ちょっぴり切なくなる話をします。
私もいい年したオッサンです。いや、爺さんかな? 孫はいないけれど、孫がいても不思議じゃない年だしね。今はまだ元気だし、収入もあるし、忙しいと言いながらも、音楽趣味を続けて、毎日を楽しく過ごしています。
音楽趣味が無かったら、今頃、仕事のストレスで、ズタボロになっているかもしれません。そういう意味では、音楽で遊べてよかったなあと思ってます。
で、その音楽趣味って、いつまで続けられるかしら?
ポイントは、収入と健康と体力ですね。
収入は…今は現役だから、なんとかなっているけれど、音楽趣味って、基本的にお金がかかる趣味なんですよね。レッスン代は安くないし、発表会や合宿があれば、万札がふっ飛びます。衣装代や楽器のメンテ代もかかります。年金ぐらしで、そんな生活、できるのかしら?
健康には…自信がありません、全くありません。基本、病弱だものね、脆弱の虚弱だものね。今は健康でも、時がくれば、がっくりきて、ばったりになってしまうかもしれません。あと、何年、元気でいられるか? それ以前に、あと何年、生きて音楽できるのかしら?
体力は深刻だよね。声楽にせよフルートにせよ、私は歩いてレッスンに通ってますので、歩けなくなったらレッスンにいけません。声楽にせよフルートにせよ、演奏する時は立ったままですか、起立し続けるのが難しくなったらできません。私はおデブちゃんだから、他人よりも、歩いたり立ったりするのが、早い段階でできなくなりそう。膝が壊れたら、一巻のおしまいだしね。
それと、声楽のY先生は年下だから問題ないとして、フルートのH先生は、かなりのお年なんだよね。時折、引退をほのめかされるけれど、そんなに遠くない将来、H先生は引退されるだろうし、先生が引退されたら、それは同時に私のフルーティストとしての引退だろうなあって思ってます。だってね、一度、H先生のようなすごい人に師事しちゃったら、趣味のオジサン的には、次は無いよ(笑)。よほどの先生についたとしても、結局物足りなるだろうし、そうなると、お互いの不幸になるのは分かるもの。だから、H先生の引退は私の引退なんだけれど、H先生の引退も、すでにカウントダウン状態だから…ねえ。
人の寿命には限りがあり、未来永劫、今日が続くわけではありません。やがて、私も、私の周囲の人も年をとり、衰えていきます。楽しい音楽の時間にも終わりがあります。
ああ、あと何年、音楽で遊べるのかな?
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