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合唱は大丈夫なの?

 新型コロナウィルスが流行っております。手洗いうがいを頻繁にせよとか、マクスは常時着用せよとか、不要不急の外出は避けよとか、保菌者との濃厚接触はしちゃダメだよとか…まあ、あれこれ言われております。確かに病気にはかからない方が良いに決まっていますし、ウィルスにも感染しない方が良いに決まってます。
 新型ウィルスに関しては、ワクチンはありませんし、有効な薬もありません。自然治癒力で対処するしかないのが現状ですが、そもそも今回の肺炎よりも怖いインフルエンザだって、つい最近まではロクな薬がなく、対処療法だけで乗り切っていたわけだし、現存する薬だって副作用が強くて、オトナはともかく、子供への使用は避けたいくらいだし、そう考えるとやっぱり自然治癒力に頼らざるを得ないわけで、でもそれでどうにかなっている現状を考えると、新型ウィルスとて、自然治癒力頼みであっても、闇雲に恐れる必要はないかなって思っています。
 むしろ、人々の心の弱さが社会的なパニックを引き起こして、世間が動揺している方が怖いです。
 とは言え、恐怖の感情と言うのは、人それぞれなわけで、怖がっている人に「怖がる必要はないんだよ」と言っても、それで恐怖心がなくなるわけではないので、それはそれで仕方ないものだなって思います。怖がっている人たち全員を私がハグして励ます事ができるわけじゃないしね。怖がる人は自分の恐怖心と共存する方法を是非見つけてほしいと思います。
 で、ふと思った事は、合唱は大丈夫って事ですか?
 合唱の練習って、密室に何十人と老人たちを詰め込んで、深呼吸しながら唾を撒き散らして、2~3時間過ごすわけでしょ? これ、人々の濃厚接触の部類に入るよね。団員が数十人からデカイ団体だと百人近くいるわけだけれど、その中に保菌者って、絶対にいないの? 老人の集まりなら、インフルエンザはなかなかいないかもしれないけれど、今回の新型ウィルスは老人を中心に広がっているからね。合唱の練習って、まじ、怖くね?
 正直、私、近々近隣で行われる合唱の演奏会を聞きに行くつもりだったけれど、パスしようかなって思っているくらいです。せっかくチケットは買ったんだけれど、演奏会では、大勢の老人たちがステージから客席に向かって唾飛ばして歌うんだよ、怖くね? で、演奏会中は身動き一つ取れないわけで、そんな時に、ステージはもちろん、客席にゴホゴホするヤツがいて(演奏会に行くと、曲が終わるごとにゴホゴホするヤツが数十名、必ずいるでしょ?)それが保菌者だったら…まあ、間違いなく感染するわな。
 それに不要不急の外出はパスした方がいいからね。とは言え、私自身は、新型ウィルスをそんなに怖がっているわけじゃありません。その前後で行われる、某プロ歌手のコンサートは行っちゃうつもりなので、私もダブスタなんだけれどサ(笑)。要はチケットの値段とか、そのコンサートに対する期待度とか、当日予想される私自身の体力とかを鑑みての判断なんだけれどね。
 合唱怖いと書くと、じゃあ吹奏楽はどうなの?と言う人がいると思いますが、たぶん吹奏楽は大丈夫。だって、吹奏楽愛好者って合唱愛好者よりもずっと年齢が若いからね。若い人は免疫力も強いから、老人ほど新型ウィルスを怖がる必要はありませんし、だいたい演奏者の唾液は楽器の中で留まり、ステージの床に吐き出されるくらいです。まあ、こちちの場合は、新型ウィルスよりもインフルエンザの危険の方を心配した方が良いです。そういう意味では、不要不急の外出は避けたほうがいいのですが…若者を家に閉じ込めておくのは無理ですから、こりぁ仕方ないですね。

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コメント

  1. opeazanokaijinnokaijin(オペラ座の怪人の怪人) より:

    お久しぶりです、すとん様。
    私、opeazanokaijinnokaijin(オペラ座の怪人の怪人)と申します。
    すとん様ブログは、毎朝、拝見しておりますが、
    コメントを書くのを、すっかり、怠っておりました。
    すみません。
    本日「ひとこと」に対して、コメントをします。
    A案:何とかして、東京オリンピックを開催する。
    B案:オリンピックが東京でできず、ロンドンで開催される。
       その場合、オリンピックを開催できないほど、
       新型コロナウイルスが蔓延している日本からの
       選手団のイギリス入国が、
    イギリス政府によって、拒否される、かも。
    ということと思います。
    日本国政府を批判することは、極めて容易であり、
    時として、安易であったりしますが、
    それでも、今回は、日本国政府を批判せざるを得ない、かも?
    クルーズ船に乗り込んだ医官や事務官が
    ウイルスに感染し、
    そのウイルスを市中で観戦させている、かもしれない、
    という報道を読んで、
    日本国政府の、全くの駄目駄目行動に、私は絶句しています。
    また、神戸大学の教授が、
    「クルーズ船の安全・非安全のゾーン分けができていない」と、
    批判したのに対して、
    日本国政府筋から
    「完全ではないが、ゾーン分けはできていた」という反論があり、
    私が思うに、
    「完全ではないゾーン分けなんて、駄目駄目じゃん!」
    「ゾーン分けは、完全・完璧にやってくれよ!」
    と思いました。
    こういう日本国政府の駄目っぷりを見ると
    オリンピックが東京では開催できない、という可能性も、
    大いにあるかも、と思ってしまいます。
    おしまい

  2. すとん より:

    opeazanokaijinnokaijin(オペラ座の怪人の怪人)さん、お久しぶり。
     私もあまり政府の悪口は言いたい人ではありませんが、今回のクルーズ船の件に関しては、あれこれぬかった事をしてくれたと思います。そりゃあ、役人たちからすれば、言いたいことはあるだろうけれど、結果として、船内にいた多くの人達をウィルスに罹患させてしまった…つまり見捨ててしまった事に関しては、何の申し開きもできないと思います。
     ほんと、しっかりしろよ!と言いたいです。
     さて、opeazanokaijinnokaijinさんが整理してくれたように、A案とB案の2つがあるんだろうと思います。で、私が日本人でなければ、B案にもろ手を挙げて賛成します。だって、そっちの方があらゆる面でいいもの。でも私は日本人だし、日本の選手たちの事を考えると、例え無観客試合であってもA案が良いと思いますし、それしかないと思ってます。でも、無観客試合でオリンピックをやったら、赤字垂れ流しで、日本経済は立ち直れなくなるかもしれませんし、無理に日本でオリンピックを強行しても、海外から選手が来てくれなければ、オリンピックの意味はありません。
     そう考えると、日本(と中国と韓国)を抜きにして、その他の国々がロンドンでオリンピックをやるのが、やっぱりベストなのかな…って思うわけなんです。
     それくらいの大失敗を、今回、日本政府はやってしまったって事なんですよ。

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