ええと、タイトルには“フ○”と表記しましたが“フン”の話です。
金魚というサカナの特徴の一つに『長いフン』と言うのがあります。いわゆる“金魚のフン”ってヤツで、いつも金魚のそばにあって、堂々たる存在感を示す事で有名です。転じて「腰巾着」とか「コバンザメ」などの意味にも使われます(って、例示も例えだな:笑)。
まあ、今回は金魚のフンの話なんです。排泄物関係の話が苦手な人は、以下はパスしてくださいね。
さて、金魚のフンの色ですが、まあ大体、食べたものの色がダイレクトに反映されるようです。そこが我々哺乳類とは違います。面白いですね。
ウチの場合、金魚のエサは、赤虫+ミジンコ+イトミミズの混合飼料と、エビ系の色素の入った人工飼料を、その日の気分で選んであげているわけですが、どちらも赤い色の付いたエサなので、これらのエサだけを食べていると、金魚のフンは、赤茶~こげ茶色をしています。
以前、私が金魚にエサを与えていた時は、だいたいそんな色のフンばかりをしていました。
私の仕事が忙しくなって、定時にエサをあげられなくなった頃から、金魚のエサやりは妻の仕事になりました。妻は金魚たちにもダイエットを要求し、私と較べて、少なめのエサしかあげません。
少なめのエサで足りれば、それでいいし、足りなければ、ヌマエビでもタニシでもメダカでも食べればいいわけだから、金魚たちが困ることはないのです。で、時折、フンの色を見て、赤っぽければエサが足りていると判断し、白っぽければエビとかタニシとかを食べているんだなあと判断するわけです。
で、最近の金魚たちのフンの色ですが、これがほぼ“真緑色”なんですね。実に濃くて明るいきれいな緑色なんです。あんまり色が美しいので、これがフンだという事を忘れてしまうぐらいに見事な緑色のフンです。
何を食べれば、こんな色になるのかと言えば…そりゃあ水草です。マツモグサを大量に食べてこんな色になってしまったわけです。
金魚は雑食性の生き物ですが、基本は肉食です。動物性タンパク質大好きな生き物であって、動物性タンパク質が豊富にあれば、決して水草なんかには目もくれないはずなんですが…よほどマツモグサって美味しい水草なんだろうと思うし、特に今回入手したマツモグサは、いつになく金魚たちにバカ人気なので、本当に上物だったようです。いやあ、すごい人気です。
おかげさまで、シズカのお嫁入りの時に持参してきた今回のマツモグサが、ほぼ壊滅状態です。ああ、マツモグサは簡単には入手できないのでから、もう少し丁寧に食べて欲しかったな(涙)。
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