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今、私は、どんなダイエットをしているかと言うと…[2010年5月第5週・通算17週]

体重:103.2kg[-2.4kg:-5.3kg]
体脂肪率:31.6%[-0.4%:-1.2%]
BMI:32.6[-0.8:-1.9]
体脂肪質量:32.6kg[-1.2kg:-3.3kg]
腹囲:102.0cm[-2.8cm:-3.3cm]
     [先週との差:2010年当初との差]

 ふふふ、とりあえず体重をご覧ください。

 「…なんだ、デブじゃん」 いやいやいやいや~、そうなんだけれど、そうじゃなくって! ま、デブは自覚してますから、ちょっと横に置いといてください。そうじゃなくってねえ。

 105Kgを下回りました。最初の目標をクリアしました!

 やったね! でしょでしょ、すごいでしょ。とりあえず、2週間で5Kgほど落として、課題クリアです。むふふふふ、これでトスティが歌える。

 さっそく、キング先生にメールで連絡。返事がすぐさまあり「『Ancora!(もう一度)』をやりましょう。準備をしておいてください」との事。や、やったね。これで、コンコーネ迷宮から脱出だ! これで、しばらくは、このくらいの体重でもいいや。だって、トスティ、大好きだもん。あとは、年内に100Kgを切れば…次はオペラアリアだ。

 と言うわけで、ダイエットに邁進中な私です。本当の本当に真剣にやってます。だってね、5Kg減らせば、憧れのトスティ歌曲。10Kg減らせば、夢のオペラアリアという条件付きのダイエットです。こりゃあもう、ナイフで身を削り取っても、体重減らしたいでしょう、歌いたいでしょう。やるしかないでしょう。

 なので、すごく真剣にダイエット、やってます(笑)。

 で、今回は、ご質問をいただきました「おたび」と「そふくし」の種明かしをいたします。本来ならば、100Kg切りをしてからと思いましたが…まあ、今回は100Kgを意地でもやるつもりなので、書きます。

 さて、まずは「そふくし」の種明かしから。「そふくし」は次の文章を縦読みしてください。

 そんだけ
 ふとっていれば(夕食くらい)
 くわなくても
 しにはしないだろ

 つまり、夕食抜きダイエットのことでした(笑)。これは簡単です。なにしろ「夕食を抜くだけ」ですから、難しいことを考える必要はないのです。では、夕食の時間は何をしているのか…というと、家族の食事に付き合っていると、ひもじいので、別室で音楽の練習です。これでダイエットと音楽の練習が両立するわけで、一挙両得です。

 もちろん、ずっと夕食を抜いてばかりだと辛いので、休日と外食はOKにしてます。つまり、平日の自宅の夕食だけを抜く。私は一日のメインの食事は夕食なので、普段の生活をしているなら、これだけでも、微々たるものですが、少しずつ体重を減らすことが可能です。

 それなのに、そふくしで失敗した理由は…普段は、休日とか外食にたらふく食べても、平日の夕食さえ抜けば、なんとか帳尻が合うのですが、お正月休みとかゴールデンウィークのように休日が続くと、帳尻が合わなくなり、ついつい太ってしまうのです。実際「そふくし」をしていた時は、長期休暇で太ってました。困ったものです。

 まあ、今思えば「そふくし」は、おやつとか夜食の制限がありませんので、体重の増やさない/増え方をゆっくりにする方法としては、悪くないのですが、体重を減らすダイエットとしては、色々と方法的に甘いところがあったと思います。

 そこで、そふくしの反省を踏まえて、今回、踏み切ったのは「おたび」ダイエット。これも縦読みしてください。

 おにぎり
 たまご
 ビタミン

 はい、「おにぎり」と「たまご」と「ビタミン」の頭文字で「おたび」です。

 これは、一日の摂取カロリーを1000Kcal以内に押さえるという、絶食系ダイエットです。ダイエットでは、色々とルールを作ると失敗しますので「1日の摂取カロリーを1000Kcalまでにする」ではなく「食事は、おにぎりとたまごとビタミン」にすると決めちゃったわけです。

