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私って、金属アレルギーなんだよなあ(意味深)

 フルートのレッスンに行ってきました。

 お教室に入ったら、先生がなにやら奇妙な音楽をピアノで弾いてました。なんでも、今度、お弟子さんのステージに、伴奏ピアニストとして舞台に上がるので、ちょっくらピアノを弾いてみた…んだそうです。20世紀のフランスの作曲家の作品なんだそうですが、伴奏ピアノだけを聞いていると「これって音楽なの?」って感じでした。和音も複雑になると、雑音と紙一重だよなあ。先生も「いかにも現代曲って感じの曲だよなあ。こんな曲、頼まれなきゃ、絶対にやらない!」って断言してました(笑)。まあ、現代曲の美しさってのは、なかなか分かりづらいよなあ。

 さて、先生のピアノ練習が一段落して、いつものようにロングートーン練習をやりましたが、なんかもう緊張感もへったくれもなく、ビシっと音程が合っちゃいます。うむ、上達したね。でもね、緊張感はないし、部屋はなんか暑いし、なんか意識がボーっとしちゃって、倒れてしまうかと思いました。まあ、倒れる以前、時折、自分が何をしているのか忘れてしまったりする事にビックリしました。いやあ、フルート吹きながら「今、何やっているんだっけ?」ってマジで考え込んじゃわけです(「フルート吹いてるんだよ」と耳打ちしてやりたくなります:涙)。

 疲れてんなあ…。

 エルステ・ユーブンゲンの9番、ようやく合格っす。いやあ、長かった。次は10番と11番。11番は先生さっそく「こんなところでブレスはありえない」と言いながら、結構ブレスの位置を変えてくれました。いやあ、それ、難しいっすよ。

 プチ・エチュードは11番です。かなり頑張って練習してきたつもりだけれど、まだ、リズムがちょっと甘くて、フレージングがめちゃくちゃいい加減で、おまけにあっちこっちでオクターブ音を間違えちゃうし、まだまだって感じです。とにかく、練習が必要だな。

 そう言えば、今回のレッスンもそうだけれど、最近、レッスン中に先生に怒鳴られるようになりました。いやあ、うれしい(るんっ!)。真剣に叱りながら教えてくれるってのは、学ぶ身としては、先生の本気が感じられて、実に嬉しい事です。まあ、本音で言えば、怒鳴られるよりは怒鳴られない方が数倍いいのですが、他の生徒さんには怒鳴りまくって、私の時は敬語で対応されていた時は「生徒としては、まだまだ心を開いてもらっていないなあ…」と思っていたので、今のように、遠慮なく「コラーッ!」ってやられると“よし!”って感じになります。

 あ、私は決してマゾでもなければ、ホモでもないよ。ただ、教える人の本気には、割りと敏感に分かるだけです。

 ええと、雑談だけれど、今回は共通の知人が亡くなったばかりだったので、その人の思い出話をしました。しかし、そんな話はここに書くわけにはいかないわなー。

 知人の話の流れで「好きな楽器はなんですか?」とムチャブリに近い質問をしたら、H先生、やっぱり一番好きなのはフルートだそうですが(当たり前か)、次はピアノなんだそうです。H先生、結構ピアノが得意なんだそうな。確かに、先程も訳の分からない現代曲を弾いていたくらいだから、少なくとも初見力はかなりあるんだと思います。

 そう言えば、先生の奥様、現役のピアニストさんだったわ。そりゃあ、ピアノ、好きだよな。

 後、弦楽器一般は好きだし、歌も好きなんだそうです。「こう見えても、留学してた時はオペラハウスに通っていたんだぜい!」だそうです。…だもんだから、日本人のオペラは「ちょっと聴けない」んだそうです。贅沢だね。

 逆に苦手な楽器は、フルート以外の木管楽器だそうです。特にリード楽器は聞いてる分にはいいけれど、吹くのはちょっとパスなんだそうです。なんでも、クチビルがブルブルするのはイヤなんだそうです。

 で、苦手と言うよりも、心理的に受け付けないのが金管楽器だそうです。お、私と同じ! なので、H先生と一緒にたっぷり金管楽器をディスりました(さすがに、その内容はここには書けない:笑)。おそらく、金管ラブの人が聞いたら、怒り狂うような話をガンガンしちゃいました。

 まあ、好き嫌いとかなんて、趣味趣向の話なんで、勘弁してください。それにして、スッキリしたよ。どうして他人(他楽器)の悪口って、楽しいんでょう、ああ、腹黒い腹黒い(笑)。

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