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後楽園と印刷博物館に行ってきた

 日本の三大庭園というのは、偕楽園と兼六園と後楽園なのです。そのうちの、偕楽園と兼六園には出かけたので、次はいよいよ後楽園に行こうではないかと思い、東京の小石川にある後楽園に行ってきました。

 ちなみに、三大庭園の後楽園とは、小石川後楽園ではなく、岡山後楽園の事なんだけれど、それは帰ってきてから気づきました(ダメじゃん)。まあ、小石川後楽園は、日本三大庭園とは違ったけれど、東京三名園(六義園・小石川後楽園・浜離宮)の一つなんだそうです。

 それはともかく、実に立派で大規模な大名庭園でした。

 そもそもは、水戸藩の上屋敷のお庭で、ここを整備したのは水戸黄門様らしいです。琵琶湖に見立てた大きな池、大泉水を中心としたお庭で、私が言った1月中旬は、いわばオフシーズンなのですが、お花の季節だと、それはそれは美しい庭なのだそうです。

 JRに乗って、東京駅経由で水道橋駅に向かいました。水道橋駅から東京ドームに向かう途中で、左に折れると、小石川後楽園の東門に辿り着きます。そこから入場したわけです。

 園内は人もまばらでした。ぷらぷらと園内を散策し、大きな池に鴨たちがのんびり過ごしているのを、ポケーと見つめて、約1時間ほど過ごしました。とても贅沢な時間の使い方でした。

 西門から外に出て、飯田橋の交差点の方に向かいました。数軒の中華屋さんがあったので、その中の1軒に何となく入ってお昼ごはんにしました。意識とお値段が高いラーメン屋さんでした。正直、値段と味が全然釣り合っていません。こんな店でも東京でやっていけるんだなあと思うと、なんとも不思議な気がしました。おそらく、意識は高いけれど、味オンチな方々がご利用なされているのでしょうね。何しろ東京は人口が多いので、ニッチな需要なお店でも何とかなるのでしょう。湘南なら、半年保たないと思いました。

 お昼を終えた我々は、TOPPAN本社内にある印刷博物館に向かいました。歩いて行ったのですが、途中の横断歩道で、信号無視をしたスポーツタイプの自転車に接触事故を起こされるところでした。なんで、横断歩道を歩いている人に向かって、スピードを落とさずに突っ込んでくるのかな? 周囲の乗用車たちはきちんと信号を守っているよ。それを車の脇をすり抜けて、信号を無視して横断歩道に突っ込んでくるんだ。それも自転車を趣味とするスポーツタイプの自転車だよ。東京ではサイクル野郎が乗る自転車は信号を無視していいの? 私が避けなければ(私も怪我をするだろうけれど)確実に君の方は大怪我をしていたよ。デブとぶつかるってのは、そういう事なんだよ。全く、ひらりと避けた私に感謝して欲しいもんだよ。

 不味いラーメンと、危ない自転車のおかげで、すっかり飯田橋が嫌いになった私です。

 そんなサゲサゲな気分でたどり着いた印刷博物館でしたが、博物館自体はとても興味深くて面白かったです。印刷について、たっぷり学べました。3時間も博物館で展示を見ていたせいもあって、くたくたになってしまいましたが(笑)。

 常設展も面白かったのですが、特別展で写真植字(写植)に関する展示をやっていて、これが実に面白かったのです。いやあ、素晴らしい博物館でした。

 残念な点と言えば、常設展も特別展も、展示の内容が1980年代で止まっていた事かな? つまり、写植&オフセット印刷の時代で終わっていて、その後のコンピューター導入とDTP印刷に関しては触れられていなかった事です。例えば、モリサワが写植の会社としてクロースアップされていましたが、現在のモリサワはデジタルフォントの会社だものね。

 変な話ですが、博物館に行って、時代を感じてしまったわけです。

 展示をすっかり見た後は、世界最古の木製手引印刷機(レプリカ)の実演を見学して帰りました。いやあ、ほんと、良いもの見せてもらいました。これでより一層「本好きの下剋上」を楽しめるなあと思いました。

 電車に乗って、地元に戻って、家電量販店に入って、マッサージ機で全身をほぐしてもらってから家に帰りました。だって、疲れ切っていたし、足の筋肉がパンパンになってしまったからね。ちなみに、この日は1万7千歩、歩いたようです。

 お疲れ様。

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