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オッサン臭いオッサンにはなりたくない[2013年4月第4週・通算15週]

体重:106.5kg[-0.4kg:-5.7kg]
体脂肪率:29.9%[-0.2%:-1.1%]
BMI:33.6[-0.1:-1.8]
体脂肪質量:31.8kg[-0.4kg:-3.0kg]
腹囲:102.3cm[-1.0cm:-5.7cm]
     [先週との差:2013年当初との差]

 『オッサン臭いオッサンにはなりたくない』と私は思ってます。だからと言って、いつまでも若くみられたいとか、老いを拒否するとか、そういうつもりはありません。丁寧に書けば『(オッサンの悪い特徴を持った)オッサン臭いオッサンにはなりたくない』という事です。

 では『オッサンの悪い特徴』ってなんでしょうか? 私が考える『オッサンの悪い特徴』とは以下のようなものです。
 
 
常に上から目線で威張っている  なんか、オッサンって威張っている人多いし、上から目線の人、多いです。まあ、会社などで、それなりの地位になっている事も多いですし、そうでなくても年長者ですから、若い人や女性からは、持ち上げられる事も多いでしょうが、だからと言って、自分から他人を見下す必要はないと思います。

 長く生きているんですから、若い人ができない事ができても、それは当たり前のことだし、若い人が知らない事を知っていても、自慢にもならない…と私は思いますが、そうは思わないのが、普通のオッサンです。

 一応男性なんですから、女性よりも力仕事が得意なのも当たり前です。また、現代日本において、経済力があることだって、年配男性なら当たり前の事ですから、これも威張るような事ではないと思います。
 
 
すぐに説教をする  オッサンって説教好きですね。若い人や女性を捕まえては、すぐにアレコレと教えたがるわけです。

 私は仕事としてセンセをやっていますので、説教とか教授とか言うのは、仕事内容でもあるわけなんですが、これは自分の学生に対して行なっても、年若の同僚はもちろん、縁もゆかりもない他人に対して、行なうべきではないと思ってます。年若の同僚に対して、説教や教授をする時は、そのような場をわざわざ設けない限り、しないように心がけています。

 なので、私がするのは、せいぜい助言までです。それも、尋ねられた時に、最小限だけ。

 なんか、薄情な気もしますが、人って、自分で体験しないと学ばないモノだと思っているからです。先輩に説教をされて、それで学べる人なんて、極々少数で、多くの若者は「このオヤジ、うぜえ」としか思わないものです。それならば、説教しているオッサンも、説教されている若者も、不幸でしょ? そんな、互いに不幸になるために説教するなんて、ナンセンスもいいところ。だから、私は若者を説教するオッサンにはなりたくありません。
 
 
下ネタやダジャレが多い  ユーモアは他人を楽しませてナンボです。下ネタやダジャレは、言っている本人は楽しいのかもしれませんが、それを聞かされる周囲の人間には不快でしかありません。そんな他人を不幸にするような事をするなんて、年長者らしい行動とは言えません。まして、下ネタは人間性を疑われるでしょ? ダジャレは知的レベルを疑われるでしょ? そんなふうに自分の値打ちを下げるような事は、私、したくないんです。

 場をなごませるのが目的なら、仕事の苦労のねぎらうとか、ちょっとした心遣いに感謝するとかがいいし、あるいは、持ち物や衣装をほめてあげるでも、十分だと思いますよ。 
 
 
とりあえず他人を否定する  オッサンって、すぐにダメを出すし、ケチをつけます。たぶん、他人を否定する事で、自分の方が格上なんだぞと示したいだけなんじゃないかなって思います。

 と言うのも、よく検討もしないうちにダメを出すオッサン、いますよね。本当は自分が理解できないだけなのに、自分が理解できないからダメって言っちゃうんですよ、オッサンって。本当は勉強しないといけないのに、勉強するのが面倒だからダメって言っちゃうんですよ、オッサンって。

 他人を否定して、ダメを出して、ストップかけるのは、簡単な事です。でも、それじゃあ、若い人たちがノビノビと動けないでしょ? 私は、ダメと言う前に、とりあえずやらせてあげたいと思ってます。失敗するかもしれないけれど、もしも失敗したら、その時は、年長者の知恵って奴でリカバーしてあげればいいだけの話で、やらさせる前にダメを出して、否定しておさめるなんて、若い者を腐らせるだけだし、それではいいチームが作れないと思ってます。

