iPad Air2。まず、全般的な印象としては、かなり速いです。ネットにしろ、何にしろ、サクサク行きます。少なくとも、iPhone5sや、core i7のウインドウズマシンの比ではありません。たぶん、今私が所有している電脳系マシンの中で、最速なのが、iPad Air2 かもしれません。
もっとも、いくら速いとは言え、基本的にシングルタスクマシンだし、マウスは使えないし、キーボードも(所有していないので)使えないので、メインマシンにはなりえませんが、もっと操作に慣れてくると、もしかしてもしかすると、メインマシンになってしまうかもしれないという可能性すら帯びるほどの、高性能マシンだったりします。
ま、拡張性がほぼないので、やっぱりメインマシンにはなりえないだろうなあ…って、今は思ってますが、これから電脳環境が進化してくると、それだって、どうなか分からないような気がします。でも、これだけのパワーを持っていると、普通のパソコンとの棲み分けについて、考えざる感じかな?
次。iPad Air2の指紋認証は便利ですが、右指だけじゃ足りません。iPhoneなら、右手の親指と人差し指を登録しておけば十分でしたが、iPad Air2の場合、左指の登録もしておくと良いと思います。
iPhoneなら、ボディをしっかり握ったまま、親指で認証させられます。しかしiPad Air2の場合、普段は左手で本体を持って、右手で操作しますが、これが色々な状況の中で右手で本体を持ってしまった場合、右手はiPad Air2を保持するだけで精一杯になり、右指での指紋認証は難しくなります。あるいは、寝っ転がったり、右腕で枕をして、左手だけでiPad Air2の操作をせざるをえなくなったら…とかね。
私、うっかり、右手でiPadを持ったまま、指紋認証をしようとして、左指をiPadに付けたら…ハネられました(笑)。そりゃあそうだよね。なので、iPadの場合、右指だけでなく、左指の指紋登録が必要です。それも、親指と人差し指の二本は必須でしょうね。
次に期待していた親指シフト入力ですが、まずはソフトキーボードにて親指入力を実現化する“N+Keyboard ”というアプリをインストールしてみました。
インストールそのものは簡単だし、設定もわかりやすかったです。ソフトウェアとしては、よく出来ているとは思うものの…このアプリは私には実用的とは言えなかったです。とにかく、扱いが難しいです。普段は、無意識に親指入力をしている私ですが、このソフトでは、全く入力できませんでした。
その理由ですが…親指シフト入力って、タッチタイプが常識な入力方法なんです。つまり、目は手元を見ていないのがデフォルト。では、キーの位置などの確認をどうしているかと言うと、私の場合、指先の触感と空間における位置把握なんですね。とりわけ、指先の触感と言うのは大切です。
今、この文章は、リアルなキーボードを使って親指シフト入力をしているのですが、この入力作業をしている私の行動を、自分自身で観察してみたところ、私の入力スタイルはソフトキーボード向きじゃないなあって思いました。と言うのも、私、キーを打っていない時(つまり、待機時)って、指をキーの上に置いているんだよね。つまり、常に指先で指がホームポジションにある事を触感で確認してタイピングをしているわけだ。しかしソフトキーボードだと、指をキーの上に置いて待機…なんてできるわけないよね。指をキーの上に置いたら、即入力されちゃうもん。
いやあ、こりゃ、私には無理だわ。このアプリ、2000円もしたけれど、使えません。まあ、今から、徹底的に特訓をして、このアプリでも入力できるようにすればいいのかもしれないけれど、今更老体に鞭打つのは…きびしいかなあ? いい授業料でした。
まあ、これでiPadで親指ができなくなったわけじゃありません。つまり、私には、ソフトキーボードを使用して親指シフト入力するのが難しいだけで、外部接続のリアルキーボードを使って親指シフト入力をする可能性は残されているわけですから。
というわけで、近いうちに、Bluetooth接続の外部キーボードと“N+Note for NICOLA”というソフトを使って、親指シフト入力に挑戦しようと思ってます。
さらに次の話題に行きます。iPhoneで使っていたアプリの大半は、iPad Air2では、問題なく使用できています。ま、一部のアプリは挙動不審な動きをしたり、全く動かなかったりはしますが、ま、そういうアプリはサクっと削除して、同種の別アプリと交換するなり、同種のウェブサービスに乗り換えれば問題無しです。
アプリには、ユニバーサルという規格と、iPhoneという規格の2つの規格があるようです。ユニバーサルの方は、画面の大きさに追随してレイアウトへ変更して表示します。つまり、同じソフトでも、iPhoneとiPadでは、画面表示がそれぞれのハードウェアに応じて最適化されたもので表示されるというタイプです。つまり、iPhoneとiPadではソフトの見かけが変わってくるって事だね。一方、iPhoneの規格のアプリをiPadで開くと…単純にiPhoneでの画面が拡大されて表示されます。まあ、これはこれできちんと動作してくれれば、問題ないです。
しかし、iPhoneアプリがそのまま使えるというのは、大きなアドヴァンテージだなって思いました。私の場合、国語・古語・漢和・英語・イタリア語・ドイツ語の辞書がiPhoneに入ってますが、これがそのままiPadでも使えるのは、本当にありがたい。これらの辞書をまた買い直すとしたら、それなりの金額になってしまうじゃありませんか? お財布をなるべく痛めたくない私なのでした。
iPhoneとiPadの決定的な違いは、やはり画面の大きさなんだと思います。そして、画面の大きさが違うと言うだけで、そのマシンの性格って大きく変わると思いました。
例えば、ウェブ・ブラウジングです。iPhoneの画面は小さいです。まあ、ガラケーよりは広いとはいうものの、かなり狭くて小さいです。いわゆるパソコン表示のままで、ウェブを見るのは厳しいです。部分的にかなり拡大させながら見ないと厳しいです。なので、どうしても“スマートフォン表示”って奴を利用したくなります。でも、スマートフォン表示だと、パソコン表示と比べて、あれこれ情報が落ちるんだよねえ…。
iPadは画面が大きいので、パソコン表示のままでも十分いけます。これはかなりうれしいですよ。ただ、ウェブサイトによっては、強制的にスマートフォン表示されてしまうものもあるので、これはなんとかどーにかしないといけないなあって思ってます。
また、画面が大きいので、電子書籍を読むのも楽です。特に、マンガはね。iPhoneでは、電子書籍版のマンガを読むなら、かなり拡大して、部分部分で読まないといけませんでしたが、iPadなら、縦置きで1ページずつが、横置きにすれば見開きページがそのまま全体表示で読めます。紙のマンガ本を読んでいるような感覚になります。これは便利便利。
iPadはWi-Fiも速いので、ほんと、電子書籍向きな端末だなって思いました。ちなみに、私は、Kindleと青空文庫で電子書籍を読んでおります。
ゲームはあまりやりませんが、指で直接画面がタッチできますから、マウスでパソコンゲームをしたり、コントローラーでゲームを遊ぶよりも、直裁的で分かりやすいかもしれません。
とりあえず、今は室内での使用に限ってます。戸外での使用とか、リアル外部キイボードを用いての親指シフト入力とか、その他のことは、また追々試してみたら、その報告をアップしたいと思ってます。
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