 具体的に言えば、一回の食事を、おにぎり一個にゆでたまご一個、各種ビタミン剤(触媒であるビタミンが不足すると体重は減りません)にしちゃうわけです。おにぎり一個で約150Kcal、ゆでたまご一個で80Kcalで、合わせて一食230Kcalとなります。

 しかし、普段は仕事にいきますので、朝食と昼食は普通に食べます。私の朝食は、ご飯とみそしる、これに生卵とか焼き魚一匹で、約250Kcal。昼食は妻のローカロリー弁当で、約500Kcal。なので、夕食は“おたび”にして230Kcalとなり、一日の摂取カロリーは1000Kcal前後となります。

 「そふくし」と違うのは、おやつや夜食は、カロリーになるので、基本的に食べない。空腹がつのった時は、カロリーが極端に低い、ダイエットゼリーとか生野菜(ドレッシングは抜きか、塩コショウか、ローカロリーのものを少々)を食べ、休日は仕事にいかないので“おたび”だけにします。外食をしなければ行けないときは、洋食ならばステーキを一枚(約500Kcalです)、和食なら酢の物とお造り程度(合わせて約400Kcal)にして、一日の摂取カロリーの上限1000Kcalをなんとか守ろうと努力します。

 もちろん、ジュースや酒は飲みません。“おたび”以外の食品に関しては、極端にカロリーの低いものだけしか食べません。

 「そふくし」ダイエットは、比較的ユルいダイエットです。とにかく「夕食」だけを抜いて、あとは好きなものを好きなだけ食べるダイエットです。

 「おたび」ダイエットは、絶食系ダイエットで、はっきり言ってかなりキツいダイエットです。特に、休日は、朝食は抜きで、昼と夜は“おたび”なんて事をしますので、休日の摂取カロリーは約500Kcalになります。信じられないくらいの低栄養状態にしちゃいます。

 ちなみに、私の基礎代謝量は2500Kcalで、生活活動強度から見た消費カロリーは1600Kcal程度、つまり、毎日4000Kcalほど食べないとカラダが維持でできないのですが、これを“おたび”で1000Kcal程度しか入れないわけだから、そりゃあ、やせるよね。

 ただ“おたび”ダイエットは万能ではありません。このダイエットは、精神的にかなりキツいので、長期間やれるはずがありません。やはり終わりを決めて、目標までガーっと突っ走るという性格のダイエットだと思います。

 あと、短期間でググっと体重を落とすので、何より心臓に良くないです。血圧は確実に上がりますよ(笑)。ダイエットで体重をコントロールしつつ、きちんと血圧もコントロールしていかないと、血管が切れて、あっちの世界に行っちゃいますので、注意してください。あと、ケトン体が多量に発生するので、水分は常に多めに取ってください。それと血糖値が相当下がりますから、低血糖状態にも注意してください。具合が悪い時は、無理をしちゃいけません。

 ちなみに私は“おたび”の時に、歌の練習をすると低血糖状態になります。一時間ほど歌うと、グッタリします(笑)。

 なので“おたび”で体重を95Kg(イケるなら90Kg)まで減らしたら、あとはまた「そふくし」に戻して、ユルユルとやっていくつもりです。

コメント

  1. ダリア より:

    おはようございます。お久しぶりです。
    今日のすとんさんの記事、大笑いして読ませてもらいました。そうなんですか、そふくしって、そういう意味だったんですか!なるほどなるほど~。
    で、おたび、ってのはそういう意味なんですね。なるほど~。
    目からウロコがばらばら、でした。わたしは「お旅」かと思ってましたよ。お遍路さんみたくうろうろと歩きまわるダイエットなのかな、と想像していました。
    そふくしはまったく見当がつきませんでしたが、なにか特別な食べ物を摂るのかな、とか考えてました。大はずれでしたね。
    バイオリン、あこがれますよね。私もいっときやってみたかったんですが、友達に借りて弓の持ち方構え方、から手取り足取りしてもらって、30分であきらめました。すとんさんはがんばってくださいませ。

  2. すとん より:

