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これ以上の上達を望むなら、声は薄くて軽くするべきなのです

 声楽のレッスンに行ってきました。

 まずは発表会のプログラムの校正原稿のチェックからです。特に間違いは無いようなのでOKしましたが、私の出番は…全2部構成の第2部の2曲目に「A Dutiful Wife/従順な妻」の二重唱を歌い、大トリの前のトリ(つまり、最後から2番目の出演者)として「Maxim’s/マキシムの歌」を歌い、引き続き妻が「A Dutiful Wife/従順な妻」を歌って、最後にふたりで「I love you so/メリー・ウィドウ・ワルツ」をデュエットするという段取りとなりました。で、我々の後にトリの姉様が助演のテノールさんとデュエットを歌います。

 それにしても最初の出番がすでに後半の第2部だし、夫婦でトリを歌うのって、どうなの?って思いましたが、先生の話を聞いてみると、あくまでも助演のテノールさんの都合で、我々がどうこうというわけではなさそうです。実際、歌の実力って事で考えれば、我々は門下の中でも、かなり下手っぴな方になるわけですから、そんな順番で歌っちゃダメなんですが…とにかく今回の発表会は二重唱が多く、ソプラノの皆さん、ほぼ全員(?)助演のテノールさんと二重唱を歌うので、テノールさんが連続して歌い続ける事を避けるようにプログラムを組んでいくと、まあ、こんな感じになるそうです。なので、天狗になっちゃあイケません(笑)。

 あと、3曲連続で歌うのは我々くらいですし、3曲連続で歌えば、それなりの大曲って感じにもなるので、終わりの方がふさわしいとも言われました。ま、そうだよね。

 ちなみに、発表会ですが、9月9日(土)に、横浜鶴見にあるサルビアホールの音楽ホールで行います。13時半会場、14時開演予定です。入場無料だし、お時間のある方はぜひご覧に来てください。面白いですよ。

 さて、レッスンです。

 ハミング練習は、新しいパターンの“大波小波”でやりました(って、何のことだか分からないよね)。

 発声練習は、例によって、腹筋の筋トレメニューです。大きくゆっくり動かすのは、まだまだ不十分とは言え、なんとか動くようになりましたが、問題は、小刻みに速く動かすヤツです。これが全くと言って良いほど、出来ません。速さに全く追いつけないのです。ううむ、ダメダメじゃん。

 それにしても、たかが発声ですが、難しいですね。腹筋に意識を集中して、なんとか腹筋を動かすと、クチの奥の開きがおろそかになります。で、今度はクチの奥をしっかり開こうとすると、腹筋の動きが停止します。同時に二つの事が出来なきゃダメなのに、一つに集中すると、もう一つがなおざりになるとは…シングルタスクな人間である事の証明です。残念だなあ。

 レッスンでの発声練習では、高いA♭は、なんとか出せる感じになってきたそうです。Aはちょっと無理っぽいし、無理を承知で出させるとノドを壊すので、そこにはチャレンジしないんだそうですが…とにかく、A♭までは出せるようになったみたいです。良いですね、進歩ですね。Aを確実に出すためには、さらに声をもっと薄くして歌わないとダメなんだそうです。テノールなんだから、声はなるべく薄くて軽い方がいいのです。

 難しいね。

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