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リング式と月謝とiPhoneと[2014年3月の落ち穂拾い]

 春ですね。今年は仕事が忙しく、昨年の四月には「たまにはブログをお休みする事があるかもしれません」と予告していましたが、何だかんだ言って、この1年間休まずにブログ記事を掲載する事ができました。これも皆さんに支えられての事です。感謝です。

 まあ、記事の休載は免れましたが、忙しさにかまけて、たまに吟味の足りない記事を掲載してしまった事は、ちょっぴり反省しています。そのおかげか、昨年まではずっと第1位だったブログ村の順位も、今年は1位を取れない事の方が多くなりました。やっぱり、吟味の足りない、作者自身が満足していない記事の掲載が続くと、順位って下がるものだなあと思いました。

 なるべく、きちんと内容を吟味し精査した記事だけをアップしていきたいと思っているものの、なかなかそういうわけにもいかないのが現実って奴ですが、だからと言って、諦めているわけでもなければ、投げ出しているわけでもありません。

 これからも、忙しさと戦いながら、なんとかブログを継続していきたいと願っていますので、これからも応援のほどをお願いいたします。

私がリング式で苦労していないわけ

 やはり大切なのは、手のフォームなのかな?

 私はアルテ4課から5課に進む時に、カバードからリングに変えました。まだフルートを始めて三ヶ月程度という時期にフルートを持ち変えたという事もあるでしょうが、実はカバードを使っていた時から、手のフォームについては、結構きびしく指導されていました。指が必ずキーの真ん中を押えていないと、即注意! カバードなんだから、別にキーのどこを押えても問題ないはずですが、先生はそれを許してくれませんでしたね。

 「キーの真ん中にマニキュアを塗って、いつも真ん中を押えているんだという感覚を身につける事が大切です」って言われてました(でも、マニキュアは実際には塗らなかったです)。

 カバードの時代から、きちんとキーの真ん中を押える様に仕込まれていたおかげでしょうか、リングに変えても、何の問題もなかったです。無論、詰め物は最初から無しです。

 先生がおっしゃるには、フルートを練習して腕を上げてくれば、必ず楽器を買い換える日がやってくるわけで、その時にほとんどの人がリング式を選ぶけれど、それまでにきちんとフォームができていないと、リング式に変わった時に苦労するから、最初の最初からきちんとしたフォームを身につけておくことが大切です…って言われていました。おかげさまで、私はリングで苦労していない…ってわけです。

謝礼の支払い方法

 謝礼のお支払い方法は、先生によりけりだと思います。

 一番最初に習った声楽のT先生は、ご自宅で開かれている個人教室でしたが、謝礼は月謝制でした。お休みしても、別に補講とか無かったです。キング先生も月謝制でしたが、これはカルチャースクールだったので、当然の話ですね。もちろん、お休みしても補講はありませんでしたが、私、休まなかったので、別に関係なかったです。

 今のY先生は、その度毎にお支払いをするシステムになってます。なるべくドタキャンはしないように、予定の変更があったら、早めにご連絡をするように心掛けています。もしも流感などでドタキャンせざるをえなくなったら、その次のレッスンの時に、お休みしてしまったレッスン代をお支払いするつもりです。というのも、こちら側の都合でドタキャンした場合、先生の側に責任はないどころか、わざわざ時間を空けて待っていたわけですから、その空けた時間分の謝礼はお支払いするべきだろうと思うからです。実際、妻がアキレス腱を切ったその直後のレッスンでは、妻のレッスンはありませんでした(ってか、できませんでした)が、きちんと妻の分のレッスン代もお支払いした上で、これからしばらく妻はレッスンを休み、私一人だけのレッスンになりますと話をして、今後のレッスン時間と費用の相談をしました。

 今のフルートのH先生は、キング先生と同じカルチャースクールなので、システムは全く同じです。違うのは、レッスンを仕事で休まざるをえない事が多いのですが、それに対する補講も何もない事です。ここのところ、ずっとレッスンに通えていませんが、それでもきちんきちんと月謝はお支払いしています。

 以前習っていた笛先生は、基本は月謝制でしたが、よく追加のレッスンなどを入れていただきました。そういう追加の時は、その度毎にお支払いをしていました。ヴァイオリンのヒイロ先生は、その度毎でしたね。

 昔々習っていた社交ダンスのT先生は、チケット制でした。三カ月間有効の10枚つづりのチケットを購入してレッスンを受けるのですが、レッスン一回に付き、チケットを一人2枚ずつお渡しするやり方でした。私のレッスンでは、妻同伴だったので、妻の分もチケットを渡していました(別に妻が習っていたわけじゃないのですが…)。で、購入してから三ヶ月以上経つと、それまでのチケットが無効になるわけで…私、無効になったチケットを何枚か持ってますよ(汗)。

