発声は無理だから、バリトンに転向しろって言われました。実際、キング先生のところにいた時は、キング先生に習う以前には出ていた高音が、かなり出なくなってしまっていましたからね。

 キング先生に習っていた最後の頃は、安定して出せるのが、五線の上の方のDぐらいまでで、Eはやっとやっと、Fはかなり怪しく、Gは博打で、Aなんで夢のまた夢でしたからね。そりゃあ、音域的にはバリトンでやっとやっとの感じでした。

 キング先生に放逐されて、今のY先生に移動して、声聞きをしてもらいました。その時は、あれこれ間違った発声をしているから、直さないといけないけれど、最終的には、テノール、それもリリコ~レジェーロあたりの軽い声になるだろうと言われました。

 Y先生に発声を直してもらい、キング先生に習っていた時とはガラっと声もかわり、キング先生には無理と言われた高音もだいぶ楽に出せるようになりました。少なくとも、博打と思っていたGは安心して出せます。Aも声の持っていき方で、楽に出せたり、苦しんだり、届かなかったり…とまあ、まだまだ発展途上ですが、Y先生には、私の声の様子からは、最終的には高音のHまでは普通に出せるようになりますと言われています。そこから上(つまりHi-Cあたりですね)は、努力目標であって、出せるようなれるかは、まだ分からないと言われてます。

 バリトンに転向しなくてよかった。

 それと、キング先生の頃は全然出せなかったファルセットも、今では楽々出せますので、ファルセットを使って(テクニカルに)歌えば、Hi-Cどころか、Hi-Eぐらいまで行ちゃいます。もっとも、クラシック声楽では、基本的にテノールがファルセットで歌うのはダメなので、いくらファルセットで上まで歌えても、あまり意味はないのですがね(笑)。

 いっそ、もっとファルセットを鍛えて、メールアルトになっちゃう…って手も無くはないかな(爆)。

 こんな感じですね。

声種を決めるもの

 声種を決めるには、大きく二つの要素があると思います。

 一つは声帯の姿です。長ければ低音向きだし、短ければ高音向きです。厚ければ強い声になるし、薄ければ軽い声になります。まあ、自分が持っている楽器の特徴ってヤツですね。これは声楽専門の耳鼻咽喉科医で見てもらえば、分かります。自分の楽器に即した声種で歌うのが楽だし、適切だろうと思いますし、何より無理がないです。プロであるなら、ここは重視するべきだと思います。

 もう一つの要素が…本人の気質だと思います。高音歌手向きの気質とか低音歌手向きの気質ってあるんですよ。いやいや、それぞれの声種ごとの気質ってのがあるわけで、その気質にあった声種で歌うべきだという意見もないわけじゃないです。要は、楽器としては、ちょっと違うんだけれど、努力と根性でテクニックを磨いて、どうにかしちゃうって話です。

 テノールの例で申し訳ないけれど、ドミンゴとかデル・モナコなどの大テノールでも、彼らの楽器は本来はバリトンで、それを努力と根性とテクニックで、一流テノールに成り上がったわけで、プロですらそうなのですから、アマチュアの場合は、少々希望声種と持ち楽器が違っていたとしても、あまり気にしちゃダメかもしれません。

 アマチュアは、まずは自分が歌いたい声種で歌うことが大切だし、そのための努力を惜しんではダメって事です。努力が難しいのであるなら…合唱ならば、歌えない箇所は口パクで乗り切っちゃうという“裏技”を駆使すればいいじゃん(笑)。

今月のお気に入り ステッキ

 まさかこんなものまでアマゾンで買えるとは思っていませんでした。

 声楽の発表会で「メリーウィドウ」のダニロを歌うにあたって、パリの社交界に出入りする人物になりきるための小道具ってヤツを色々と用意しました。まあ、黒服は当然として、シルクハットとマントに白手袋は…以前、オペラ座の怪人を歌った時のモノがそのまま使えるとして、あとはステッキがあれば完璧かな…って思いました。

 ステッキ…介護用品売り場に行けば、いくらでも売っています。最近、私も歩くときにヨタヨタするようになったので、普段使いも兼ねて、ステッキの一本ぐらい持っていてもバチは当たるまい…って事で、介護用品とかスポーツ用品売り場を物色してみたところ、やはり最新型のステッキは、あれこれ最新型で、デザインも100年前にはあり得なかったようなデザインばかりで、これは舞台では使えないって思いました。

 傘の柄のようなデザインのステックが欲しいなあ…。

 やむなく、ネット検索をかけてみたら…ありますね。傘の柄のようなステッキ、ただし、介護用品とかスポーツ用品ではなく、パーティーグッズ扱いですね。まあ、こんなカタチのステッキは、現代社会では実用的ではない…って事なのかもしれません。で、色々と検索をかけて選んでみたところ、とりあえずこれを購入しました。

 ううむ、実に安っぽい(笑)。本当に安っぽい。おまけにヤワイ。とても実用的ではありません。でも、舞台で使うものだから、別に安っぽくてもヤワクても平気。それどころか分割して運べて軽いので便利です。ステッキって長いものねえ。これで、パリの社交界に出入りする紳士紳士っぽく見えるでしょうか?(笑)

