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死刑になる夢を見た

 全く変な話ですが、先日、死刑になる夢を見ました。正夢じゃないといいなあ(笑)。
 まあ、理由は薄々分かっています。実は、以下のマンガを読んだからです。
 このマンガ、いわゆるエッセイマンガで、今アマゾンで売れているらしく、そんな話題の本を私も読んでみたのです。死刑なんて、言葉では知っていましたが、その実態や、それに関わる人々の事なんて、ちっとも知らなかったので、とても興味深かったです。知らない世界の事を知れるのは、知的に嬉しいです(ちょっと不謹慎でごめんなさい)。。
 で、私の夢の話ですが、実は私、どんな犯罪を犯したのかは分からないのです。もしかすると、無実? 無罪? それでもなぜか死刑なのです。
 だいたい、死刑直前まで普通に自宅で家族と暮らしているのですよ。で、ふと「ああ、そう言えば、今日、死刑になる日だったな」とか思って、一人で自主的に拘置所に出頭して、サクサクと手続きをして、すんなり死刑になっちゃうんですよ。
 で、死刑になって死んだ後は、なぜか(?)幽霊になって、それで思うのです。「なぜ私は死刑になったんだろ?」って。遅いでしょ! 死んでから思っても! 死んでから、「別に死ぬようなことしてないじゃん」とか「死ななくても良かったんじゃないの?」とか「早まったかもしれない…」とか考えて、若干の後悔をしているのです。ダメじゃん、私。
 で、死んだ後は葬式で、自分の葬式を見物している私なんです。
 葬式は家族葬? とにかく地味で小規模で参列者はいなくて、簡素で事務的な葬式で、あっという間に終わってしまいました。なんか寂しい感じでした。でもまあ、心のどこかで「人気も人望も無いから、参列者がいなくても仕方ないか」と変に納得している自分がいるのも不思議な感覚です。
 で、葬式が終わるやいなや、すぐさま火葬場に運ばれて焼かれます。焼かれながら「太っていて脂身たっぷりだから、よく燃えるなあ…」なんて思いながら、結構リアルに自分が焼かれる様子を観察しながら幽霊としての意識がフェードアウトして…という内容でした。
 とにかく、死刑と、寂しい葬式と、火葬場でよく燃えている私と…この3つのシーンが印象的な夢でした。
 これ、夢分析したら、どういう事になるんでしょうね? とりあえず、まだ生きている私なんだけれどね。

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コメント

  1. オペラ座の怪人の怪人 より:

    死刑を巡る、A君とB君の会話。
    A君:人を殺すこと(=殺人)は絶対に悪い。殺人犯は死刑にするべし。
    B君:死刑っていうのは、裁判を経て、国家が殺人犯を殺すことだよね。
    A君:うん。
    B君:殺人は悪いことだよね。
    A君:うん。
    B君:じゃ、死刑も殺人だから、悪いことだよね。
    A君:いやいや、死刑以外の殺人は悪いことだけど、死刑は良い殺人だよ。
    B君:いや、だって、殺人は悪いことって、さっき、君(A君)言ったよね。
    A君:前言撤回、死刑以外の殺人は悪いことだけど、死刑は良い殺人。
    B君:いやいや、死刑以外の殺人も悪いし、死刑も悪いと思うけど。
    (永遠に続く)
    死刑を廃止している国々は、まあ、B君派であり、
    死刑を廃止していないアメリカや日本は、A君派、かしらね?
    ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ
    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
    おしまい

  2. すとん より:

    オペラ座の怪人の怪人さん
     死刑賛成論・廃止論は、結構賑やかですよね。世界的な流れは廃止論のようで、未だに死刑を実施している国は野蛮な国と見られつつあります。まあ「命は何よりも大切」と考える人からすれば、当然の発想なのでしょう。
     「命は何もよりも大切」と考えるのはヒューマニストの考え方で、私自身はヒューマニストではありませんが、ヒューマニストの考え方は尊重します。
     でもね…死刑廃止論には、ちょっとした矛盾があるんだよね。
     日本では、死刑って、原則的に「二人以上を殺害」しないと処せられない刑で、逆に言えば、死刑囚とは複数人を殺している人なのです。他人を殺しておいて、その償いが“命”では無いというのは「命は何よりも大切」と考えるならば、殺された人の命を軽視しているとしか思えません。ハムラビ法典ではありませんが「目には目を、歯に歯を」ならば「命には命で」が当然ではないでしょうか? そういう意味では、日本は二人以上を殺害しないと死刑になれないのですから、死刑囚に甘く、被害者及び被害家族に辛い法制度を持った国であると言えなくもないです。
     家族を殺された人たちにとって、犯人を生かしちゃおけないというのは、ごくごく自然の感情であり、そういう一般の人の自然な感情に寄り添うのが法というものではないかと、私は考えるわけです。
     冤罪の可能性もあるから、積極的に死刑を執行せよとは言いませんが、死刑を廃止してはいけないと思うし、現実的には、日本には終身刑というのがありませんので、もしも死刑を廃止したら、本来死刑になるべき犯罪者は、無期懲役になり、無期懲役というのは10年刑務所にいたら釈放される刑ですから、大量殺人を犯したような凶悪犯でも、10年経ったら、我々の隣で暮らし始めるかもしれないし、再犯をするかもしれません。
     私はそんな恐ろしい世がやってくる事は望みませんよ。

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