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目玉焼きにかけるのは、ソースですか?、醤油ですか?[2009年11月第3週・通算45週]

体重:104.6kg[+0.4kg:-1.2kg]
体脂肪率:31.5%[-0.1%:-0.8%]
BMI:33.0[+0.1:+0.1]
体脂肪質量:32.9kg[+-0.0kg:-1.0kg]
腹囲:103.7cm[+0.4cm:-2.5cm]
     [先週との差:2009年当初との差]

 今日はフルートの発表会です。みなさんがこの記事を目にした頃、私は何を演奏しているかもしれませんね。発表会関係の記事は来週アップするつもりです。

 さて、そふくしダイエット第36週目です。とは言え、今週はずっと気管支炎と戦っていました。この気管支炎は3週間ほど前に罹った風邪(上気道炎)の成れの果てなんですが…いやあ、今年の風邪はしつこいしつこい。

 今週のエッセイは 半年ぶりの調味料話です(笑)。「あなたが目玉焼きにかけるのは、ソースですか?、醤油ですか?」

 ああ、今まで色々な場所で、何度となく繰り返されてきたこの質問。私の子どもの頃から、この質問はありました。

 この質問をすると、盛り上がるみたいですね。「私はソースです」「私は醤油です」「ソースなんて甘いものをかけたら、ご飯のおかずにならないでしょう」「目玉焼きは洋食だよ、洋食にはソースで決まりでしょう」「目玉焼きはすでに日本料理となっている、日本料理なら醤油だよ」「付け合わせのキャベツとのバランスを考えると、やっぱりソースで譲れないよ」

 まさに喧々諤々ですね。ところで私は?、って言うと……ソースでも、醤油でもありません。調理をする際にふりかける、一振りの塩で十分です。だから、何もかけずに食べます。

 世の中には調味料の愛好者もいます。しかし私はどちらかと言うと、調味料をあまり使わないタイプです。カキフライとかエビフライとかは、あればタルタルソースをかけますが、無ければ無いで、何も気にしないで、そのまま何もかけずにバリっと食べます。というか、フライ一般、あればソースだけれど、たいていの場合は何もかけずに食べます。から揚げは、まず何もかけずにいきなり食べます。それどころか、最近は天ぷらも、何もかけたりつけたりせずに食べてます。

 サラダも、あれば出されたものを素直にかける(除マヨネーズ)けれど、うっかり何も出なかったら、文句も言わずに、そのままバリバリ食べます。ピザもそのまま食べます。

 逆にこだわっているものもあります。例えば、餃子。これは酢です。譲れません。味噌汁、胡麻と七味です。譲れません。やきそばは、コショウと胡麻です。これも譲れません。人には譲れないものがありますが、私は、これらのものが譲れません。たぶん、私の食の趣味はちょっと変わっているのかもしれません。

 さらに言うと、最近はめったにやらなくなりましたが、実は、塩ラーメンに酢をかけて食べるのが好きです。生のトマトには砂糖をかけて食べたい人です。

 つまり、たかが、調味料でも、人によって使い方は色々で、端から見れば、変な食べ方でも、その人にとっては、極めて美味なるものなんですよ。それが嗜好というものなのかなって思うようになりました。だから「あなたが目玉焼きにかけるのは、ソースですか?、醤油ですか?」なんて質問、小さい小さい(笑)。

 私が思うに、人それぞれの嗜好が尊重される社会って、実にいいなあって思います。

 例えば、私がこだわる餃子。餃子は醤油に少量のラー油をたらしたもので食べる人が多いでしょう。最近は餃子のタレと言うモノがあり、それを利用する人もいるでしょう。また、ラー油を入れずに醤油のみでもOKです。さらには、醤油少々にラー油たっぷりでもいいわけです。何もかけずに、いきなりパックリ食べてもいいし、私のように酢につけて食べてもいいです。自宅なら、マヨネーズをつけて食べてもいいし、ポン酢醤油も案外いけるでしょう。沖縄地方の人なら、シークワァーサー醤油で食べてもいいですね。洋風サラダのように、各種ドレッシングをつけて食べてもいけるんじゃないかと思います。

 同じ餃子を取り囲みながら、ある人は「醤油+ラー油」で食べ、ある人は「餃子のタレ」で食べ、ある人は………。同じモノを囲みながら、それぞれにちょっとずつ味付けを変えて食べる。ニコニコしながら食べる。それが幸せな社会ってものじゃないかなって思います。

