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メトの今年のラインナップ

 今年のメトロポリタンオペラの日本におけるライブビューイングのラインナップが先日発表になりました。ちなみに、本国アメリカでの2021-22年シーズンの公演はすべて中止で、その代わり、本国サイトでは日替わりでオペラの無料配信をしています(日本語の字幕がついていないのが残念です)。
 で、今年のメトのライブビューイング(当然日本語字幕付きです)のラインナップですが、当然過去の作品となります。2月から始まって、月イチペースで7月までの6本で、以下の作品が上映予定となっています。
 2月 2010年版「カルメン」
 3月 2014年版「メリー・ウィドウ」
 4月 2011年版「ワルキューレ」
 5月 2018年版「椿姫」
 6月 2006年版「セヴィリアの理髪師」
 7月 2018年版「アイーダ」
 私、すべて見ています(笑)。過去ログを漁ると、当時の感想が出てきます。ちなみに「カルメン」「メリー・ウィドウ」「椿姫」「セヴィリアの理髪師」はどなたにでも安心してお薦めできるほど、良い上演です。
 残りは…と言うと、「ワルキューレ」は…演出が智に走りすぎていて難解です。音楽も長いし、メトでは珍しくデボラ・ヴォイトやヨナス・カウフマンが歌っていて貴重な上演と言えば貴重なのですが…通向け過ぎで、あまりお薦めできません。
 「アイーダ」はネトレプコを見たい人にはお薦めですが、オペラを見たい人には向きません。ほぼほぼネトレプコの一人舞台です(笑)。配役のバランスの良い舞台で見たいものです。
 今年の私は…どうするかな? 全部見ているし、案外覚えているので、激安価格での上演ならともかく、通常価格での上映なので触手が伸びないんだよね。見るとしても「カルメン」と「ワルキューレ」ぐらいかな? いや、でも分からないよ。オペラ見るためには、都会とか繁華街とかに行かなきゃいけないからね。コロナ禍もあるから、人混みの中にはあまり行きたくないという本音もあるしね。
 さて、今年はどうするかな? 大いに悩んでいます。

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コメント

  1. tetsu より:

    こんばんは。
    来年ということで、こちらは神戸国際フルートコンクールは来年というのをググって初めて知りました。
    一時期毎回神戸まで通っていました。前回はYoutubeのライブで予想もある程度あたりましたが、やっぱり直接聴くのとは全く違います。
    以前は3次予選もなく2次からすぐ本選だったのですが日程が長くなりました。
    3次だけ日帰りか、Youtubeかじりつきか今から考えてしまいます。
    https://kobe-flute.jp/app/wp-content/uploads/2020/12/guidlines_revised_JP.pdf
    失礼しました。

  2. すとん より:

    tetsuさん
     うーん、やれますかね? 一つはコロナの流行によってほぼほぼ鎖国状態がどれだけ開放されているかという問題ですが、こちらはオリンピックを強行するでしょうから、あまり理由にならないかもしれません。もう一つはフルートの特性? コロナ禍の状況の中、フルートは“つばを吐き飛ばす楽器”という認識が高く、他の楽器よりも危険な楽器とみなされています。そんなフルートばかりが集まるコンクールですからね、なんとも言えません。
     あと、出場者が集まるかどうか? 西側の人間は、我々以上にコロナを怖がっていますので、集まらない可能性もあります。蓋を開けてみると、日本人と韓国人ばかり…って可能性もないわけじゃないです。

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