先日、一年ぶりの人間ドックに行ってきました。
まあ、人間のカラダなんて、1年かそこらで劇的に変わることなんて無いよね…なんて、昨年まではつぶやいていた私ですが、今年は、劇的な変化に見舞われてしまいました。
それは何かと言えば、視力と聴力の大幅下落です(涙)。
自覚が無かったわけではありません。何となく「見えづらいなあ…」とか「聞こえてないなあ」とかは思ってました。
視力は…老眼が進んだので、最近、メガネを買い替えて、老眼関係の不自由はメガネを掛ける事で解決されたのですが、メガネをかけても外しても解決されないのは、モノがぼやけて見える件です。
ぼやける理由は…いつも泣いているから(笑)。ほんと、最近の私はいつも泣いているんですよ。とは言え、涙がだらだら流れるほど泣いているわけではなく、常に目がうるうるしている感じなのです。別に悲しいわけじゃないのだけれど、目の前が常にうるうるして、それで世界がぼやけて見えるんですね。世の中にはドライアイと言うのがあるそうだけれど、私の場合は、その逆で、ウェットアイなんだね。いつも涙目なので、拭いても拭いてもうるうるしているので、最近は放置してます。
なので、視力検査の時も、眼の前がうるうるして、ランドルト環にピントが合わなくてね…昨年までは視力が1.5あったのだけれど、今年は0.7って言われてしまいました。まあ0.7あれば日常生活に不便はないので良いのだけれど、世界が見えづらくなってきたのは事実です。
聴力の方は、ちょっと深刻で、加齢のせいもあって、高音が聞こえづらくなってきたのは自覚があります。実際、秋の虫の音の一部はすでに聞こえません。気にしてませんが、虫の羽音も聞こえていないと思います。まあ、それらは仕方がないものとして諦めています。
今回、問題に感じたのは、聴力検査の装置の音が、最初は全く聞こえなかった事です。ダメな方にパーフェクトだったのです。
さすがにちょっと焦りました。だって、昨年までは逆に、すべてパーフェクトに聞こえていたんですもの。それが今回は、全く聞こえなかったんですからね。
検査士さんとは普通におしゃべりできたのに、装置の音が全く聞こえないってのは…かなりヤバいですね。
私が思うに…たぶん、原因は耳鳴りだろうと思います。と言うのも、検査用のヘッドフォンを掛けると、通常は無音になって、耳のあたりがボォーっとするものですが、今回はヘッドフォンを掛けると、何やらギラギラギンギンとノイズが聞こえたのです。小さな音ですが、明らかにややピンクかかったホワイトノイズがしていました…まさに耳鳴りですね。
そう、最近の私は耳鳴りがするんですよ。大した音量ではないし、音って、いつも鳴っていると気にならなくなってくるもので、私もいつも鳴っている耳鳴りを無意識に無視して生活しているわけですが、こういう聴力検査の時などは、いつも無視していた耳鳴りと直面せざるをえないわけで、今回も、聴力検査の音が耳鳴りの音よりも小さかったので、耳鳴りの音にかき消されてしまった(マスキングですね)ので聞こえなかった…というわけですね。
つまり、私は“高い音と小さい音が聞こえない人”になったわけです。
聴力検査の方は、検査士さんに「両方のヘッドフォンを耳にギュッと当ててください」と言われて、再検査したところ、なんとか聞こえたので、OKにしてもらえましたが…これってかなりグレーだよね。
という訳で、還暦を過ぎたら、一挙に目と耳がダメになりました…というお話でした。
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