スポンサーリンク

ペットとアレルギー

 私は、イヌ派、ネコ派と尋ねられるとイヌ派なんです。イヌは大好きです。じゃあ、ネコは嫌いなのかと言うと、実はよく分からないのです。

 と言うのも、私、ネコアレルギーなんですよ。だから、ネコ本体がアウトなのはもちろん、ネコがその場にいなくても、ネコを飼っている家には入れません。

 ネコを飼ってみたいという衝動は、実は今までも何度かあったのですが、アレルギーなので飼えないのです。ちなみに、イヌにもネコほどではありませんが、やっぱりアレルギー反応は出ます。なので、今現在は、イヌもネコも飼わない事にしています。ちなみに、私、インコ大好きなんですが、インコも用心して飼わないんですよ。小鳥も、ネコほどじゃありませんが、アレルギー反応が出てしまう私でした。

 子どもの頃は、母がイヌ好きインコ好きというわけで、イヌやインコを飼っていました。今思うと、イヌもインコも可愛いのですが、彼らを飼っていた時分は、私、アレルギーによる呼吸困難に苦しめられていました。特にインコを飼っていた時は辛かったですねえ…。一時期は繁殖に繁殖を重ねて10匹以上インコがいた時はかなり悪い状態でしたが、やがてインコが全滅してしまい、鳥かごなども片付けてしまうと、呼吸がかなり楽になり、自分はインコとは相性が悪いのだと知りました。

 インコの後はイヌを飼い始めました。普段の生活の中では、イヌはインコほど息苦しくはなりませんでしたが、それでも毛の生え変わる時期は呼吸困難になりました。イヌにも多少のアレルギー反応が出たようです。

 ですから、独立してペットのいない生活になった途端に、私、呼吸が楽になったのを覚えています。アレルギー体質の人間にとって、ペットは鬼門のようです。

 ちなみに私の場合、イヌはごくごく軽微なアレルギー反応、インコは軽度のアレルギー反応が出ますが、ネコに関しては爆裂的な反応を示します。

 ネコ屋敷に入った途端に、喘鳴がするし、涙と鼻水が止まらなくなります。本当につらいです。スギ花粉による花粉症の重症のような感じになります。1時間もいると、全身が痒くなります。たぶん、一週間暮らしたら、死んでしまうかもしれません。それ以前に、ネコが原因のアナフィラキーショックを起こしてしまうかもしれません。

 そんな私にとって、ネコは歩く殺人兵器だったりします。放射能汚染よりもネコ汚染の方が、私には深刻なんです。

 なので、散歩をしていると、たまに野良猫と出会うわけですが、妻はよくネコをかまいますが、私はネコに近寄りません。本音で言えば、私もネコのところに行って遊びたいのですが、後が怖いので近寄れないのです。

 アレルギー体質だと、ペットにも不自由します。ちなみにペットのどこがダメなのかと言えば“体毛”なのだと思います。トリで言えば“羽毛”ですね。ネコがアウトで、イヌが割とセーフなのも、毛のフワっしたと感じの違いじゃないかなって思います。なにしろ、イヌは剛毛だからね(笑)。

 そんなアレルギー体質の人でも飼えるペットがいくつかあります。それは毛のないペットたちです。金魚はその中でも手軽に飼えるペットだと思います。あと、爬虫類(ヘビとかトカゲね)もおそらく平気だと思います。カエルやイモリのような両生類もOKでしょう。

 逆に言えば、哺乳類や鳥類は程度の差はあるけれど、大抵アウトです。

 よくイヌに服を着せて飼う人がいます。あれに「なんでケモノに服なんか着せるだ!」と批判的な事を言う人がいますし、おそらくペットに服を着せている飼い主は無自覚かもしれませんが、服を着せることで、ある程度の抜け毛は防げると思います。抜け毛が防がれれば、アレルギー人間にとっては、多少なりとも良い状態になるわけです。できれば、すべてのイヌネコに服を着せたい気分の私です。

↓拍手の代わりにクリックしていただけたら感謝です。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました