1時間ほどバスに揺られてたどり着いたのが、最初の目的地は、海東龍宮寺です。お寺ですが、日本の寺のように地味でひっそりした渋めの感じは全く無く、派手でバリピな雰囲気のするお寺です。海のほとりで観音様(海の安全)や布袋様(金運)を祀っているようです。我々が知っている仏教とは、だいぶ違うような気がしました。
とにかく、1人につき1つだけ願いが必ず叶うから、絶対にお願いしてこいと、ガイドさんに散々言われました…が、別に神頼みすることも無いので、私は簡単にスルーです。私は、現世利益なんて神頼みしたいとは思っていません。「人事を尽くして天命を待つ」というのが私のスタイルなんです。それにしても、あれこれ日本のお寺とは、全然イメージが違います。
そう言えば、バスの中でガイドさんからクイズを出されました。「韓国の宗教って何ですか?」 日本の隣国なんだから、やっぱり仏教じゃないか?って思いがちですが、実は違うそうです。韓国で宗教と言えば、キリスト教、それもプロテスタント、なんだそうです。韓国人に宗教を問えば、一番多いのが“無宗教”だそうですが(この点は今時ですね)その次に多いのがプロテスタントで、その数は人口の約2割の1千万人いるんだそうです。私は知っていましたが、多くの人にとっては意外に思われるでしょうね。
バスに戻る途中、駐車場近くのコンビニに寄りました。日本とはだいぶ印象が違います。お菓子と飲料と雑貨がそれなりにありました。日本だと売れ筋の雑誌やお弁当が見当たりませんでした。無いのかもしれないし、小さく地味に置いてあって、私が見つけられなかっただけかもしれませんが…。物価は、日本とは大きく違わない印象です。
通貨の交換レートについては、簡易的に考えていました。1000ウォンが100円。つまり韓国ウォンから“0”を一つ取って 1/10 にしたのが日本円です。ドルの方は、2ドルで300円、3ドルで500円と考えていました。当時は1ドルが 160~170円でした。まあ、こんな大雑把な計算で、私は買い物をしていたわけです。ちなみに、ウォンでの買い物だと日本とあまり変わらない感覚ですが、ドルでの買い物は割高な感じがします。だって、ペットボトル飲料は、1600ウォンですが、3ドルなのです。ウォンで買えば 160円ですが、ドルで買うと 500円するんです。円安円安って言うけれど、別に円は安いわけではなく、単純にドルが高いだけなんじゃないのかな?って思わないでもないです。
つまり、経済的には、ドルとそのお友達たちの勝ち…なのが、今の現状で、円はその他大勢の負け組経済の仲間入りをしてしまっただけ…なんじゃないでしょうか?
海東龍宮寺から、再びバスに1時間ほど乗って、次の目的地、海雲台エックス・ザ・スカイに行きました。海雲台は地名(韓国的には有名なリゾートの地名です)で、エックス・ザ・スカイとは、高層商業ビルの名称です。このビルは、韓国で2番目に高いビルで、ビルの展望台にあるスターバックスコーヒーは、世界で一番高所にあるスタバなんだそうです。展望台から景色を見て、スタバでキャラメル・フラペチーノを飲みました。展望台から見た釜山の町並み、まるで手塚治虫の漫画の未来図のような、極端に近代的な建物と山野が混じり合った奇妙な風景でした。妙にカラフルで、外国にやってきたんだなあ…って思いました。
スタバで働いていた女の子は、普通に英語を使って接客していました。それだけ、この店には観光客がたくさんやってくるのでしょう。日本のスタバでバイトしている子たちは、このレベルの英語を使えるのかしら? と思いました。日本人って、ほんと、英語が使えないんだよなあ…。日本にやってきた外国人たちが、よく驚いているけれど、それくらい日本人って英語がダメなんだよね。で、このスタバの女の子がペラペラ英語でまくしたてるので、一緒に観光に来ていたクルーズ船のお姉さんたちが慌てていました。「あの子の英語が速すぎて、聞き取れなかったけれど、あなたは大丈夫だったの?」 ええ、大丈夫です。それにあの子、そんなに速く話していなかったよ。ただ、韓国訛りがキツめの英語を使っていたので、学校等でキレイな英語しか聞いていないと、聞き取れないんだと思います。
私は洋楽をよく聞くから、訛った英語も多少なら対応できるんだよね。ロック系のヴォーカリストって訛りのキツイ人が多いからね。
韓国の町並みとか風俗とかは、割と日本に近い感じです。街中に溢れるハングルの看板がなければ、日本かと間違えてしまうほどです。車両は右側通行なので、バスの出入り口は車の右側にあるのが、なんとも違和感です(台湾も右側通行でした)。まあ世界的には右側通行が当たり前で、日本がおかしいのですから、違和感を感じる方がおかしいのだけれどね。
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