我が家には五匹の金魚がいます。カラダの大きな順に並べると、三色琉金のヤヨイ、素赤琉金のシズカ、黒出目金のミドリ、素赤オランダ獅子頭のミカン、丹頂のエナとなります。もっとも『カラダが大きい』と言っても、かつての巨大魚たちは異なり、普通に大きな金魚程度だし、実際は“カラダの大きなヤヨイとシズカ”と“そこそこの大きさのミドリ、ミカン、エナ”の2グループに分かれます。
実はシズカは、ヤヨイとほぼ互角と言って良いくらいの大きな金魚なのですが、実はこの中でも、一番後から水槽に入った子で、当初は本当に小さな小さな子だったのに、食い意地がはっているせいか、あっという間に大きく成長してしまいました。目つきもきつくて、いつも人間にエサをねだっている子です。ちなみに、右側の尾ビレの下半分がない障害魚です。いつ無くなったのか…ですが、我が家に来る前から無かったみたいです。一応、購入する時に身体チェックをしているのですが…あの頃は魚体があまりに小さかったので、見落としていたのでしょうね。障害魚のくせに元気いっぱいで、ちっとも障害を感じさせない子です。
ヤヨイにしてもシズカにしても、ほどほど大きな子と言うのは、基本的に健康だし、健康だから大きくなれたんだと思います。でもね、愛玩魚である金魚としては、元気は結構だけれど、やはり可愛くて愛らしくないと…ダメだよね。
今、私の中で、一番かわいい金魚は…と言うと、ミカンかな?
まず、大きさがほどほどで良いのですよ。アタマから尾の付け根までの大きさが小指ほどで、いい感じです。尾ビレも胸ヒレも腹ヒレも、みんな長くて、まるで吹き流しのようです。赤くて金色っぽくて色的にも良いです。人懐っこくて、他の子たちが、人間に尻を向けて寝ている時でも、しっかりアタマを人間側に向けて、いつも人間を観察しています。
で、そんな時にミカンの顔を正面から見るのですが…この子、金魚のくせに、垂れ目なんですよ(笑)。いやいや、目そのものは、つぶらな丸い瞳なのですが目玉の配置が、右左離れすぎている上に、やや下付きなんですね。で、印象的に“垂れ目”なんです。おまけにクチはアヒルクチ(笑)。いやあ、大笑いです。
そんな、垂れ目でアヒルクチの金魚が、じっとこっちを見つめていたら…そりゃあ、かわいいでしょう、そりゃあ、萌えるでしょう。
というわけで、ミカンはかわいいという話でした。しかし、ミカンはヤヨイの「お尻を舐めさせてよ~」の対象には、あまりなりません。ヤヨイは、専らミドリやシズカのお尻を狙います。ミカンのお尻は、あまり舐めません。金魚的には、ミカンはあまりかわいくなのかもしれませんね。
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コメント
ホント、可愛らしいと思います、私も(笑)
垂れ目ちゃんかー。眼に浮かぶわ、しかし、金魚だよね??(笑)微笑ましいなー。うん、金魚話が密かに好きですな☆
アデーレさん
はい、金魚です。つぶらな瞳でタレ目なんです。かわいいですよ、本当にかわいいですよ。