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カラオケ、たくさん、いただきました(感謝)

 さて、ヴァイオリンのレッスンに行ってきました。はい、例の“駒がちょっとズレたミヤマ”を携えてです(涙)。

 レッスンの開始は、基礎練習の確認から。まずは、重音練習の確認からです。とりあえず重音は、毎日練習しているから、多少は上達したと思うけれど、まあ、正直「マダマダ」って感じでしょうね。そこで、先生に、毎日楽しく重音の練習ができるように、重音練習用のカラオケを作ってもらいました。やったー、ラッキー。これで、毎日、楽しく重音練習ができるぞー。

 もっとも、カラオケと言っても、先生のピアノ演奏を録音したもので、そのピアノ演奏(即興で演奏しています)に合わせて、重音の練習をするという、なかなかのスグレモノです。重音練習なんて、何もなしだとつまらないし、メトロノーム相手だと味気ないですが、先生のピアノ相手だと、色々と楽しいですよ。和音のユラギのようなものまで感じることができます。

 さて、重音練習の次は、左手の音程の練習です。左手の練習なのに、真っ先に注意を受けたのは“右手のフォームが悪い”事でした。とにかく、肩甲骨までしっかり使って弓を動かすこと…だそうです。…しかし、どうにもこうにも、ワキを開ける事にかなり違和感があります。何というかな~、今までの人生、常にワキを閉めてガードを堅くしてきたからねえ…。ワキが甘いのには抵抗がありますです(笑)。

 左手の音程の練習(開放弦をドに見立てて、そこから、ド・レ・ミ・ファ・ソと演奏していきます)は基本的に、無伴奏のフリーテンポで演奏しましたが…なんかリズムがきちんと感じられないと先生に言われました。フリーテンポとは言え、私が4拍子のつもりで演奏している事は伝わったそうですが、実際に聞こえる音からは4拍子のリズムが感じられず、3.5拍子くらいにしか感じられなかったのだそうです。その理由は…演奏者(つまり私)がリズムをちゃんと感じていないからなんだそうです。そこで強制的にリズムを感じるために、足でリズムを取りながらやってみました。なかなか良い感じになりました。

 左手の音程練習のためのカラオケも、サクっと作っていただきました。これで毎朝の練習は、先生ご謹製のカラオケで、重音&左手音程練習をやる事になりました。

 基礎練習の次は、篠崎教本です。今回はD弦練習を中心にやりました。

 まずは、33番の「D弦練習」からです。この練習からは、フリーテンポではなく、メトロノームを入れて、裏打ちで練習(これが苦手:汗)。なんかヴァイオリンの音が、ペターとした音に感じられるのだそうです。毎度の事だけれど、もっと弓の初速を速めてたり、弓で弦を引っ掻く感覚で演奏するように言われました。合格です。

 引き続き、34番も合格。35番は基本とバリエーション1~3をやりました。弓の使い方が少ないと注意を受け、ここからは意識的に弓をたっぷり使ってみました。合格。

 36番以降は曲になるので、今までの練習の応用編ってわけで、先生のピアノとドンドン合わせていただきました。

 36番「パサニアの唄」合格。
 37番「いずみ」合格。
 38番「ピエロの唄」コミカルに演奏する。テンポを少し速める。合格。
 39番「アダージョ」一つ一つの音をできるだけ美しく演奏すること。合格。
 40番「小舞曲」ダンサブルに演奏すること。合格。
 41番「ロマンス」 これも美しく演奏すること。合格。本日の篠崎の練習はここまで。

 今回のレッスンは、残りの時間で、ジャズ(の入り口)の練習をしました。

 それは…“4度進行”の確認(!)。 さ~て、4度進行言えるかな? ……言えません(涙)。最初の5つくらいまではなんとか…、でも、その後は…正直、かなり怪しかったです。

 というわけで、4度進行の練習が始まりました。ちなみに、4度進行って「C F Bb Eb Ab Db Gb B E A D G C」と、一つの音から完全4度ずつ、上へ上へと進行していくものです。これがまずは基本の基なんだそうです。

 とにかく今回はこれをマスターする(つまり暗譜して使いこなせるようにする)のです。

 とは言え、なかなか簡単には参りません。とりあえず、半分のCからDbまでを暗記して、ここまでを先生のピアノに合わせて、何度も演奏しました。

 Dbまでができたら、その先はメモを見ながらでいいから、先生のピアノに合わせて、何度も通して演奏しました。

 最初から最後まで一通りできたら、先生のヴァイオリンに合わせて、暗譜で合わせます。最初は一つの音につき、8拍ずつ。次が4拍。2拍。1拍。どんどんテンポアップしていきます。それが終わったら、次は半音あげて、C#から始まる4度進行を行います。さすがにここまで来て撃沈。それぞれの音がすべて半音上がればいいと、頭では分かりますが、実際にやると…もうパニックになりました。

 実は、今回の私は、急場凌ぎということもあり、この4度進行を、左手の指の動きで暗譜をしました。つまり、最初は4弦4指のC、次は3弦3指のF、次はお向かいにある4弦3指のBb、3弦2指のEb、4弦2指のDb…と、よく見ると、4度進行って、指の動きがシステマチックなんですよ。なので、四の五のは抜きにして、指の動きで覚えました。

 しかし、この覚え方では本当はダメで、4度進行の暗記とは…

 1)言葉で(呪文のように)覚える
 2)ピアノの鍵盤の動きで覚える
 3)ヴァイオリンの指で覚える

 の三つが三つともできないといけないのだそうです。とりわけ、ヴァイオリンの指で覚える場合も、低音部だけでなく、中音や高音での指の動きも覚える必要があります…ってことは、つまり、ヴァイオリンのクロマチックなポジションがすべて頭に入っている必要がある。うう~ん、大変かもしれない。

 たかが、4度進行だけれど、篠崎よりも手強そう。しかし、4度進行も楽しく練習できるように、先生がカラオケをくださいました。先生の伴奏ピアノに合わせて、楽しく4度進行をカラダにいれてしまいましょうって事です。いやあ、もう、至れりつくせりで感謝感謝です。

 とにかく、カラオケをいただいた以上は、こいつを使って、練習しないとね。でも、毎日10分程度の朝の時間での練習なので、カラオケ使うと、他の練習(具体的には篠崎の練習)ができなくなるのが、ちと不安です。まあ、うまく両立していかないとね。

 今回の練習中に、雑談的に先生に言われた事。それは…楽器の上達のためには、合奏の練習をたくさんやらないといけない事。ただし、下手同士での合奏は絶対にしてはいけませんとの事。合奏は必ず、しっかりした上手い人とやらないとダメです、なんだそうです。

 そんなに私、合奏やりたそうな顔してたかな? まだまだ合奏ができるほどの腕前はないと思ってますので、余所で武者修行などは、だいぶ先の話です。合奏するには「黒い楽譜でもたじろがない」「初見がきく」「インテンポで演奏できる」「音程バッチリ」という条件が必要ですからね。フルートでもまだまだなのに、ヴァイオリンでイケるはずがないので、大丈夫で~す。

 むしろ、逆で「合奏する相手を見つけて、ドンドン合奏しろ」って事かな? あ、そうかも(汗)…。

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