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伊香保温泉に行ってきた その3 ウマは可愛いよ

 二日目は伊香保近隣で遊ぶ事にしました。まずは伊香保グリーン牧場という観光牧場に行きました。ウマやヒツジやヤギやウサギたちがいて、彼らを見て回るのですが…家畜とは言え、おウマさんって可愛いんだよね。ここにいたのは、小型馬ばかりでしたが、それがまた可愛いのよ。

 このグリーン牧場、入場料も別に安くはないのですが、中に入ると、何をするにしてもお金がかかります。こういう昭和なスタイルに「今どきじゃないよなあ…」とボヤきながらも、動物たちが可愛いので、その度に散財してしまいます。特に“エサ”はダメだよ。動物たちのそばに行くと、どの子もこの子もエサをねだります。で、それに負けて、その都度、エサ(ニンジンとかキャベツなんだけれど)を買って与えてしまいます。まんまと、牧場側の手のひらで踊らされてしまいます。

 可愛いは罪深いね。

 ウマは可愛いですが、ヤギもメスばかりで可愛かったです。オスヤギってのは気が強く乱暴で可愛いとは言えないのですが、そういうのは牧場では見かけませんでした。可愛いメスと仔ヤギばかりがいました。繁殖しているのですから、オスも必ずいるはずなのですが…オスはどこかに隠してるのかな?

 ヒツジはモコモコだけれど、目つきは悪いし、鳴き声も全然可愛くないです。でもエサをねだられると…やっぱり、その仕草のキュートさに負けて、エサをやってしまいます。ウサギは…私には近寄ってきません(涙)。私は小型の動物には好かれないようです(涙)。ヤギもヒツジもいいけれど、やっぱり最高なのはウマだよね。ウマは可愛いです。ウマはイヌと並んで、人類の友だからね。

 それにしても牧場は広いです。前日の石段でやられていた私には、その広さがちょっと辛かったです。

 グリーン牧場の次は、その隣にある原美術館ARCに行きました。ここは現代美術専門の美術館なのです。

 特に感銘を受けた作品はありませんでしたが、それでも「ああ良い作品だなあ」と思うものから「作品ではなく発想がアートなもの(ちょっと残念)」や「芸術だと言い張っているだけの何か」と「気狂いの落書き」の4種類がありました。まあ、やがて時の試練で、良いものだけが残っていくのだろうと思いました。

 玉石混交なのが、現代美術だよね。

 美術館の後は、そこから、少し長めの道(バスで1区間だけれど、その道程が長かったです)を徒歩で移動しました。歩道は整備されているはずなのに、雑草がぼうぼうで、とても歩きづらかったです。ここは車社会なんだなって思いました。きっと、この歩道なんて歩く人がいないんだろうなあって思いました。徒歩移動中に「日本の中心、渋川」という表示を見かけました。ふーん、渋川市って、日本の中心なんだ…どういう基準でそうなのかは知らないけれど、日本の中心なんだ…。

 ちなみにネットで調べたら、日本の中心(へそ)を自称する地域はたくさんあるみたいです。もっとも群馬県の渋川市は。その中でもかなり熱心に“日本の中心”を唱えているようです。

 でもね、渋川もそうなんだけれど、どの町も地理的に日本の中心を言う根拠として「北海道の宗谷岬と九州の佐多岬を日本の端と考えて、その中心」というわけで、ロシアに取られたままの北方領土とか、沖縄県とかは日本の中には入れていないわけで「それはちょっと違うんじゃないの」と個人的には思います。少なくとも、沖縄は日本の中に入れないとダメだよね。でもそれをしたら、日本の中心は、南海トラフのあたりになって陸地ではなくなるから、それでは誰も得をしないので、そうしないんだろうなあ…。それでもやっぱり、沖縄は日本だと思うよ。あと、北方領土もね。

 さて、そんな感じで雑草がぼうぼうの歩道を歩いてたどり着いたのが、上州物産館と言う、昭和なノリのドライブインでした。ちょうどお昼時だったので、ここで水沢うどんを食べました…ってか、水沢うどんの専門店しか食堂が入っていなかったので、ここで食事をすると水沢うどんぐらいしか選択肢がないのです。

 でも、その水沢うどんが、実に美味しかったのですよ。これだけ美味しいうどんは、ほんと、久しぶりです。それに、うどんに添えられていた天ぷらがこれまた美味しかったです。舞茸の天ぷらの美味しさは想像がつくでしょうが、こんにゃくの天ぷらの美味さは、おそらく想像できないと思いますよ。

 それにしても、群馬はこんにゃくが美味しいのです。

 ところで、水沢うどんは、日本三大うどんの一つだそうです。まあ、稲庭うどんと讃岐うどんは良いとして、水沢うどんも美味しいは美味しいけれど、ここが三大うどんだと名乗ってしまうと、他所のうどんの産地から文句は来ないのかな? 実際、ネットで調べてみると、三大うどんのうち、ワンツーを稲庭と讃岐で決めるのは良いとして、三番目は各地が名乗りを上げまくっているようです。

 水沢うどんは確かに美味しいけれど、讃岐うどんの亜流と言うか、同系に感じられるんだよね。個性というか、独自性って考えると、個人的には三番目は…伊勢うどんを入れたいような気がします。伊勢うどんは…ほんと、個性的だもの。あのうどんはワン・アンド・オンリーだし、歴史もあるし、人口に膾炙しているし…。

 さて、ここでお土産を購入して、ホテルへの帰路は、普通の路線バスではなく、地元の人たちが使うコミュニティバスを利用しました。これが面白いのです。地元の人のためのバスだから、観光地は(おそらく通勤のために)通るのだけれど、それだけでなく、住宅地をうねうねと走り、あっちこっちの病院や公民館に立ち寄り、郵便局や中学校やコンビニを経由しながら走っていきます。いやあ、面白かったです。普通の路線バスなら10分程度のところを30分以上も走ってました。楽しかったです。それで運賃はたったの百円なんだよね。ほんと、地元の足ですよ。

 で、この日はこれだけ遊んで、早めにホテルに戻りました。だって疲れてしまったからね。

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