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フルート合宿2018 その10 最後はアンサンブルの本番でした

 発表会の後は、そのままのノリで花火大会に突入! 花火の煙はノドに悪くて、ゲホゲホしっぱなしでした(涙)。で、その後は、例によって、宴会です。

 三日目の宴会は…ピアニストさんと徹底的に話しました。どんな内容を話したのかと言えば…「グルヴェローヴァは人間じゃない。あれはきっとアンドロイドだ」とか「ドミンゴは素晴らしすぎて、ほぼ神の領域に達している」とか「最近のポリーニは、ようやく人間に戻ってきた」とか「パヴァロッティの声は素晴らしい」とか「最近のメトの演出はなんじゃこれ?」とか、まあそんな話題。とにかく外国生活が長い上に、今でもひょいひょいヨーロッパに行っちゃうピアニストさんは、実に多くの演奏家の生演奏をたっぷり見ているのです。特にオペラは、大抵の歌手を生で聞いているから、すごい。それも最近の歌手はもちろん、今や伝説になってしまったような歌手の実演も聞いているんだよ。ほんと、その話を聞いているだけで、もう十分楽しいのよ。

 H先生とは、プロオケ内にはびこる、トラに対するイジメの実例とか、昨今の指揮者ランキングとか、ここには書けないような濃い話題で話しました。いやあ、最終日の話題は面白すぎます。でも、ほぼ、オフレコだな。ここには書けません。

 で、寝て起きて、最終日です。最終日の午前中にアンサンブルの本番があります。

 朝食後に、急に間奏で踊る事になりました…って、別に我々が決めたのではなく、他の先輩門下生からの無茶振りです。なにしろ、我々のグループは、みんな生徒歴の若い人たちの集団なので、先輩からの無茶振りには逆らえません。食後の練習では、曲ではなく、踊りの練習をするはめになりました。

 で、そんなこんなで迎えた本番がこれです。

 ま、録音ですからダンスは見えません(残念)。本番はあれこれあったわけだけれど、楽しかったです。まあ、ソロだと自分に全責任がかぶってきますが、アンサンブルはみんなの責任…って事は、自分的には無責任な気分で演奏できるので、ほんと気楽です。ちなみに私は一番下のパートを吹いているので、ほとんど聞こえないしね。お客さんも、若いお姉さんたちばかり見ているので、シケた親父な私なんて誰も見ないしね。ほんと、気楽。

 で、アンサンブルの本番を終え、写真撮影をしてお昼を食べたら、解散。

 私は帰りも長野でちょっと遊びました。長野の楽器店めぐりをしました。某楽器店に入ったら、ちょうど中学生ぐらいの子が、母親と先生(?)を連れて、ヴァイオリンの選定をしていました。あれこれズラッと楽器を並べて弾いてましたが、どの楽器も音量はともかく、音色はいい感じでしたね。でも、もっと鳴りの良い楽器を試奏させてあげればいいのに…と傍で見ていて思いました。まあ、鳴りの良い楽器は高いからね…お財布の都合なのかもしれないなあ…と思ったけれど、安くても鳴りの良い楽器はあるから、これは楽器店の都合か、教えている先生の趣味なのかもしれません。

 それにしても、中学生ぐらいの男子だったけれど、すっごい音痴でした。たまにヴァイオリンをやっていて、音程が全然ダメな子がいますが、今回の子もそういうタイプみたいです。中学生ぐらいで、この程度の音感の子だと、たぶん、これ以上は伸びないと思うんだよね。先の見えちゃった子に新しい楽器を買い与えるのって、どうなんだろって思いました。新しい楽器よりも、サッカーボールでも買い与えた方がこの子のためになるんじゃないかしらって思いました。

 今年の長野のお土産は、お土産屋さんじゃなく、地元のスーパーとかそういう感じのお店で買いました。だって、同じような品なら、地元のスーパーの方が安いんだもの。

 ちなみに、長野で一番最後に食べたのは…天ぷらうどんでした。そこで蕎麦ではなく、うどんを食べて帰るってのが、なんともへそ曲がりでしょ? 長野には蕎麦屋しかないわけじゃなく、ちゃんとらーめん屋もうどん屋もあるんですよ。

 今年のフルート合宿の話は、これでお終いです。ご苦労さまでした。

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