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なぜ入試は二月なのか?

 えーと、今週はとても忙しくて、体重を計測する暇がなかったので、体重報告は無しです。私はストレスで太る人間なので、こんなに忙しいと体重が増えていそうで、とてもイヤです。

 さて今週のエッセイです。

 ただ今、二月です。入試シーズン真っ盛りで、色々な学校で入学試験を行っております。

 毎年、この入試シーズンになると思う事が「なぜ、入試を二月に行わなければならないのか?」って事です。

 だって、二月って、冬じゃん。寒いよね。寒くて雪が降るじゃない、どうして雪の中、大変な思いをして入試をしないといけないんだろ? まあ、北国の方にとっては、雪は日常だから、大変と言ってもなんとかなるのかもしれませんが、首都圏のように雪に慣れない地方は、雪が降ると、ほんと大事です。特に今年は2月8日と14日を中心に二度も大雪が降り、多くの学校で入試の開始時間を遅らせる(遅刻対策ですね)とかをしていました。

 なぜ、そんな大変な目にあいながらも、毎年、二月に入試をやるのでしょうか?

 さらに言えば、二月と言えば、寒くて病気にもなりやすい時期です。今年は、インフルエンザーとノロウィルスが猛威を振るっていました。一年間、一所懸命にがんばって努力して勉強してきたのに、入試当日にインフルエンザやノロウィルス、いや、そんなにおおげさな病気でなくてもいいのです。単なる風邪での発熱であったり、雪道で転んで大怪我をして、そのために、せっかくの入試を棒に振ってしまう受験生だって、毎年、相当な数いるはずです。

 なのに、なぜ二月に入学試験を行うのでしょうね。

 …それは学校の入学式を四月に行うからです。

 ではなぜ学校の入学式を四月に行うのかと言えば…『桜の季節に入学式を行いたいから』でしょう。もう一つの理由を付け加えるなら『学校の年度の開始が四月だから』でしょうね。そこから逆算して、入試の時期を決めると…二月のとても厳しい時期になってしまうのでしょう。

 四月に入学式を行うのは、世界的に見れば、珍しい事で、実に多くの国で、入学式は9月とか10月とかの秋に行うようです。どこの国の学校でも、夏には長い夏休みというものがあるので、その夏休みの前に学年を終え、ヴァカンスを楽しみ、夏休み後に心機一転、新しい学年に入るという、なんとも当たり前の学校生活のスケジュールが組まれているため、入学も秋になるのだそうです。

 これって、極めて、当たり前のスタイルのような気がするし、実際日本でも、明治の最初の頃は、この流れだったはずです。しかし、やがて、日本では、入学式を秋から春に変更していくことになりました。まあ、そこにはひと言では書けないほどの色々な理由があることは分かりますが、だからと言って、入試を二月にやる必要はない…と私は思います。

 入学式は四月のままだとしても、入試はもっと良い季節にやっても、いいじゃん。

 例えば、入試を秋にやるんじゃダメ? もちろん、日本には台風がやってくるので、夏に近い秋ではダメですが、冬に近い秋なら、季節的にも落ち着くだろうし、寒さもまだまだ余裕があるので、雪が本格的に降る前に入試をしちゃえばいいじゃない?

 あるいは、真夏にやっちゃダメ? いくら真夏は暑いとは言え、今の日本にはエアコンという便利なものがあるので、室内は快適でしょ? 夏の暑さは入試の敵にはならないと思うし、いっそ、夏に試験をやるのもいいんじゃないの?

 いやいや、季節の事を考えるなら、いっそ春に入試をやるのが良いのでは?

 …結局、冬以外なら、どの季節に入試をやっても、良いのです。裏を返して言えば、冬に入試をやる事自体が、過酷すぎるんですよ。

 …入試があんまり早いと、入試後に、学生たちが勉強をしなくて困ります。入学式を春の桜のシーズンに行う以上、入試はせいぜい、その1~3カ月前の範囲で行ってもらわないと困るのです…って声が聞こえてきそうです。そんな事を言っている限り、永遠に入試は二月に行い続けることになりそうです。

 やっぱり、学校の入学式を、世界標準の夏休み明け、つまり九月に設定し直さない限り、日本の青年たちは、過酷な二月に入試を受け続けなければいけないのかな? なんか、おかしいような気がするし、受験生という弱い立場の人間に色々なしわ寄せが行っているような気がします。

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コメント

  1. ことなりままっち より:

    受験生の母でございます(^_^;)
    長女、一応行き先は決まりました。

    さて、すとんさん。
    イマドキの受験生、入試は2月だけではありませんですのよ( ´▽`)
    大学のAO入試の出願は夏休みに始まります。
    推薦は10月頃。つまり、ここまでで決まると、お正月は遊べるわけ。
    とはいえ、うちの長女みたいに「クラスの大半が推薦で決まるクラスに在籍しながら一般入試を選ぶ勇者」はやはりインフルとかノロウィルスとかただの風邪の恐怖におびえつつ受験準備をするわけですが…(国公立受ける方は勇者ではなく賢者でございます)

    もっとも、私も同じことを考えたことがありますよ、現役の頃。
    でも相変わらず4月入学はなくならないし、4月入社式もなくならないのです。一斉入社式を4月に行う企業が多いうちは、大学の卒業式が終わって半年も遊んでいられないっていう人がきっと多いのではと思いますよ…。

    そういや、推薦とかAOで決まった子は、「安心しきってしまってあんまり勉強しないみたいです~」と、去年一般入試で受かったうちの生徒が言ってました。

  2. すとん より:

    ことなりままっちさん

     ウチの息子君はまだ行き先が未定でございます(汗)。

     まあ、確かに最近は、推薦だのAOだのと、色々な入試があります。早めに学生を確保したい学校側の苦肉の策だと私は思ってますが、それで受験生にも得るものがあるなら、それはそれでヨシと思ってます。

     これは地域差もあるかもしれませんが、首都圏の大学さんたちは、軒並み、推薦やらAOやらを撤廃、あるいは規模縮小する方向に大きく舵を切っています。原因はもちろん、学生の質の低下に我慢ならなくなったからです。経営的に考えれば、そんな贅沢を言える学校なんて、そうそう多くはないでしょうに、経営的な問題を横においてまで、もう少し質の高い学生が欲しい…と思うようになったわけです。

     まあ、高校どころか、中学レベルの授業をやらざるをえない大学なんて、掃いて捨てるほどあるわけですが、そういう学生を教えざるを得なくなった大学教員たちの、魂の叫びって奴なんでしょうね(なんて、贅沢な叫びなんざんしょ)。

    >入社式を4月に行う企業が多いうちは、大学の卒業式が終わって半年も遊んでいられないっていう人がきっと多いのではと思いますよ…。

     大丈夫。その半年をモラトリアムの時期としてグダグダ過ごすもよし、さっさと会社にインターンとして入って働くもよし、ボランティア活動に勤しむもよし、若いんだから、色々とやることなんて、ありますよ。

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