私は割りと見ています…少なくとも、2018年の「西郷どん」以降、毎年見ています…ってか、2017年の「おんな城主 直虎」は、ドラマ開始早々に挫折して切ってしまったんだけれど、その前年(2016年)の「真田丸」は面白く見たもの。でも、その前の年(2015年)の「花燃ゆ」は…開始早々に挫折しました。でもその前の「軍師官兵衛」は見てました。
実はそんな感じで、大河ドラマは基本的に見ているのだけれど、ドラマ序盤がつまらないと、さっさと見限って見るのを止めてしまいます。それで失敗したのが、2008年の「篤姫」だね。これも割りと早めに止めてしまったのだけれど、このドラマは中盤以降に面白くなったわけで、それを後から知って、ちょっと悔しい思いをしたので、実は今、BSでやっている再放送でちゃんと最初から見ていたりします(笑:でもまだ面白くなりません)。
そんなわけで、若い時はともかく、割と最近は最初の一ヶ月で挫折しない限り、ちゃんと大河ドラマは見てきたつもりです。
ですから昨年の大河「どうする家康」だって、評判は散々だったし、実際ドラマとしてもレベル低かったし、時には「これってドラマじゃなくてコント?」とか思いながらも、なんとか最後まで見ていました。ほんと、途中からはドラマを楽しむのではなく、なんかメタ視点で「どれだけ歴史改竄をしているか」とか「どれだけトンデモなドラマに仕上げているか」とかいう視点で楽しんでいましたもの。いやあ、ほんと、昨年の大河はつまらなかったよ。今思えば、それこそ、さっさと見限っておくべきドラマだったなあ…と個人的には思っています。
それはともかく、今年のNHKの大河ドラマ「光る君へ」は平安時代の物語だけれど、私にとっては毎回毎回ゾクゾクするくらい面白く感じてます。藤原道長時代の歴史的な流れは「大鏡」とか「栄花物語」を(ダイジェストや現代語訳等で)読んでいますので、だいたい知っていますが、それをドラマにして見せてもらえるなんて、ほんと大感激です。いやあ、良いですよ。特に花山天皇の逝っちゃっている感じは、ほんともうぞくぞくわくわくモンですよ。
一昨年の「鎌倉殿の13人」の鎌倉時代も(さすがに「吾妻鏡」は読んでいませんが、それでも)ワクワクして見ていました。やはり、あまり見慣れない時代のドラマって、ほんと楽しいです。
大河ドラマと言うと、たいてい舞台は、戦国時代か幕末だものね。ひどい時なんて、戦国時代と幕末時代を交互にドラマ化していた時期もありました。正直に言っちゃえば、いつもいつもお馴染みのストーリーで、もうそんなのは見飽きたんだよね。
鉄板のお馴染みのストーリーで安心して大河ドラマを見られるわけで、楽しみは、いつもの役をどの役者が演じるのか(今年の織田信長は誰がやるの?…的な楽しみ方)、それを見るが楽しいわけで、それってストーリーではなく、役者を見たい人向けのドラマだし、水戸黄門的なドラマの楽しみ方なんだと思います。
それはそれで需要がある事は分かるけれど、私はそんなお馴染みさんで楽しむよりも、新しいストーリーを目新しい俳優さんが演じるドラマを見たいです。だから、今年の「光る君へ」は楽しいし、一昨年の「鎌倉殿の13人」も楽しかったですし、来年の大河の「べらぼう」にも期待してます。来年は江戸の文化が咲き乱れた田沼時代が舞台になるようですよ。ああ、楽しみ。
でも私が楽しいと思っている大河って、視聴率的にはダメな作品が多いんですよね。特に今年の「光る君へ」は、今のところ、昨年の「どうする家康」に視聴率的には全敗しているそうです。ううむ、私的にはゾクゾクするほど面白いドラマも、皆さんはお気に召さないようで、よほど人気が無いようで残念です。
さてさて、だいぶ前から、再来年の大河ドラマは幕末の「福沢諭吉」で、主演は嵐の櫻井翔と内定していたはずだけれど、つい先日の発表では、再来年(2026年)の大河は「豊臣兄弟!」に変更となりました。当然、主演も変更で、仲野太賀で豊臣秀長役なんだそうです。ううむ、結局大河は、幕末じゃなくなっても戦国だな。
それにしても2026年の大河変更は、ジャニーズの性加害問題が原因なんだろうな。うむ。
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