ええと、ノートパソコンを買いました。買った理由は…ブラックフライデーだったので(ポリポリ)、今のうちに高額な買い物をしちゃおうって考えたからです。あと、入院して頑張った自分へのご褒美かな?
帯状疱疹日記にいずれ出てきますが、実は入院中にノートパソコンを持ち込んだのですが、とても古いパソコンだったので、あれこれ面倒だったのですよ。それで懲りたので、今どきのノートパソコンを一つぐらい持っていてもいいんじゃないかと思って買いました。これで旅先でも、あれこれやれます(何を?)
それにしてもパソコン、安くなりましたね。パソコンを買うのは、ほんと久しぶりです。特にノートパソコンを購入するのは…およそ20年ぶりかも。以前の常識が全く通じません(笑)。
大好きだったIBMのThinkPadはすでに世に無く、ブランドは後継した中国企業から出ていますが…製品自体の雰囲気が当時とはだいぶ違うんだよねえ。ブランド名は同じでも、とても似ても似つかない全然違うマシンになっていました。昔は高級で高価で硬派なビジネスパソコンだったのに、今じゃあ…ねえ。
かつて、日本のパソコンと言えば、NECと富士通が二大巨頭でしたが、今やそれぞれの会社のパソコン事業部は名前が存続しているだけで、その実態は資本関係から見れば、中国企業ですからね。かつての東芝のダイナブックも、ブランド名は存続していますが、今やシャープのパソコンで、そのシャープの実態は…今や台湾企業だし…。純粋な意味で、日本のパソコンメーカーと言えば、マウスコンピューターぐらいしかないでしょ? あとはショップ系(BTO系?)とか? アメリカ資本のHPが日本で生産しているから見方によれば日本のパソコンメーカーと言えなくもないかな? どちらにせよ、日本のパソコン業界の凋落が著しくて…ああ、嘆かわしい。
それにしてもパソコンは安くなったね。4~5万円出せば、中華なメーカーさんを中心とした海外メーカー品なら、普段使いで十分な性能のパソコンが買えるんだもの。大昔は、パソコンなんて軽自動車よりも高かったのになあ…。隔世の感あり。それに中華なパソコンと言っても、昔とは違って、モノ自体はきちんと作ってあるから、バックドア等の心配は無いわけじゃないので仕事に使うのは「???」だけれど、私用のサブパソコンとして使う前提で、パソコン内の情報が流出しても困らない人なら、中華パソコンもアリだと思います。
国内メーカー品も、昨今はアウトレット市場が盛んで、再調製品(つまり中古)なら中華なメーカーさんと価格的に勝負できるくらいに安くなっています。中古と言っても、国内メーカー品は堅牢に作られているし、パソコンそのものの進化も、昔と比べると、そんなに激しいわけではないから、数年前のモノでも十分実用レベルなんだよね…ただし、バッテリーを除けば! バッテリーだけは経年劣化をすし、使い減りするから(リチウム電池の寿命が約10年でしょ?)、中古品ってバッテリーが適度にヘタっているんだよ、いいのか、それで!と思わないでもないです。バッテリーの寿命がそのマシンの寿命だからね。
もしも中古品を購入されたなら、バッテリーだけは即座に新品と交換した方が良いです。
さてこんな私ですが、パソコンに関して、一応のこだわりがあります。
それは日本語106キイボードじゃなきゃ使いたくないのです。さらに言うと、『変換キイ』と『無変換キイ』があって『スペースバー』が短くなっているパターンのキイボードじゃないと、イヤなんです。『スペースバー』が長いキイボードは、それだけでパスです。
デスクトップパソコンなら、好みのキイボードを単品で購入して使えばいいだけの話なので、簡単なのですが、ノートパソコンの場合は、キイボードは本体と一体化しているので、ここにこだわらざるをえませんし、こだわってしまうと、もうそれだけで購入候補に上がるパソコンが数種類に絞られてしまいます。
でも、キイボード、大切だからね。
以前は、多くのメーカーから日本語106キイボードのノートパソコンなんて、たくさん出てたのになあ…。今のノートパソコンは、ほとんどが英語101キイボードか、その派生形のキイボードばかりです。だって、英語101キイボードが世界標準仕様なのは間違いないし、それで誰も困らないなら、まあそっちが主流になるわな。たまに“日本語キイボード搭載!”と名乗っていてもキイの表面に“かな”が印刷されているだけで、『変換キイ』と『無変換キイ』は無く、『スペース』がやたらと長いタイプのキイボードだったりします。そんなキイボードは、いくら“日本語キイボード”と名乗っていても、私はパスです。
要するに今や、ノートパソコンの多くは、英語キイボートやその派生系のキイボードだって話なのです。でも、これは仕方がないです。だって、パソコンって、本来は世界共通仕様の道具であって、ローカライズが必要なタイプの製品ではないからね。ローカライズが必要な部分は、OSやソフトウェアが吸収してくれるのが前提で、ハードウェアがローカライズされる必要はないのです。それにハードウェアが統一されていて、同じ仕様の製品が世界中で売れるなら、メーカー的にもそっちの方がコスト削減できて嬉しいだろうしね。
でも私は日本語106キイボード、あるいはその派生系のキイボード(例えば、日本語108キイボードとか)が使いたいのです。『変換キイ』と『無変換キイ』がちゃんとあって『スペース』キイが短いタイプのキイボードのパソコンが欲しいのです。で、できれば『変換キイ』は『M』と『N』の間の位置にあるキイボードが欲しいのです。ローカライズされたパソコンが欲しいのです。頑固なジジイなんです。
でもキイボード以外のこだわりは特になく、私にとっての必要スペックさえ満たしていれば、少しでも安い方がうれしいし、そうでなくても、まだ給与所得者である今なら多少高くても買えるし…というわけで、以下のパソコンを買いました。
長くなってきたので、続きはまた明日。
蛇足 本当は、もう一つこだわりがあるのですが、これは早々に諦めました。もう一つのこだわりとは『トラックポイント』です。キイボードのど真ん中にある赤いボタンで、すごぶる便利なヤツなのですが…今やこれにこだわると、選択肢がなくなってしまうので、諦めざるを得なかったわけです。うむ、残念。
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