 習い事の謝礼の支払い方には色々とあると思いますが、チケット制は、なんか納得できないですね。

iPhoneを買い換えました

 遅ればせながら、やっとiPhoneを買い換えました。4から5sです。さすがに、4sや5を飛ばしただけあって、なかなか大きな変化を感じられます。例えば『電池の持ちがとても良い』とか『通信速度がメッチャ速い』とか『画面が細長くなって、結構便利』とか『指紋認証って、すごく便利』とかね。

 電池は容量が増えたのでしょうね。長い時間使用できるようになったのはいいけれど、充電にも時間がかかるようになりました。

 通信速度の件は、3GからLTE(表記上は4Gですが)になった事も大きいけれど、iPhone自身のCPUも高速化されているのも大きいだろうなあって思ってます。とにかく、ネットの動きが実にサクサクして快適快適ですよ。

 画面が細長くなって、表示できるアイコンが一列増えました。これはちょっぴりうれしいです。でも、横幅が以前と同じなので、結局表示できる画面の大きさ(横幅)はまったく一緒です。iPhoneの横幅は、片手で持って操作するには、ちょうど良い大きさなのは認めるけれど、老眼には画面が小さすぎるのが欠点だな。もう少し横に大きいとうれしいのです。もちろん、そうなると片手で操作はできなくなって、片手でiPhoneを持ち、空いた手で操作するという、アンドロイド携帯のようになってしまい、操作性が犠牲になるけれど、でも画面が小さいのは厳しいなあ。やっぱりiPadを買ってしまおうか…と、早くも悩んでいる私でした。

今月のお気に入り

 色々考えたけれど、やっぱり“iPhone5s”かな? 噂ではまもなく“6”が出るという事だし“6”になると、横幅が広くなるという噂もあるけれど、まだ世に出ていないモノについて、つべこべ言っても始まらないし、実際、“4”から乗り換えて、その快適さにビックリしている私です。

 もっとも、横幅の広い“6”が出たら、ちょっぴりガッカリしてしまうかもしれません。だって、携帯って、一度買うと、2年縛りがあるから“6”は絶対に買えない私です。まあ、その時はしばらく我慢して“6s”か“7”を買うことにしましょう。

今月の金魚

 今月は、みんな元気にしていました。

 
 
今月のひとこと

 気がつくと、眠っている…それが私の人生なのかもしれない。「ああ、眠い、眠い、眠ってしまいそうだ…」と睡魔と戦った経験が全くないのよ、私は。さっきまで元気だったのに、次の瞬間に目覚めるという事はよくあります。私には、寝入った瞬間の経験ってないのですが、目覚めた瞬間の経験なら、数えきれないほどあります。いや、目覚めを感じるからこそ、それまで寝ていたのだなって判断するわけなんだけれど…人はどうやって眠りに入るのだろうか…私には永遠の謎です。(2014年2月27日~3月3日)

 三月になりました。雨が降りました。ようやく、降り積もった雪が溶けました。やっぱり、湘南に雪は似合わない…そう思いました。うんうん、雨ならいいんだ、雨なら…ね。(2014年3月3~9日)

 積雪で悩んだ二月も終わり、ふと気づけば花粉飛び交う三月となりました。それに伴い、衣装も冬物から春物へと徐々にシフトしている最中です。毛糸の帽子を被るのを止めました。靴もブーツをやめて、普通のものに替えました。マフラーはもうしません。手袋をしたりしなかったりって感じかな? 寒いのはつらいからね、暖かくなるのは歓迎です。(2014年3月9~11日)

 ああ忙しい(涙)。トイレに行く暇もないくらいに大人気な私です。人はこうして膀胱炎とやらになっていくんだろうなあ…。あんまり忙しすぎて、花粉症になっている暇もないよ、参ったね。(2014年3月11~16日)

 春ですね、花粉症の時期ですね。今年の私は、花粉症の症状が軽くて、うれしいです。一応、薬は飲んでいますが、マスクがいらない程度の症状です。このまま、シーズンを乗り越えられるとうれしいなあって思ってますが、はてさて、それはどうでしょうね?(2014年3月16~25日)

 マスクのいらない春の日なんて、ほんと、何十年ぶりかしら。こんなにも、春って輝く季節だったんだね(うるうる)。(2014年3月25~29日)

 お花見に行ってきましたー! いやあ、マスク無しだと、花見も楽しいですよ。ソメイヨシノは、まだ満開にはもう少し先って感じでしたが、ヨシノザクラはどこも満開でしたよぉ。千鳥ヶ淵でボートに乗ってのお花見は、なかなかにグッドでしたよ。(2014年3月29~30日)

 今月は以上です。よろしくお願いします。

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コメント

  1. おきらく より:

    初めてのフルートはヤマハのオフセット&カバードキーでした。
    けれど、個人的な好みで「いつかはインライン&リングキー、できたら、H管!」と夢見ていました。
    今は、晴れて夢がかなっていますが、カバードキーからリングキーへの変更に加えて、
    オフセットからインラインへの変更は大変でした。
    最初の頃は、不安でずっと詰め物をしていました。
    詰め物がとれたのは、かなり時間が経ってからでした。
    最初の最初からきちんとしたフォームを身につけておけば、もう少しスムーズだったのかなと思っています。

  2. tetsu より:

    こんばんは。

    > やはり大切なのは、手のフォームなのかな?

    手とか指、というとやっぱりジュリアス・ベーカーです。指だけでなく他にもスゴイところがたくさんありすぎるくらいですが。
    http://www.youtube.com/watch?v=aej-T8g6wrA
    http://www.youtube.com/watch?v=bWK5QAFkyMk

    右手だけみてるとリングもカバーも関係なさそうです。
    こちらは一番最初と次がカバー、その次リング、で当時は右手の中指と薬指の間をつり革につかまったときなどで少しずつ広げるようにしました。その後、カバーを使ったこともあります。リングとカバーのどちらの選択、より元プロオケ吹きが使っていたとかで、楽器そのものもとてもよかったです。今は手元にありませんが、手放したときもすぐに売れてしまいました。

  3. すとん より:

    おきらくさん

     実は私、最近は、インライン&リング式と、オフセット&カバード式のフルートを吹いてます。この2種類を同時に吹いていると、指のフォームが混同してしまうという話もありますが、私は平気です。もしかすると、私は元々、指のフォームには無頓着な人だったのかもしれません(笑)。

     でも、カバードからリングへの移行が、普通の方々並に遅かったら、もしかすると苦労をしていたかもしれません。そういう意味では、笛先生に感謝しないといけない私なんでしょうね。

  4. すとん より:

    tetsuさん

     リンク先の曲を聞きました。うむ、実に不思議な曲だ。

     ジュリアス・ベーカーと言うと、ヤマハからジュリアス・ベーカーモデルという、それはキレイなフルートが発売されている事くらいしか知らない私です。

     ジュリアス・ベーカーさんは、プロのフルーティストさんなのに、総銀フルートを愛されたとか。なんか、そんな話を聞くと、そんなつまらない事で親しみを感じる私でした。
     結局楽器は、カバード式かリング式かよりも、良い楽器かどうかの方が大切な事と言うのは、そうなんだろうなあ…と思います。

  5. tetsu より:

    > リンク先の曲を聞きました。うむ、実に不思議な曲だ。

    失礼しました。ジュリアス・ベーカーの動画を探していたらこれくらいしかなかったyoutubeです。彼のCDでは他にもたくさんあるのですが。
    ヴィラ・ロボスのジェット・ホイッスルは一部特殊奏法はありますが、その後流行ったピアソラの前身みたいな曲かと。ブラジルとアルゼンチンは違う国、というのは確かですが。

    http://blog.goo.ne.jp/tronjack/e/665e70f266f52bec3049443b9ad9273a

    > ジュリアス・ベーカーモデル

    これは試したかどうか。見た目ではリッププレートがストンと落ちていたような記憶があります。

    > ジュリアス・ベーカーさんは、プロのフルーティストさんなのに、総銀フルートを愛されたとか。

    ニコレに対してもそんなイメージを持っていましたが、来日時9Kを吹いたという噂もあって真偽不明ですがビックリでした。
    最後(その後来日していない?)に聴いたリサイタルでは楽器は銀で、特に武満のエアはとても豊かで柔らかな響きでした。

    日本のプロの方でも銀に拘り続けている、という方は数多くいらっしゃいます。

  6. すとん より:

    tetsuさん

     ゴールドフルートは、ランパルが鏑矢だそうですが、やはり何と言っても、それを普及させたのはゴールウェイの功績なんだそうです。となると、ベーカー氏もニコレ氏もゴールウェイよりも前の世代の演奏家ですから、プロの間でも、まだゴールドが珍しかった時代の方々なのかもしれません。となると(そうなって欲しくないのですが)、総銀フルートを使っていたのも、たまたまで、ゴールドが普及していれば、さっさとゴールドに乗り換えてしまったのかもしれません(うーん、そんな事を考えたくないぞー)。

    >日本のプロの方でも銀に拘り続けている、という方は数多くいらっしゃいます。

     少なくとも、アルタスユーザーのプロの方は、皆さん、銀にこだわりがあるようです。

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