もはや誰も読んでいないかもしれません(笑)が、今回はフルート関係の記事です。
先日、古いフルートブログ関係の友人のブログを読んでいて、三点支持に関する記事が出ていました。そのブログの筆者の方は、ずっとずっと三点支持でフルートを持っていたそうなのだけれど、N響の神田さんやその方の師匠さんも三点支持ではなく、右手の親指をフルートの下面に置いて、右親指と他の指でフルートを挟むようにして持っているんだそうです。通常の三点支持に対して、こちら四点+α支持とでも言う持ち方でしょうか?
今でも多くのフルート教則本では、フルートの持ち方の基本として三点支持は推奨されているそうですが、先日、その方が購入された教則本の表紙イラストでは、その四点+α支持の図が載っていたそうなのです。それに気づいて「今頃気づいたというのもなんだかなあという感じです」と思われたそうです。
で、なんで長々と他人のブログの要約を書いているのかというと、私、その方のブログにコメントできないからです。他の方はたくさんコメントしているので、おそらく私は禁止IDにでも指定されているのでしょうね。「見るのは良いけど、コメントしないでね」って扱いなんだと思います。なのでリンクを貼るのも、相手が迷惑を感じるといけないので遠慮しているわけです。
その方からは、コメント禁止だけでなく「いいね!」も入れられないように設定されているので、完全にシャットアウトされちゃっているようです。まあ、いいけど。その人とはケンカした覚えもなければ、そもそもコメントのやり取りも互いに熱心にしていたわけでもないので、コメント禁止にされても実害はありません。まあ、付き合いは薄いけれど、まあまあ仲良くやっていたつもりだったのですが…私の一方的な思い込みだったようです。
そんなわけで拒否られている私ですか、今回の記事のように「これはコメントしたい!」という場合は…仕方がないので、今回のように自分のブログに意見を書くことにしました。ま、これで相手に迷惑をかけずに私のコメント欲は満たられるわけです。うむうむ。
と、長い前置きは横において、自分のフルートの持ち方を確認しました。
あれ、私も三点支持をしているつもりだったけれど、よくよく観察してみたら、四点+α支持だったよ。別に誰に言われたわけでもないのに、いつのまにかそうなっていました。
そこで三点支持を意識してフルートを構えてみたら、確かに三点支持って、しっかりフルートを持つ事はできますが…右腕が疲れてしまいます。三点支持だと右ヒジを中空に高く上げないとできないのですよね。
その点、四点+α支持だと、右肘は体側にくっつける事ができて、非常にラクにフルートが演奏できます。もっともフルートの保持という点だけで考えると、三点支持ほどの盤石さはありませんが、だからと言って演奏に差し支えるほどの事はありません。普通に演奏できます(ってか、してます)。
水は低きに流れるもの…人間は無意識に楽な方を選んでしまうわけで、私の場合、三点支持はあまりにシンドいため、いつの間にか楽な四点+α支持になっていたようです。
と言う訳で「フルート、三点支持してますか?」という問にたいする答えは、私の場合は「ごめん、してなかったよ」となります。
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コメント
お久し振りです。
私も多分…3点支持じゃないと思います。
キィを大分外側に傾けてるので右の親指は楽器の下じゃなく斜め下から支えてる感じですね。
どうやらこれで普段は右の小指と挟んでいる様です。
人間やっぱり楽な方に流れますよね(笑)
ところで、来週末は通っている教室の発表会です。
が、まだ全然仕上がって無くて…かなりマズイ状況です。
あー、仮病使って逃げたい!(逃げませんけどね)
やこさん、お久しぶり
うーん、やっぱり人間って楽な方に流れますよね。それで支障がなければ、楽なままで行っちゃいますよね。
>まだ全然仕上がって無くて…
たぶん、大丈夫。きっと、大丈夫。と言うのも、仕上がっていないと知っているのは、自分と先生と神様ぐらいだから(笑)。だから、発表会の本番では、堂々とした態度で「ドヤっ!」って感じで演奏すれば、お客さんは誰も、まさか仕上がっていないとは思いませんって。そんなモンです。後は…素人にも分かるような失敗さえしなけりゃ何とかなります。
大切な事は、音楽を止めない事…です。それさえ守れば、何とでもなりますって(笑)。
お祈りしています。
こんにちは。
お久しぶりです。フルートネタで来ました。
「三点支持」はゴールウェイの本で知ったのが初めて、当時右小指でも支えていて痛かった問題は解決しました。ただ体にどこか余計な力が入ってしまう感じは残っていました。
Covid-19の少し前、斎藤和志さんの公開レッスンでニ点支持の話がありました。
前後に回転しないように本体のポストを頂点にするとニ点で楽に支えられる、とういうことです。右親指は押さえるというより斜め下に軽くのせる感じです。
こちらはイメージはあっても実際は何点で支持しているかわかりません。
ググッたら次がありました。10年以上前からこのようにレッスンされていたのですね。
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=3916172&id=40502413
四点+α支持、三点支持、ニ点支持のどれであれ、数時間吹いて体のどこにも痛みとか疲れがなければいい、というところでしょうか。
失礼しました。
tetsuさん
ああ、懐かしい。ミクシィの「フルート初心者」コミュですね。実は私、ここの副管理人をやっています。辞めた覚えがないので、たぶん今でも副管理人です(汗)。引用されたツリーの中に、実は私の発言もあります(大汗)。
>四点+α支持、三点支持、ニ点支持のどれであれ、数時間吹いて体のどこにも痛みとか疲れがなければいい、というところでしょうか。
そう思います。ただ、初心者の方は、ひとまず基本となる三点支持で始めてみましょうってところでしょうか? で、慣れてきたら、好きなようにお持ちになればいいでしょうって感じでしょうね。実際、よくよく見ると、プロのフルーティストさんたちの中には、実に独特なフォームの方もいらっしゃいますから、要は楽に自由に演奏できたら、それがその人の正解ってところなのでしょうね。
こんばんは。
斎藤和志さんの公開レッスンで、次の画像のように親指と人差し指で輪でのOKサイン(意味は除いて形のみ)をつくったとき、笛吹きは親指と人差し指の輪は同一平面上にない、中指・薬指と小指はまっすぐに伸びない、と仰っていました。
こちらはまさにその通りです。長年のゆがみ?
https://tabizine.jp/wp-content/uploads/2014/08/16413-01.jpg
メチャ楽なところでフルートを構えて音楽ができればサイコーですね。
失礼しました。
tetsuさん
>笛吹きは親指と人差し指の輪は同一平面上にない、中指・薬指と小指はまっすぐに伸びない、と仰っていました。
さっそくやってみました(笑)。
>親指と人差し指の輪は同一平面上にない
確かに親指の輪は地面と平行に、人差し指の輪は地面に垂直に作ってますねえ…。
>中指・薬指と小指はまっすぐに伸びない
まっすぐどころか、人差し指のほんのすこしだけ上に位置してます。
これ、フルートの構えから考えてみれば、私のやり方の方が合理的っていうか、今更一般人のようなオーケーサインは…作れないわけじゃないけれど、意識を持ってやらないと無理だな。自然に構えると斉藤さんのおっしゃるとおりになるわけで…ああ、私も一応、笛吹のはしくれって事になりそうで、うれしいです。
こんばんは。
> 笛吹のはしくれ
誤解を招くような書きかたで失礼しました。
斎藤和志さんはこのゆがみは正常ではなくて、笛吹き共通のゆがみ(どの言葉を使ったか忘れましたがこのような主旨)という話でした。
彼自身は医者の診断をうけていたようです。
こちらはゆがんではいますが変な痛みはないのでそのままです。
失礼しました。
tetsuさん
うむうむ、確かにゆがみだね。でもいいじゃん…って思いますよ。
ちなみに私、右手のオーケーサインはゆがんでますが、左手でオーケーサインを作ると、普通にゆがみなく作れます。つまり、右手が笛用に変形したってだけの話です。これって、自分でも驚きですよ。
あ、でも、左手も中指以降は伸びてないわ(笑)。
こんばんは。
フルート関連なのでここにつけます。
ここ十年以上レッスンから遠ざかってしまいました。
手元にある教本を読み直して、エクササイズとかさらっている今日この頃です。
某アマオケの曲はさらいますが、レッスンに持っていく曲が全くできない、とかで避けているところもあります。オケスタでも全く問題ないはずですが・・・
ツン読だったギルバートを今読むと今頃になってという感じですが、元師匠に言われたこととも重なりメチャオモロイです。
で、ギルバートとかフルーティストの生年をみていたら、ギルバートは直接聴いたことはありませんが、聴いたことのあるフルーティストと同年代の方がいらしてビックリです。
ベネット曰く「レッスンの時に吹くことはほとんどなかったが、私達はみな、もちろん彼の音を(BBCの)ラジオで定期的に聴いていた」らしいです。
G.ギルバート b.1914
ランパル b.1922
ニコレ b.1926
W.ベネット b.1936
A.マリオン b.1938
J.ゴールウェイ b.1939
で、いろいろ見ていたらW.ベネットは2022.5.22に亡くなっていたようです。
A.マリオンが急逝したときはレッスン通っていたのですぐわかりましたが、W.ベネットは知りませんでした。
https://m-festival.biz/30141
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88_(%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%88%E5%A5%8F%E8%80%85)
合掌。
tetsuさん
私もベネットの死去については知りませんでした。教えてくれて感謝です。
さっそく、アルタスのホームページに行ったところ、まだベネットは“アルタスアーティスト(つまり、アルタスフルートを使っているプロ奏者)”のトップに出てきますね。まあ、まだ情報が更新されていないのでしょうね。まあ、ベネットは長いこと、アルタスの顔をやってくれた奏者だから、そう簡単に外せないのだろうと思います。
そういやぁ、エミリー・バイノンがアルタスアーティストから削除されていますね。使用楽器を変更したのでしょうね、なんか寂しいです。一方、デニス・ブリアコフは未だに載ってますね。たしか彼はだいぶ前にアルタスを止めてヘインズに乗り換えたはずだけれど…もしかして戻ってきた?
まあ、フルート奏者がどこのメーカーのフルートを使っているかなんて、一般の人には預かり知らