実は私、ただいま、絶賛、風邪っぴき中です。かなりしんどいです。特につらいのは、呼吸困難の症状です。どうにも、気管に痰が大量発生して、気道を塞ぎ、常時酸欠状態である事です。気道が狭くなって、呼吸するのがしんどいので、歌やフルートどころの話ではありません。
ま、病気の話はともかくとして、私が子どもの頃は、風邪をひくと「お風呂に入っちゃいけません」と大人たちに言われたものです。でもね、風邪をひくと、汗を大量にかくわけだし、それなのにお風呂に入っちゃいけないと言うのは…かなりつらいわけです。
で、私は考えました。考えた結果、「風邪をひいているので、積極的に入浴しよう!」と言う答えが出たので、バッチリ入浴しちゃいました。とりあえず、結果オーライです。
なぜ、私が子どもの頃は、大人たちは「風邪をひいたら入浴しちゃいけない」と言っていたのか?
その頃は内風呂が珍しくて、普通の人は銭湯に通っていた…そんな時代です。ご多分に漏れず、私も銭湯に通っていました。入浴するためだけに、2~3日おきに、わざわざ夕食後に銭湯へ外出していたわけです。銭湯での入浴は気持ちよかったけれど、せっかく銭湯でカラダを温めても、銭湯からの帰りの道で、カラダはすっかり冷えちゃうわけで、いわゆる“湯冷め”ってヤツから逃れることは出来ませんでした。
そりゃあ、湯冷めは風邪の原因だし、風邪をひいている時に湯冷めをしようものなら、風邪が悪化してしまうのは間違いないわけで「風邪をひいたら、お風呂はダメです」と言うのも当然の話です。
でも今は、自宅に浴室がある時代だし、入浴してカラダを温めたら、湯冷めをする前に暖かい部屋に移動して、服を着たり、就寝したりすればいいわけで、よっぽと間抜けな事をしない限り、湯冷めなんてすることはないので、湯冷めの心配は御無用ってわけです。
もちろん、風邪の程度にもよるでしょう。めまいや吐き気がするほど重篤な風邪なら、体力を消耗する入浴は避けるべきでしょう。しかし、私は微熱程度の風邪で、体力うんぬんのレベルでもないわけです。微熱が出ている程度なんだから、むしろ入浴をする事で、体温を一時的に上げれば、体内のウィルス退治の手伝いができるわけで、熱めの風呂に半身浴をして、ドーーーーーッと汗をかいてやりました。いやあ、風呂あがりのスポーツドリンクの旨いこと旨いこと。格別でした。
それになんと言っても、清潔一番です。入浴して清潔でいる事は大切な事です。
そんな事を考えて、風邪をひいているにも関わらずに、しっかりばっちりと入浴しました。
私が風邪ひきで入浴したからと言って、それを真似て、さらに風邪を悪化させても、その責任は私にはありませんから、あしからず。
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