釜山観光の続きからです。
エックス・ザ・スカイから昼食会場“外食1番街”まで、道路が渋滞していたので、小一時間ほど掛かりました。道路がすいていると20分ほどの道のりなんだそうだけれど。韓国は車社会なので、道路の混雑がヒドいのは、日常茶飯なんだそうです。ちなみに、運転もめっぽう荒くて、あっちこっちでクラクションを鳴らしていました。もちろん、我々のバスの運転手さんも、クラクションは鳴らすし、ブレーキは踏むし…低速走行なので急ブレーキってほどじゃなかったのだけれど、かなり運転は荒かったです。
昼食の店は、ビルの2階にあって、広くてゆったりとした感じの高級焼肉屋さんです。そこで食べたのは、味付けカルビと冷麺の定食です。でも日本で食べる焼き肉とは全然イメージが違って、肉はステーキ状の分厚くて長いものが巻物の様に丸められて出てきました。それを焼き網の上に広げて、端から適当な大きさにハサミ(!)でカットして食べます。てか、お運びのお姉さんが、肉を持ってくるなり、いきなり肉を焼き網の上にひろげて、勝手にカットしていきました。
とにかくお運びのお姉さんは、無駄口どころか、必要なことも一切喋らない無口な人です。おまけに忙しいのでしょうね、動作も唐突でガサツです。笑顔の一つもありません。我々のテープル以外のお運びさんたちも同じような感じで、無口でガサツで笑顔の一つもありません。でも、スタッフの男性たち(何をするでもなく、ただ店内で立っているだけです)はニコニコしていたので、そのへんの男女の働き方の違いは、もしかすると韓国の接客文化の一つの現れなのかな? とも思わないでもなかったです。とにかく、女の子たちの愛想の無さとガサツさは、ツアー客からは不満タラタラでしたね。
それにしても、食材をハサミで切るなんて、新鮮な感覚だなあ。そういう細かい韓国料理の食べ方のような事は、相席したお姉さんたちから教わりました。彼女たちは韓国には何度か来ていて、そういう事には精通していたのです。こういうのは相席の良さですね。
冷麺は洗面器のような大きなボールにたっぷりと注がれたスープの中に沈んでいました。これも持ってきてもらった時に、お運びの女の子が、器をテープルの中に置くなり、箸を料理の中に突っ込んで麺を持ち上げて、勝手にハサミで麺をチョキチョキしました。もはや驚きもしませんが、客の料理にハサミを入れるなら、ひとことぐらいあって然るべきだと思うんだけれどなあ。
また、我々の食事テープルを定期的にガイドさんが回ってきて、しきりに「美味しいでしょ? 美味しいでしょ?」と尋ねてきました。心配してくれているのは伝わりますが、美味しいと言わされる、押し付けがましい感覚も韓国っぽいのかもしれません。いや、そう言えばダイヤ号のレストランでも、ウェイターさんたちがテーブルにやってきたは「美味しい? 美味しい?」って、よく尋ねてきたから、そういう接客スタイルは、世界標準なのかもしれません。
ここは外国だし、人々は外国人なのです。そしてこういう変な行動や習慣、妙な人々と出会うのも、国際交流なのです。
ちなみに、カルビ自体は甘辛くて実に美味しかったです。周囲にあった副菜の類は、なんとも奇妙な味のものばかりで、美味しいとも不味いとも判断できませんでした。まあ、外国で食事をするというのは、そういう事なのですね。
食事を終えたら、釜山の観光を代表する、龍頭山公園に行きました…が、暑くて暑くてギブアップです。だって、この日の釜山の気温は 40度だったんですよ。公園見学はすぐにパスして、冷房がよく効いている最寄りの免税土産物店に駆け込みました。見どころの多い公園のようですが、暑さには勝てません。健康第一です。
免税店のイチオシは、韓国コスメです。シワ伸ばしのコラーゲン・スティックがガイドさんのイチオシで、免税店でもディスカウントして大々的に販売していました。ツアー客のお姉さんたちも、雲霞のごとくに集まって、ご購入されていました。いやあ、韓国コスメって、すごい人気なんですね(棒読み)。我々は、両替したウォンを使い切らないといけないので、この店でハニーバター味のピーナッツを日本の知人向けにたくさん買いました。美味しいし、包装紙にハングルがたくさん書いてあったし、個包装で配りやすそうだったんですよね。
これで釜山観光はひとまず終わりです。釜山港で、出国審査を受けて(今回はスムーズでした)ダイヤ号に帰還しました。ごくろうさまでした。
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