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フルーティストは、心肺が強い

 フルートのレッスンに行ってきました。

 ゴールデンウィーク後、始めてのレッスンだったので、さぞかしたっぷり練習をしてきたでしょうと思われるかもしれませんが、全然そんな事はありません。なにしろ、平日は忙しいですが、休日は休日で忙しいからです。

 …実は、ここだけの話だけれど、さすがにヤバイと思って、レッスンの前日は練習しました(汗)…が、やはり付焼刃じゃ通用しません。

 宿題に出されていた、アルテの15課の10章のCes-durの2番「アルペジオ基本練習」をやってみましたが…指が違うと叱られました。Ces-durの高音のド(Ces)の時、左手薬指ではなく中指を使うのですが、これをうっかり薬指で練習してしまったので、ダメダメでした。それに、注意されても、その場で直せないから、そこもダメだね。とにかく、運指を直してらっしゃいという事でした。

 3番のトリルは合格。4番の「Ces-durのスケールとアルペジオ」は勘弁してもらいました。だって、練習してないんだもの。

 で、ガリボルディのプチ・エチュードは3番です。1月の中旬あたりからずっと3番です。もう四ヶ月も3番やってます、長いなあ~。

 今回もたくさん注意を受けましたが、大きなものは二つ。一つは「六拍子のリズムが感じられない(感じられるように吹きなさい)」と「装飾音符まわりの吹き方」です。

 最初の、六拍子が感じられないとは、強拍と弱拍の区別がなくて、ただ“ベタ~”と吹いているだけでつまらないって事です。しっかり、音楽が脈打つように演奏しないとね。

 装飾音符まわりの吹き方とは、私、装飾音符があると、装飾音符のリズム的に釣られると言うか、例えば、全部四分音符で“ミレド”というフレーズがあったとします。で、このフレーズのミにファが装飾音符で付いたとします。正しい吹き方は、ファはごく短小に吹き、ミは(本来の長さ-装飾音符ファ)の分であり、レとドは普通に吹くわけです。つまり感覚的には「ファは極短小に、ミは普通からやや短め、レとドは普通から少々長め」…という感じで正しいわけですが、私の場合、ファを極短小に吹いたら、そのままミも同じ程度に極短小に吹き、それに釣られてレとドも短めに吹いてしまい、全体的に前のめりに吹いてしまいます。

 これが正しいはずはないね。なので、注意を受けます。自分では正しいつもりで吹いていても、ついつい釣られて、ミを短く吹いてしまいます。なので、今回は、そこのところを徹底的に注意されました。

 後はいつもの「中音のレとミbは左人指し指を上げる」を何度も何度も注意を受けました。

 しばらくフルートの練習のできない時期があったわけですから、今はまだまだリハビリみたいなモノなんです。

 さて、今回の雑談は…先生の健脚自慢でした。とにかく、先生は山登りが趣味なので、足腰が強い強い。数々の武勇伝を聞かせていただきました。でも、最近は年を取って、足腰が弱くなったなあと感じる事があるんだそうです。

 とにかく、筋肉が弱くなった…と感じているんだそうです。でも、心臓は相変わらず強いし、呼吸機能も十分なんだそうです。だから、いくら歩いても、カラダは全然平気なのに、足がふらつくようになったんだそうです。「これが老化ってモンなんだろうね」と嘆いていましたが、そんなふらつく足だって、先生がふらつく状況って、私程度の一般人では、とてもとても、ふらつくどこか、歩けないほどの長距離や急登坂の話ですから。もう、レベルが違いすぎるので、本人の嘆きに全然同情できない私でした。

 「そんだけ、スタスタ歩けるのに、何を嘆いているんだろ?」って感じですよ。まったく(笑)。

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