伊香保温泉旅行の話の続きです。
ホテルに戻ったら、一息ついて、すぐに風呂です。
今日の大浴場は、お風呂場が昨日とはチェンジされていて、通常は女風呂として使わている、少し小ぶりの大浴場が男風呂になっていました。と言うのも、この日は女性ばかりの団体客がいるようで、それで普段は男風呂として使用している広い風呂を女風呂にしたようです。まあ、私的には両方の風呂に入れたのでOKです。
風呂を出て、夕食までの時間はお昼寝タイムです。それほど疲れていたってわけです。
しばらく寝ていたら、若い女の子たちのキャーキャー言う声で目が覚めました。どうやら団体客がやってきたようです。今回の団体さんは、東京の女子中高の部活の夏合宿らしいです。つまり、若い娘の大集団ってわけね。そりゃあにぎやかだよね。
さて夕食です。例によって、食べきれないほどの量の食事で圧倒されます。この日のメインは炭火焼きです。食材的にはカニが目玉なんだろうけれど、私はカニは食べないんだよね。それに群馬の山奥に来てカニを食べたいとは思わないし…ねえ。
とにかく、炭火焼きなので、焼いて焼いて食べまくりました。で、ほとんどの料理は美味しかったんだけれど、一ついただけなかったのが、夕食に出された、水沢うどんです。いやあ、お昼に食べたうどんとは別物でした。これはダメだよ、正直不味いです。他のお客さんたちもあからさまに文句言ってたもの。「うどんなんて、そもぞも戦争中の代用食なんだから、美味しいわけがない」とか「日本三大うどんと言っても、この程度なのか」とかの声が聞こえてきました。いやいや、専門店の水沢うどんは、びっくりするくらい美味しいんだよ。地元の名物料理をこんなに不味くして提供しちゃあ、絶対にダメだって。
で、食後にもう一回お風呂に行きました。
風呂上がりは地酒で晩酌です。いやあ、地方に行くとお酒が美味しいね。
で、夜になって寝て目覚めれば次の日でした…と書きたいのだけれど、この日は何度も夜中に息苦しくなって目覚めてしまいました。目覚めるたびに深呼吸をしてハーハーしてました。いやいや、それどころか寝ている時も息苦しくてたまりません。
頭を過ぎったのは“睡眠時無呼吸症”? そんなモノになった事はないのだけれど、 旅行をきっかけに無呼吸症になってしまったのか?と思ったのですが、それなら目が覚めて寝入ろうとする時に息苦しいはずがないから却下です。
次に思ったのはアレルギー? 何しろ、夕食に色々と食べ慣れないものも食べたからなあ…。でも、夕食が原因のアレルギーだとしたら、さすがに時間がかかりすぎていないか? なにしろ、食後6時間ぐらい経っているからね…と思って、今調べたら、食物アレルギーの中には遅延性アレルギーと言って、食後6~8時間後に症状が出るものがあるらしいじゃん。なら、この日の呼吸困難は食物アレルギーで決定だね。
今思えば、あれがアレルギーだとしたら、とにかく大事に至らなくて良かったよ。
で、私のアレルギーって言えば…実は私、甲殻類アレルギーがあります。もう少し細かく言うと、カニ味噌アレルギーね。私、カニ味噌を食べると、息苦しくなるんです。だから、普段からカニ味噌はもちろん、カニも食べないようにしているので、夕食に出されたカニも食べなかったんだけれど、どうやら気づかずにカニを食べてしまったのかな?
ううむ…と考えてみると、イカの刺身の上にウニの裏ごしのようなモノが掛かっていたのだけれど、私はウニって、あまり好きではない(これは好き嫌いの問題です)ので、普段は、ウニは食べないのだけれど、今回は旅行だし、ほんのちょっとだから…と思って、頑張って食べてみたのですが、あのウニっぽいヤツって、今思うと…もしかすると…カニ味噌だったかもしれない。いや、よく考えてみると、ウニに似ているけれど、カニ味噌だよね。おそらく、カニを調理して、お味噌をイカの刺し身の上に彩りとして載せたのに違いない。
ああ、失敗した。カニ味噌と見抜いていたら、絶対に食べなかったのに!
分量にして、小さじ1杯もないくらいの量だけれど、アレルギーを引き起こすには十分な量だよなあ(涙)。
そんなわけで、息苦しい一夜を過ごして、翌朝を迎えた私です。たぶん、カニ味噌をカッツリ食べていたら、救急車で運ばれていた案件です。やばいやばい。
そんなわけで、朝はさっさと目が覚めてしまった…というか、ろくに寝られなかったので、覚悟を決めて朝風呂に入ってきました。朝風呂に入って、眠気を吹き飛ばそうとしたのですが…それは全然叶わず、むしろ風呂の中で寝落ちをしてしまいかねないほどでした。いやあ、寝不足は怖いね。
ちなみに、アレルギーの影響は息苦しさだけでなく、顔がむくみ、まぶたが腫れてしまい、特に左目が十分に開かないほどでした。いやあ、参った参った。
で、朝食です。例によって、皿数も多く、量も半端なかったです。寝不足で参っている私には(ごめんなさい)量が多くて、拷問のような食事となりました。「じゃあ残せばいいじゃん」と思われるかもしれないけれど、それはイヤなんですよ。出された食事は、よほどのことが無い限り完食したい私です。
なので、一時間掛けて、どうにか食べ終えた私でした。ちなみに私が朝食と格闘している間に、女の子たちは大騒ぎをしながら出発していきました(笑)。
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