 「醤油+ラー油」じゃなきゃ、おかしいなんて言い出したら、困っちゃいますよね。メーカーが開発した「餃子のタレ」が一番美味しいはずだから、これを使わない奴は味覚オンチだ!とか言われても、やっぱり困りますね。餃子にマヨネーズなんて、人の食べるモノじゃないとか言われたら、全国百万人のマヨラーたちが総決起集会を開くことでしょう。餃子にお酢をかけて食べるなんて変態だ~と言われたら、私は甘んじて変態の汚名を浴びたいと思います。

 でも、現実の社会って、往々にして、こういう事があるんですよ。多くの人が「醤油+ラー油」だからと言って、なぜ自分までそれに従わないといけないの? 「餃子のタレ」なんて、所詮はメーカーのお仕着せでしょ。それをチョイスするもしないも、消費者の好みというものなんじゃないかな? なぜお仕着せどおりにやらないからって、白い目で見られるのかな? だからと言って、餃子にマヨネーズは好き好きだけれど、自分が異端的な立場にいるって事の自覚はあるのかな? 異端者があまりに大声で自分の立場を主張しすぎると、世の中が複雑になりすぎるよ。餃子にお酢は…やめとこ。私は所詮、変態だから(笑)。あ、ちなみに「変態」って言葉は、オタク業界ではほめ言葉なんですよ(笑)。

 もちろん、他人を不快にさせたり、悲しませたりする嗜好は困りますし、犯罪であったり、反社会的な嗜好は、糾弾されて仕方がないと思います。でも、平和な嗜好は尊重されるべきです。そういう社会が、自由な社会であり、幸せな社会だと思います。

 幸せな社会の実現のためには、まずは、みんなでニコニコと餃子でも食べてみましょうよ。「目玉焼きにかけるのは、ソースですか?、醤油ですか?」の問いかけたら、今日はだいぶ、遠くまで来ちゃいました。こういうのを「広げた風呂敷が畳めなかった」って言うんだけれど、たまにはこういうのも、いいでしょ(笑)。

コメント

  1. シラスマ より:

    私は塩こしょうをかけます^^)>目玉焼き
    餃子にはお手軽にポン酢ですね~。
    ポン酢大好きなんでなんでもかけます(笑)

    ほんと、こういうなんでもないことに自由がきくっていいですよね。
    実はとても幸せなことなのかもしれません。
    て、昨日名曲探偵アマデウスでショスタコーヴィチの巻を見たから余計思うのかな^^;

  2. ダリア より:

    目玉焼きはお醤油、餃子は、酢とお醤油半々です、日本人なんでちょっとだけ、お醤油の香りがほしいんですね。気管支炎、お大事に。

  3. Cecilia より:

    昔子供の頃、我が家では目玉焼きにソースでした。私は醤油のほうが合うと思ったので醤油にしました。その後現在に至るまで基本的に塩コショウにしていますが、時々醤油にします。ソースはあまりかけたくないです。
    それから、餃子。実は何もかけなくても美味しいと思っています。特に手間隙かけたときは何もいらない!
    焼く段階で油が多いし、たれを使う時でもラー油はそんなにかけません。うちの夫はお皿からこぼれるほどたれを注ぎ、ラー油もたっぷりです。
    たこ焼きのソースとか照り焼きバーガーのたれなどはかけすぎが多いですね。
    そういえば納豆のたれ、これはいらないという人が多かったと言う記憶があるのですが、最近はどうなのでしょうか?
    私はもったいないので使うのですが、時々実家で納豆に普通の醤油を使っていたことが懐かしくなります。

  4. Cecilia より:

    追記です。

    実家のほうではトマトに砂糖をかけて食べます!
    昔は夏みかんやグレープフルーツにもたっぷり砂糖をかけていました。
    かんきつ類は良いですが、トマトに砂糖って・・・!
    私は昔からトマトにはマヨネーズかドレッシング、または塩・・・を貫いています。

  5. すとん より:

    >シラスマさん

     自由とか幸せって、案外身近なところにあるんだと思います。だから、多くの人は失うまで、その有り難みに気づかないんだと思います。私は、失う前に、一つでも多くの幸せを見つけて生活していきたいと思ってます。