 ちなみに、燕尾服とか、タキシードとかも、パーティーグッズで破格に安い値段で買えるんですね、これにはびっくり。流石に私のサイズのモノはないので、購入することはないのですが、舞台で使うだけなら、いかにもな安物でも問題はないので、これはこれでありなんだろうね。

 ちなみに女性のドレスなども、通販だとめっちゃ安いのがありますね。それもたくさん。興味のある方は、ググってみてください。

今月の金魚

 今年の夏は…なんと、終日、金魚水槽のある居間の冷房を入れっぱなしというお大尽な事をしています。まあ、妻が「金魚が可哀想だから…」と言って、昼間、誰もいない部屋のエアコンをガンガンつけたおかげで、今年は金魚が元気なんですよ。水温も、ほぼ24度をキープです。昨年までは、夏の暑さに参っていた金魚たちですが、今年は夏を無事に過ごせそうです。

 なにしろ、金魚たち、昼間っから寝てるもんなあ…。室温が高いと水温が高くなり、水温が高いしと、変温動物である金魚たちは体温が高くなり、体温が高いと、常に活動活発になり、意味なく泳ぎ回り体力を消耗するわけです。とても、昼寝なんてしてません。どうかすると、夜中まで活発に活動しているくらいですからね。それが、昼寝をしているなんて、よほど快適なんだろうなあ…って思うわけです。、

今月のひとこと

 ポケモンGOがリニューアル…ってか、新ジム戦が開始されてから、約一ヶ月経ちました。ジム戦が変わって、ゲームとしてのポケモンもガラっと変わった印象があり、当初はあれこれ戸惑うことも多かったのですが、一ヶ月が過ぎ、今のゲームシステムにもようやく慣れてきました。ワタシ的には、今のゲームシステムの方が好きかな? 以前のゲームシステムでは、あれこれ殺伐としたモノを感じていた私でしたが、そういう争いごとのタネとなりそうなものが排除され“みんなで仲良く遊びましょう”って部分が強調されるように感じています。それに、今のシステムになってからの方が、コインをたくさんゲットできるようになったし、私は今のポケモンGOは、大好きですよ。(2017年7月30日~8月2日)

 やっちまいました! 今回はマシントラブルでもなく、ココログやニフティのミスでもなく、単純に私の失敗でございます。え? 何の話かって? それは本日(2017年8月2日)のブログアップをしそこねた事です。それも半日もアップできなかった事に気づかずに放置しちゃっていた事ね。やっぱり、ブログ継続は色々と無理かな…と、しばし反省をしております。それにしても、今まで、よくぞブログを続けてきたものだと、我ながら感心しております。(2017年8月2~3日)

 夢にゴールウェイと思しきフルートを持ったニコニコ笑顔の老人が出てきて「君ね、ちゃんと練習しないといけないよ」と言われました。笑顔で言われたので、結構怖かったです。(2017年8月3~9日)

 私、生きてますよ(笑)。存在確認のための発言です、えへへ。(2017年8月9~12日)
 ああ、楽しい。楽しすぎる。8月に入って以降の私のプライベートライフが楽しすぎる。楽しすぎて楽しすぎて、ちゃんと社会生活に戻れるかどうか、とっても不安。ああ、本当に楽しすぎて、人間、ダメになりそう…。(2017年8月12~20日)

 いよいよお盆休みもお終い。なんか残念。あの楽しかった夏の日は、もう終わり。また日常生活が始まるわけだけれど…ううむ、発表会とクラシックコンサートの準備が…。生活はいつもの日常生活に戻るけれど、その中で、着々と発表会とクラシックコンサートの準備に備えていかねば…。がんばろーっと。(2017年8月20~23日)

 現在、テレビ東京系で再放送されている「けものフレンズ」が、とっても楽しい。幼児向けアニメのような体裁を取りながら、何気に考えさせられてしまう事ばかり。毎朝放送しているので、すでに半分以上の放送も終わり、来週の頭にはすべて放送されて終了してしまうわけのが残念だけれどね。アニメの前に放送している「おえかき動物図鑑」から見ているのだけれど、さすがに妻に呆れられています。(2017年8月23~26日)

 いよいよ子どもたちの夏休みも終了です。夏休み最後の土日という事で、親たちも頑張って子ども連れで遊びに行っているみたいで、なんか湘南近辺は、ハチャメチャに道が混んでおります(涙)。(2018年8月26~28日)

 先日、トノサマバッタを見かけた。普通トノサマバッタって、頭から尻の先まで緑色じゃないですか? でも、この前見かけたのは、頭から尻の先まで灰色のバッタでした。バッタが緑色なのは、草むらでの保護色となるからです。では灰色のバッタは何の保護色なのでしょうか? 都会には緑がなく、地面はアスファルトで覆われている…ってのが、悲しい現実なのでしょう。そういう意味では、灰色のバッタは都会のバッタなのかもしれませんね。(2017年8月28~30日)

 今月は以上です。よろしくお願いします。

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