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映画「Michael/マイケル」を見てきました

 とても素晴らしい映画でした。2時間の上映時間が、ほんと、あっという間でした。例によって、スタッフ&キャストを書きます。

 監督:アントワーン・フークア
 脚本:ジョン・ローガン

 マイケル・ジャクソン:ジャファー・ジャクソン
 マイケル・ジャクソン(マイケルの幼少期):ジュリアーノ・クルー・ヴァルディ
 ジョセフ・ジャクソン(マイケルの父):コールマン・ドミンゴ
 キャサリン・ジャクソン(マイケルの母):ニア・ロング
 ビル(マイケルのボディーガード):キーリン・ダレル・ジョーンズ
 ブランカ(マイケルのマネージャー):マイルズ・テラー

 ストーリーは、マイケルの“幼少期から絶頂期(バットツアー)”までを描いています。残りの“絶頂期~死”までの話はありません。まあ、続編を作るとか作らないとかの噂話もあるし、作るなら、続編のために取ってあるのだろうと思います。もちろん続編が出来たら、また見に行くつもりです。

 それにしても、抜け落ちてしまったエピソード…例えば、“We are the world”製作エピソードを始めとする、数々の大物とのデュエット曲のエピソードとか、妹のジャネット(なぜか映画には登場しません)がらみのエピソードとか、その他にも逸話には事欠きません。続編を作るなら、ネタには困らないでしょうね。

 さてこの映画、ネットでは良い評判がありません。なんでも、ストーリーがダメであるとか、マイケルを聖人君子として描きすぎだとか、全くリアルでもシリアスでも無いとか、散々な評価を受けていますが、別にこの映画は、学術的なドキュメンタリーでもないので、そんなモノを求めても仕方ないじゃないですか? 映画だよ、ミュージカルだよ、エンタメだよ。面白ければいいんだよ、愉快な時間を過ごせればいいんだよ。違うかい?

 映画全編に流れる、マイケル&ジャクソンズの音楽には完敗です。もう、上映中、これらの素晴らしい音楽に浸っていられるだけで、至福の時間です。ストーリー的には、父親の毒っぷりが苦みとなって、あまり良い感じではありませんが、マイケルが虐待されながら育っていった事と、黒人社会における家族問題が、彼の人生のベースにあるなら、それはそれで映画的には受け入れざるを得ないのかな?って思います。

 完璧な人はいないし、幸せしかない人生なんて無いんです。誰でも闇の部分は持っているし、幸せな時間ばかりが流れているわけではないのです。禍福はあざなえる縄の如し、です。

 マイケル役は実の甥であるジャファーによって演じられています。当初は「甥のくせに、あまりマイケルに似てないなあ」とか「声が違う」とか思いましたが、映画が進むにつれ、気にならなくなり、映画の中のジャファーがマイケル自身にしか見えなくなりました。もっとも、歌声に関しては、マイケル本人の歌声とジャファーの声がプレンドされているそうなので、マイケルにしか聞こえなくても、道理だよね。あと、ダンスに関して言うと、当然、ジャファー自身が踊っているのですが、このダンスが、マイケル本人よりも上手なのが、実はビックリです。やるな、ジャファー。

 とにかく、面白くて楽しくて、終わった瞬間に「もう1回見たい」と思ったほどです。

 実は「マイケル」を見に行く前に、予習代わりに(本作のエンディングはウェンブリーのライブと聞いていたから)マイケルのウェンブリーライブを見ておいたのですが、その予習と映画本編を見ただけでは気持ちが収まらずに、帰宅してすぐに、家にある、マイケルの「One」のDVDを見て、それでまだ収まらなかったので「This is it」のBlu-rayを見て、翌日には「ムーンウォーカー」のDVDも出して来て、見てしまいました。ようやく、これで気持ち的に収まりました。まだ、ブカレストのライブDVDもあるので、まだ収まらなかったら、それに手を出そうとまで考えていましたが、そこまでではありませんでした(笑)。

 とにかく、うっかりマイケル三昧をしてしまうほどに、映画「マイケル」は楽しかったのです。

 なんと言っても、我々の世代のスーパースターだもんな、マイケルは。

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