     「名曲探偵アマデウス」はビデオに撮り溜めしたまま、いくつも見てないや…。

  6. すとん より:

    >ダリアさん

     お醤油の香りが欲しいと言うのは、よく分かります。あれは何なんでしょうね。私も実はお醤油大好き人間で、ほんのちょっと、隠し味でいいからお醤油を垂らしてくれると、それだけで、グンと料理の味が良くなるような…気がします。

     実は私、ステーキは、わさび醤油で食べます。これは実に美味しいんですよ。ダリアさんもお醤油好きなら、騙されたと思って試してください。ほんっとに美味しいです。

  7. すとん より:

    >Ceciliaさん

     トマトに砂糖が信じられないCeciliaさんにひと言。トマトに「酢砂糖」もいけるよ(笑)。結構、絶妙な味で、これが想像とは全く違う味覚の世界が広がります。ま、無理強いはしませんが、こういう世界もあるって事です(笑)。

     料理というのは、本来は、調味料など無しで、料理人が作ったくれたものをそのまま食べるのが、料理人に対する礼儀だと私は思ってます。…思っていますが、やっぱり、そこに一味足したくなるんですよね、困ったものです。

     たこ焼きと照り焼きバーガーに限らず、店屋物って、いっぱいに調味料使いすぎだと思います。なので、私は外で食事をする時、必ず、サラダのドレッシングは別添えにしてもらいます。でないと、サラダを食べているのか、油の野菜合わせを食べているか、分からなくなるからです。

     納豆のたれは…捨てるのもなんなので、そのまま使ってます。自分ではエコのつもりです(ちょっと違う?)。

  8. 夜希 より:

    私は目玉焼きは、醤油か、塩こしょうです。
    トマトに砂糖は、子供の頃よく食べていました。おいしかったと思います。

    発表会おつかれさまでした。
    心地よい疲労感…とはいかなかったのでしょうか?

    偶然ながら、今日はうちの子も初舞台(幼稚園の生活発表会の未満児飛び入り演目)でした。
    一緒にステージに上がったのですが、客席のマスクをしたお母さんの集団に圧倒されました。
    でもみんなこっち見てる!というのが、妙に楽しかったです。

    私も発表会に出てみたいものです。
    バックバンドがいるのがうらやましい〜。

  9. すとん より:

    >夜希さん

    >心地よい疲労感…とはいかなかったのでしょうか?

     今回は「痛い現実を直視」しました。これが現実なんすっよ、現実。ま、その話はいずれおいおいと…。

    >バックバンドがいるのがうらやましい〜。

     それは確かになかなか無い貴重な体験だったと思います。ヴァイオリンに伴奏してもらえるアマチュアフルーティストなんてねえ…贅沢かもしれません。それは確かにその通りです。

  10. まきりん より:

    発表会お疲れ様でした。
    風邪の方はいかがですか?
    今夜はぐっすり休んで下さいね…今頃はお布団でしょうか??
    って昨日も書きましたね(^^;)

    で…目玉焼き!
    私はずーーとお醤油でした。
    中2の夏の合宿で朝食を食べたのですが
    目玉焼きに塩胡椒の友達がいて衝撃を受けました!
    それ以降、醤油OR塩胡椒です。
    トマトに砂糖。これは我が家のデフォでした。
    もしくは、トマトにソース。
    高校生の時、お弁当に持っていったトマトに砂糖をかけて食べたら
    友達に気持ち悪いといわれショックでした。
    そうそう、学生時代、納豆にマヨネーズという友達がいました。
    げげげと思いましたが、好奇心旺盛なもんで食べてみると以外にイケてました。

  11. すとん より:

    >まきりんさん

     はは、気分が高揚していますので、疲れ切っているくせに、まだ起きて、こんな事してます。だから、具合が良くならないのですね。

     トマトに砂糖。美味しいですよね。ただ、なかなか世間の人の了解は得づらいだろう事は分かってますが…でも美味しいですよね。そうそう、トマトにソースもいけます。たぶん、トマトって甘味が合う野菜なんだと思います。

    >そうそう、学生時代、納豆にマヨネーズという友達がいました。

     たぶん、その人は単純に“マヨラー”なだけじゃなかったのではないでしょうか?

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