つい先日、タニシを百匹ほど水槽に迎えました。
本来、タニシを始めとする巻き貝たちって、水槽の壁面のお掃除屋さんで、水槽のガラスとかオブジェとかにへばり付く苔とか藻とかを食べて、水槽内を見目麗しくする役割を持っていますし、実際、以前はそんな感じでした。
ところが、いつの頃か、タニシを水槽に入れても、彼らが自分たちの仕事をする前に「美味い美味い」と言って、タニシを食べてしまう子たちが現れました。アリサとか、シズカとかなんだけれどね。その子たちのおかげ(?)で、いくらタニシを入れても、すぐに食べられてしまうので、水槽の中は汚れ放題になり、やむなく、私自身が水槽の掃除をせざるをえない状況が、ここ何年も続いていました。
でも、アリサも星になり、タニシ食べ放題だった時代にいた子はラクだけになり、タニシの味を知らない子ばかりになった現在が、タニシ再投入の時期ではないかと思ったわけです。
でも、もしもラクがタニシの味を他の子に教えてしまったら…と思わないでもありませんが、ラクって、そんなに食欲旺盛な子ってわけでもないのです。まあ、オスだしね。それで、一か八かでタニシを再度投入ずる事にしたのです。
今のところ、タニシが集中的に食べられている様子はありません。ああ、よかった。そして、少しずつ水槽内の掃除を始めました。
タニシは移動速度が遅い上に、食欲だってそんなに旺盛ってわけではないので、その仕事の速度も遅々としてなかなか進みませんが、着実に、そして少しずつ水槽内がきれいになっていくのが分かります。
うむ、タニシたち、いい仕事をしています。このまま、お掃除係が定着してくれたらなあ…と願うばかりです。あと、もう少しだけでも仕事のスピードを速めてくれたうれしいです。なかなかガラスがきれいにならないんだよねえ。
これからもタニシが仕事をし続けるためには…金魚たちがタニシを食べ尽くさない事が最低条件なのです。お願い、食べないで!
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