…ではないかと思っています。あ、ウチの金魚たちの話です。
金魚のオスメスを見分けるのは、実は簡単ではありません。ちなみに、金魚の雌雄比は圧倒的にメスが多いので、よく分からなければ、金魚はみんなメスだと思っていても、間違いがありません。
金魚の雌雄を見分ける方法は、大きく3つあります。
1)行動
2)フン
3)追星
1)の行動ですが、オスに多く見られる「求愛行動」とか「なわばり支配」とかが、それですが、幼い子たちはメスであっても、遊びでしょうか? 求愛行動のような事をしがちなので、注意して観察しないといけないし、オスの中には性欲が強くないのでしょうか? あまり激しく求愛行動をしない子もいます…ってか、ウチにいた男の子たちの多くは、かなりの割合で求愛行動がおとなしめだったと思います。また、なわばり支配はオスがいない環境では、カラダの大きなメスが行う事も多いです。つまり「行動だけでは雌雄の判定は難しい」のが金魚なのです。
2)カラダの大きさの割に、フンが太いのがメスで、細いのがオスです。これはかなり確実に雌雄判別に役立ちますが、飼い主側にフンの太さの相場観が要求されます。
3)追星…繁殖期にオスのエラ蓋がちょっとだけザラザラになります。これも雌雄判別としては、かなり確実なのですが、追星って、現れる期間が短いし、分かりづらいんですよね。
閑話休題。さて、ウチの水槽の金魚たちは、ヒレの長い桜更紗のロナと、黒から赤に変色した出目金であるラクの2匹が男の子で、残りの素赤琉金のアカリと、吾妻錦のアリサと、黒ランチュウのカスミが女の子のようなのです。と言うのも、今、まさに金魚たちが水槽で盛っていまして(笑)、連日、ロナとラクがアリサの後を激しく追いかけ回しているからです。
とは言え、真剣に追いかけ回しているのはロナだけで、ラクはロナが追いかけ回しているから一緒になって遊んでいるだけのような気がします…が、ラクもエラ蓋を見ていると、一応は男の子みたいなのです。
追いかけ回されているアリサは、金魚的に美女なんでしょうね。
ロナは昨年はアカリを追いかけ回していましたが、今年は見向きもしません。おそらく、去年のアリサはまだ子どもで魅力不足だったのでしょうが、今年のアリサは成熟し、アカリはオバサン扱いで無視されているんだと思います。むしろ、尾びれを食べられたり…と邪険に扱われているようです。昔の女は目障りなのかもしれません。
カスミはまだ子ども扱いなのかもしれません。
どちらにせよ、繁殖期は色々と物騒なので、早く終了してほしいと願っています。
追伸 一番元気だった緋ドジョウが一匹、静かに星になりました。名前もつけてやれないままでした。残念。さようなら。
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