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ふりむけば松脂

 ヴァイオリン独学練習報告です。

 ヴァイオリンを弾いていて、なんか、音が出しづらいとか、音色が変とか、弓が滑るとか、そういうトラブルが、私の場合よく起こります。たいてい、原因が分からずに、悩んでしまいます。フォームが悪いのかな? 右腕の動かし方が悪いのかな? やっぱり安い楽器の限界って奴なのかな?

 独学だし、弦のお友達もいないので、相談相手もいなくて、一人でモンモンとするわけです。

 で、解決できなくて「まあー、しょうがないか。現実に目をつぶって、とりあえず前に進もう!」とか思うわけです。で、「そう言えば、しばらく、弓に松脂を塗っていなかったなあ。久しぶりにたっぷり塗るか」ってんで、ヌリヌリすると、ヴァイオリンの音が出しやすくなるし、音もヴァイオリンっぽくなるし、弓もとっても動かしやすくなります。

 原因はよく分からないけれど、松脂を塗ると、たいていの悩みが解決します。松脂って偉大だな。
 
 
 さて、今回、篠崎教本はどこまで進んだのかと言うと…。

106番「毎日の練習」 OKです。スラーって、そんなに難しくはないものの、なんか頭の切り換えがうまくいかなくて、ワヤクチャになってしまいます。これってヴァイオリンの演奏時間の絶対値が足りないために起こるんだよなあ…と思います。もっと、ヴァイオリンの練習がしたいなあ…。でも、そんな時間があったら、もっと歌の練習もしたいし、フルートの練習もしたいし…。睡眠時間はこれ以上削れないから、一日があと2~3時間増えるといいのに。

107番「スタカート練習A」  OKです。弓の圧力をかけるというのが、実は難しかったです。普段は、弓に圧力がかかりすぎてしまうので「軽く軽く」とか「脱力!」なんて思いながら弾いているので、その逆なので、楽ですわ。問題は、普段と違う事をやろうとすると、やっぱり弓が暴れてしまうので、そこのコントロールだけですね。

108番「スタカート練習B」 OKです。いやあ、弓が暴れる暴れる。問題は、弓の真ん中付近でヴァイオリンを弾くわけだけれど、スタッカートかけるたびに、弦が弓(の棒の部分)にぶつかる事。弓のテンションが低いんだろうなあ…。少し弓のテンションを高めにする事にしました。

109番「スタカート練習C」 OKです。無問題です。日課練習で、1弦のドは練習しているので、なんて事はないです。

110番「子供マーチ」 OKです。これも特に問題なし。

111番「アマリリス」 OKです。この曲は時間がかかりました。移弦の時にバタバタしてしまうことと、スタッカートの部分で苦労しました。で、ある程度、自分で頑張ってから、お手本CDを聞いてみたら…私はどうやら、難しく考えていたみたいです。もっと、あっさりやればよかったのね。

 今回はこんな感じです。ちょっとずつですが、前進しているので、うれしいです。

コメント

  1. 音羽 響 より:

    ヴァイオリンの弾き方ってピアノと似てるみたいだなぁと読んでて思いました。まぁピアノの場合は指が直に鍵盤に触れますけど弦楽器は弓というクッションがありますから違うとは思いますが、感覚的にはピアノかなと理解しました(笑)
    余談ですがこの間妹がヴィオラを持って帰って来た際に少し教えてもらったのですが、弓は毛と棒の部分との一番近い部分の間がおよそ1cmくらいになるように張るのが良いらしいです

  2. すとん より:

    音羽響さん

     私はピアノはほとんど弾けないので、実感としては分からないのですが、確かにヴァイオリンもピアノも指や腕の動きが音に変換されるという部分や感覚が似ているのかもしれません。繊細な音を奏でるには、繊細な動きが必要だし、ガサツな動きしかできないと、騒々しい音しかたてられません。

    >弓は毛と棒の部分との一番近い部分の間がおよそ1cmくらいになるように張るのが良いらしいです

     …ですね。でも、それが結構感覚的に難しいんです。だいたい1cmでも、ゆるめの1cmときつめの1cmがあって、ゆるすぎてもダメだし、キツすぎてもダメだしって微妙な感じなんです。こればかりは自分の感覚で決めていかないといけないので、やはり絶対的な練習量の中で見つけていくものなのだろうなあって思ってます。そういう意味でも、私は練習が全然足りていないのだと思います。

     歌をやってフルートやって、その上でヴァイオリンをやっているわけで、やっぱり欲張りすぎなのかな…って思ってます(が、まだヴァイオリンは辞めませんよ)。

  3. すとん より:

    グレッチェンさん

     メール代わりにアップされた私信の方は、一応削除いたしました。

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