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金魚のあだ名について

 金魚の名前なんて、あだ名みたいなものだから、あまり気にすることはないにせよ、最初につけた正式名称の他に、いつのまにかついてしまった、あだ名、あるいは二つ名を持ってしまう子もいます。

 あれこれ思い出してみたら、今に至るまで4匹の金魚たちに、あだ名が付いていました。

 たぶん、一番古いのが、素赤琉金のアカネ君に付いた“レッドデビル”かな? とにかく、アカネは金魚のくせに、粗暴で粗暴で、当時一緒に水槽いた子たちを、何匹もいびり殺しているくらいに粗暴でしたので、ついつい“赤い悪魔”こと“レッドデビル”と呼んだものでした。

 次が青文のスズネに付いた“白鳳様”というあだ名。スズネは青文ですから、本来は漆黒のボディだったのですが、晩年、色々あって体の色素が抜けてしまって白くなってしまったので、最後の頃は白鳳様と呼ばれていました。

 次がブログにも頻繁に登場した、素赤オランダのフウカことブニョです。あれ、ブニョことフウカだっけ? とにかくブニョです。ブニョはなかなか立派な金魚でした。尻ビレがちょっと短いという欠点はあったものの、体は堂々とした巨大魚だったし、頭部の肉瘤はやたらと発達し、ほぼ目が見えないほどにまで成長した金魚でした。たまに専門店でブニョっぽい子を見かけましたが、どれもこれも数万円の値が付いているほどでした。それくらいに立派な高級魚ちゃんでした。

 当時は『崖の上のポニョ』の時期でして、息子くんがフウカを見て「ポニョじゃなくてブニョ」と命名したわけです。まあ確かにポニョっぽい雰囲気は当初から持っていたけれどさあ。ほんと、かわいい子でした。

 で、今の子たちの話になります。つい先日、我が家にやってきた、タンチョウのベルちゃんですが、最近では、妻と息子がベルちゃんを捕まえて“アカヘル”と呼ぶようになりました。確かに白いボディに頭部の肉瘤だけが真っ赤ですから、赤いヘルメットをかぶっているようにも見えなくないけれど、だからと言ってアカヘルはないでしょ! 今までも何匹もタンチョウを飼ってきたけれど、誰一人“アカヘル”とは呼んでいなかったのに、なぜ、ベルちゃんだけがアカヘルと呼ばれなきゃいけないの! なんとも納得行きません

 ベルちゃんなんだから、野球つながりで呼ぶなら、アカヘルではなく、ベルタソと呼びなさいと何度も注意しているのに、ふと気づくとアカヘルと呼ばれているわけで、なんか納得いきません。

 でもまあ、あだ名で呼ばれている子って、なんだかんだ言っても、愛されている子なんだと思います。

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