    >ダリアさん

     「そふくし」にしても「おたび」にしても、変な命名でしょ。こういう変な命名、つまり、一度聞くと耳にひっかかるネーミングって、実は大切だと私は思ってます。耳に残る事で、心に残る。心に残ると、忘れることなくいつも意識下に存在するわけで、そうするとダイエット方法として継続性というのが出てきます。

     「夕食抜きダイエット」と言っちゃうと、いつの間にか忘れてしまって、ダイエットが中座してしまいますが「そふくし」って言うと続けられます。同様に「摂取カロリーを一日に1000Kcalに抑えるダイエット」と言ってもダメで「おたびダイエット」という事で、ツラいダイエットも続けられます。

     変な名前をつける事で、ダイエット方法に力が生まれてくるわけです。まあ、これらは言霊の力をうまく利用しようとしているわけですなんです。

     ヴァイオリンは…頑張ってますよ。昨日なんか、真夜中の三時頃に、寝る間を惜しんでギコギコやってました(笑)。歌やフルートと違って、練習時間を選ばないのが、ヴァイオリンの良いところです。

  3. ダリア より:

    >歌やフルートと違って、練習時間を選ばないのが、ヴァイオリンの良いところです

    !ですね。歌もフルートもデジタルや弱音器はつけられませんので苦しいところです。
    アマチュア音楽趣味は、基本なんでもありなので、二足のわらじ、三足のわらじを履くのも楽しいですよね。私ももう一足ワラジをはいてますよ。鍵盤楽器で、練習はデジタルピアノです。真夜中組です。なにしろ音質が~、タッチが~、というレベルには程遠いレイトスターターさんなのでデジタルで十分なんです。

  4. すとん より:

    >ダリアさん

     そうそう、デジタルピアノも時間を問わずに練習できますね。ウチにもデジタルピアノは3台あり、そのうちの一台は私専用で、歌の練習用に使ってますが…それでピアノを習おう/勉強しようという気にならないのが不思議と言えば不思議です。

     ピアノは一度、19歳の時に、大学の「音楽」の授業にあったので、その時にチャレンジしているのですが、三カ月でバイエルの半分くらいまでしか進めませんでした。なにしろ、その授業は忙しくて、「音楽常識」と「ピアノ」と「声楽」とを一年間で学ぶという授業で、確か「ピアノ」は二学期のテーマだったので、その時は本当に一生懸命やったのですが、何しろ三学期は「声楽」だったので、三学期になると、ピアノの練習ではなく、歌の練習をするのに忙しくなってしまった記憶があります。

     で、そのまま、挫折と言うか、中断と言うか、そんな感じです。

     ピアノは弾けたらいいなあと思うものの、その世界を少し垣間見てしまったので、ピアノの難しさが分かってしまったので、今更手出しはできないなあ…という気持ちです。フルートだって、ヴァイオリンだって、難しいのだろうけれど、その難しさが分からないから、飛び込めたという部分はあります。

     あ、ヴァイオリンはまだ挫折する可能性が十分にありますが…。

     さて、今からヴァイオリンでも弾きますか(笑)。

  5. YOSHIE より:

    おー、そう言う意味ですか!
    そふくし・・・なああるほどです。
    おたび、にしても可愛らしい感じがする(と思います、なぜか)がいいですね。
    1000キロカロリー、目眩のする低さ・・・これはすごい。

  6. すとん より:

    >YOSHIEさん

     1000キロカロリーって、目まいするほどの低さでしょ、だってこれ、絶食系のダイエットだもん。本当はゼロカロリーでやりたいくらいの気分だもん。でも、さすがゼロカロリーでは日々の活動に支障が出ちゃうので、日々の活動は普通にこなせる最低限の摂取カロリーってやつで、この辺にしてますが、それでもなかなか劇的には体重は落とせません。

     それはともかく、確かに私は太りすぎだし、体重を落とさないといけないんです。キング先生の命令をきっかけに、ちょっと頑張るつもりなんです。8月には人間ドックにも行くつもりだし(笑)。頑張ってますよ~。

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