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磁気はやがて揮発してしまう

 いや、厳密に言えば磁気が揮発してしまう事は物理的には無いのだけれど、磁気が記録されたメディアって、時間とともに劣化し、磁気が薄くなってしまい、あたかも揮発してしまうかの如く、見事に磁気が消えてしまうわけで、それを“揮発する”と言ってみただけなのです。

 そう、磁気って揮発するんです。

 それに最初に気づいたのは、昔使っていたフロッピーディスクが次々と読み取りできなくなってしまった事からです。あの頃の大切にしていたメールとか画像とかの色々をフロッピーに保存していたのですが、ある時、懐かしくなって、それらを読み取ろうとしたところ、磁気が全くなくなっていて、読み取れなくなっていたのです。

 …なんて事を経験したのは、たぶん20年くらい前の事です。大昔の話ですね。

 「フロッピーなんて今どき使っていないし…」なんて安心していたのですが、ふと思ったのは、昔の磁気テープですよ。カセットテープとか、ビデオテープとかです。これらはまだ磁気が揮発せずに残っているのかしら?

 一応、まだカセットデッキにせよ、ビデオデッキにせよ、稼働可能な機器を持っているので、確認しようと思えばできない事はないのだけれど、もしも確認して、磁気が揮発していて、大切な思い出が消えてしまっていたら…と思うと、怖くて確認できません。

 子どもたちの成長を記録した8ミリビデオとか、大丈夫かしら? もう30年近くも前のテープに磁気は残っているのかしら? おお、怖い怖い。

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