 でも、そういうやり方をしていると、時折「あいつは若い者にすぐに丸投げする」とか批判する人もいるけれど、いつでも責任を負う覚悟があるから、任せるんだよね。そこのところは、分かってほしいなあって思います。
 
 
昔話をする  オッサンには、未来はあっても将来はありません。将来がないから、どうしても、昔を回顧しがちです。実はこれ、ついつい私がやってしまうオッサン的な行動の一つです。一応これでも自覚はあるんです(涙)。

 昔話って、本当は嫌われるんですよね。「あの人、古い」とか「いつまでも昭和の感覚なんだよね」とか「今は昔とは違う」とか、よく言われます。それって嫌われる原因の一つと分かっていても、ついつい昔話をしてしまうんです、私。

 ほんと、これだけは、いくら気をつけていても、やっちゃうんですよ。「あっ!」と気付いた時には、遅いんですよ。

 なので「昔は…だった」とか、そういう話って、このブログでも、多いでしょ? そうなんです、私って、昔話が止められないオッサンなんです。ああ、勘弁してください。

 とほほ…。エラそうな事を言っても、やっぱり私は“オッサン臭いオッサン”なんだなあ…。ああ、残念。

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コメント

  1. すずめおばさん より:

    昔話は、過去のいろんな社会情勢や出来事を知ることができて、とても興味深いと思いますよ(^0^)
    私も若い子らに昔のことを話したりしますが、思いがけないところで「それなんですか?」と訊かれるんです。
    その都度、ああ、今の若い人はこれを知らないかぁ!と、意外な発見。

    あと、説教くさい方には私もうんざりしてまして・・・。
    自分の考えを紹介する程度で抑えておくのが大人・・ということさえも学ばずに年をとったのか・・と呆れてます。

  2. すとん より:

    すずめおばさん

     何事も程度の問題なんだろうと思いますが、オッサンという種族は、その程度をわきまえないから問題なんですよ。

     昔話もほどほどなら、生きた教材だし、説教だって、ほどほどなら、有り難いものです。でも、オッサンって、その辺の空気が読めないので、ついついやりすぎちゃうんですよ。やりすぎてしまうくらいなら、始めからやらない方がマシなくらいです。

     おそらくオッサンが抱える一番大きな問題って、対人スキルが低い事なんだと思います。対人スキルが低いから、相手に不快感を与えてしまうんだと思います。

     でもね、オッサンになってから、人とのつきあい方を学ぶなんて、そりゃあチョウチョにハッパの食べ方を教えるようなもので、やはり人生における基本的なスキルは若い時に身に付けないと、一生身に付かないものなんだと思います。

     ああああ~。

  3. 椎茸 より:

    うわ~~~
    全部「あるある!」と言いたくなるものですね!
    自分がされたら嫌だろうなあ…と思うことはしない、それさえできればいいんですけどね。
    自分も、だんだん新人さんとの年齢やキャリアの差が出てきていますので、
    オヤジ化しないように気をつけようと思いました。

  4. すとん より:

    椎茸さん

    >自分がされたら嫌だろうなあ…と思うことはしない、それさえできればいいんですけどね。

     ですね、それは最低限の事であって、出来れば『自分がしてほしい事をして差し上げたい』と思ってます。なかなか難しいですけれどね。

     実際は、よかれと思ってした事が裏目になったり、ひがまれたり、ねたまれたり…なんて事もあります。人間は色々、良い関係を継続していく事も難しいです。

  5. カスミ草 より:

    おばさんも、凄いですよ。
    その内容は、おじさんと少々違いますが、基本的に一緒ですね。
    老猫としましては、経験等は有るのですが黙っているので、秘密主義者とか色々言われてます。
    もちろん若い人に頼られれば、全力で頑張ります。
    おかげで、孤独主義者・存在感無し・暗いとか言われていますが、まあまあの人間関係を築いています。
    何処かの草葉の影で生き続けていますが、フルートだけは、フルートだけは、ブイブイ言わせて積極的に、行動しています。(フルートのことは、秘密ですけどね。)
    この内容を忘れないように、気を付けて、頑張って生きて生きますね。
    考える切っ掛けを与えていただき、感謝です。

  6. すとん より:

    カスミ草さん

     おばさんも…ですか。まあ、でしょうね。

     私はフルートとか歌の事は、職場では秘密にしていませんが、誰も尋ねてこないので、誰も知りません(笑)。秘密主義ではなく、他人に興味を持たれていないだけなんですが、考えてみれば、くたびれたオッサンに興味津々な人がいたら、そっちの方が怖いですね。

     『秘すれば花』と勝手に考えてます。

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