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あなたの“おふくろの味”って何ですか?[2016年1月第4週・通算2週]

体重:105.6kg[-0.8kg]
体脂肪率:30.0%[-0.5%]
BMI:33.3[-0.3]
体脂肪質量:31.7kg[-0.8kg]
腹囲:106.0cm[-1.0cm]
     [2016年当初との差] ※今回は特別。前回が年初なので(笑)。

 今週も体重を計測してみました。うむ、なかなかいい感じですね。目標は100Kgを切る事ですから、焦らずに頑張りたいと思います。

 さて、今回は“おふくろの味”について語りましょう。

 おふくろの味について…まずは言葉の定義を確認すると…ざっくり言っちゃえば「その人の母親の得意メニュー」であり「幼少時から食べ慣れた家庭料理」の事を言います。その料理は、しばしば懐かしい記憶とつながり、多くはその土地の郷土料理であります。そういう料理が“おふくろの味”であって、昨今耳にする“ソウル・フード”とか“国民食”のようなものかもしれません。

 ネットでググると、実はこの“おふくろの味”という言葉、そんなに古い言葉ではなく、料理人の土井勝氏(子どもの頃によくテレビで見ました)が流行らせた言葉なんだそうです。知りませんでした。

 まあ“おふくろの味”といって、一般的に想起されるのは、小料理屋さんなどで出されるお惣菜でしょう。家庭料理っぽい酒の肴…と言うと分かりやすいかも。肉じゃがとか、卵焼きとか、きんぴらごぼうとか…。最も最近では、カレーライスとか、ラーメンとか、ハンバーグとか、唐揚げとかが、おふくろの味と言い張る人もいるかもしれませんね。お袋の味も、時代によって変わるんでしょうね。

 で、私の“おふくろの味”ですが…『しらす飯』かな? 釜揚げしらすに少量の大根おろしと醤油をかけたものを、ご飯の上にのせたモノ。昨今『しらす丼』などと言って供される料理にかなり近いものです(しらす丼だと、具材に青じそが加わります)。たぶん、これが私の“おふくろの味”であり、ソウル・フードでしょう。

 「しらす飯が、おふくろの味だなんて、なかなかおしゃれですね!」

 別におしゃれでもなんでもないよ。これって、ただのビンボー飯だよ。給料日近くになって、家が金欠になると、母がよく作ったメニューなんだからね。

 だって、しらす飯なんて、材料としては、ご飯と、しらすと、大根の切れっ端と、醤油だもの。それだけでOKでしょ? ご飯と大根の切れっ端と醤油は家に常備しているわけだから、わざわざ用意するのは、しらすだけです。で、しらすなんて、他所はともかく、昔の湘南だと、魚屋に行けば、ビニール袋にたっぷり詰め込んで、タダみたいな値段で売ってました。だから、金欠になった我が家では、しらす飯は、頻繁に食べたものです。

 昨今は、しらすがおしゃれな食材みたいな扱いになって、値上げもしてしまったので、昔のようにむやみに安くはないけれど、それでもやっぱりスーパーなんかに行けば、格安な食材である事には変わりありません。釜揚げどころか、生しらすだって、季節になると、結構安い値段で売っているんですよ。

 だから、よそ者…じゃなく、観光客の皆さんが、湘南にやってきて、しらす丼をありがたがって食べているのも見ると「うへっ!」って思います。だって、私にとっては、しらす丼なんて、ビンボー飯の延長料理だし、タダみたいな原価なのに、なんであんなに高い値段で売っているんだろうって思うわけです。

 しらす丼がキンメの煮付けよりも高いなんて、ありえないよね。

 じゃあ、しらす丼は嫌いか?と尋ねられると、そうではなくて、やっぱりしらす飯は好きです。しらす飯を食べると、なんか懐かしくなります。

 今でも、たまにしらす飯を食べますが、やはりなんか、私にとって、特別な感じがする料理です。

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コメント

  1. 椎茸 より:

    栄養がありそうで、しらすご飯良いですね。
    わたしもお弁当に親がよくしらすを入れていたような気がします。
    ところで、生しらすは食べる機会がなく、いままで食べたことがないのです。
    どんなお味なんでしょう? のどごしで味わう系でしょうか?

  2. すとん より:

    椎茸さん

     ううむ、生しらすの味ですか? 基本的には、刺し身と同じ生魚の味ですよ。ただ、他のモノと違うのは、とろみがあるって事でしょうかね。もずくとか切り昆布のような感じのとろみがあります。

     浜で食べる生しらすは生きてますから、それこそピチピチしてます。海の味がついてますので、調味料の類はいりません。そのまま、いただきます。魚屋で売っているヤツはさすがに生きていませんから、おとなしいものです。こちらは、かるく生姜をすって、醤油を垂らしていただきます。アシがはやいんですね。

     生しらすは、生きていても、生きていなくても、どちらにしても、日持ちはしません。その日のうちに食べるのが吉ですね。だから、あまりヨソでは流通していないのかもしれません。そういう意味では珍しいな食材なのかもしれませんが、こちらでは普通に食べられますので、高級ってわけじゃないです。

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