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高声用「オンブラ・マイ・フ」が歌えちゃいました

 いやあ、とてもうれしいのであ~る。表題どおり、高声用の「オンブラ・マイ・フ」が歌えちゃったのである!!

 もちろん、完璧ではないし、たぶんキング先生の前で歌ったら「惜しい!」と言われるかもしれないけれど、でもいいんだ、歌えた(喜)! 私の中では、十分歌えたのだ!(激喜)

 高声用「オンブラ・マイ・フ」を何としても歌ってやる~と宣言したのが3月4日のこちらの記事。もうすでに課題曲も「オンブラ・マイ・フ」から「カロ・ミオ・ベン」に変わってしまったけれど、それでも中声用は息のコントロールのチェックも兼ねて、毎日歌っておりました。でも、高声用は最近はほとんど歌っていませんでした。

 あの宣言以来、しばらくは高声用「オンブラ・マイ・フ」を試みておったわけですが、まあ、9割方はOKなんですが、最後の最後で6度(うわ、いやらしい)上に跳躍して、高音のGに行って伸ばす箇所が、どうしても明らかに届かなかったり、声が裏返ったりして、不満足だったわけなのです。

 そんなこんなで苦闘しているうちに、高音禁止令が出て、それ以降は、自宅の練習でも無理に高音を出さないようにしてました。すっかり高声用「オンブラ・マイ・フ」と遠ざかっておりました。

 最近の毎日の発声練習では、無理なくGが出るようになり、時折A♭に挑戦している私なのですが、ふと高声用「オンブラ・マイ・フ」の事を思い出して、久しぶりに歌ってみました。

 そしたら、なんと、だいぶ怪しいものの、歌えちゃったのです。すっげえーぞ、オレ。

 歌えたとは言え、例の箇所は、たぶん、ちょっと低いと思う。正直届いていないかもしれない。はっきり言えば、ぶら下がっていたと思う。でも、あの音はF#というよりはGでしょう。それに何と言っても、ひっくり返らなかったし、背中もつぶれなかった。

 かなりの下手下手でダメダメだけれど、生まれて始めて『高声用』の楽譜で曲が歌えた。とても、うれしい。あんまりうれしいから、しばらくは歌わないでおこう(笑)。だって、また気軽に歌って、もしダメダメで、声が裏がえったり、背中がつぶれたりしたら、悲しいじゃん。いい気持ちのまま、数日を過ごさせてもらおうと思う。

 ああ、うれしい。なんか、身体の中が厚く、もとい、熱くなるね。厚くなったら、単なるメタボだけど、熱くなるのは、身体全体で喜んでいるからだね。とにかく、うれしい。生きてて良かったと、冗談ではなく、そう思う。私の中のテノールの血が煮えたぎっているのが、よく分かる。ああ、高い声で歌えて、ちょ~うれしい。

 とりありず………テノール、ばんざい!!

コメント

  1. Cecilia より:

    喜びがびんびん伝わってきますよ~!
    おめでとうございます~!!

  2. すとん より:

    >Ceciliaさん

     そうなんです。うれしいんです。ありがとうございました。

  3. chiko より:

    おおっ!!
    よかったですね。
    「ひとこと」は、これだったんですね。
    パチパチパチパチ  頑張りましたね。
    いい気持ちを長続きさせたいって、分かります。
    歌の神様も、お喜びでしょうね。

  4. すとん より:

    >chikoさん

     そうなんです。「ひとこと」はこれのことだったのです。

     歌の神様は嫉妬はなさらないだろうけれど、最近の私の心が、フルートの方に向いているので「笛ばかりでなく、歌も忘れないでね」って感じ、歌わせてくれたのかな…なんて、思ってます。

     歌の神様、フルートの神様、お二人とも私のことを見捨てないでくださいませ。

  5. ひと休み  より:

    おめでとうございます。
    しばらくは、歌わないでおこう・・すとんさんて、ほんとにおもしろいかたですね!!嬉しさがこちらまで伝わってきて、楽しい気持ちになりました。ありがとうございます。

  6. すとん より:

    >ひと休みさん

     実は高声用の「オンブラ・マイ・フ」は先日歌っちゃいまして、見事に小破しました。まだ歌える時と歌えない時があります。安定しないんだなあ…。

     でも、ちょっと前までは全く歌えなかったんだから、これでも小さな進歩なんです。

     小さな進歩も積み重ねて行けば、大きな上達になると思ってますので、自分で自分を励ましています。ただ、無理はしないようにしないとね。私はすぐに無理しちゃうタイプなんで、注意しないと。

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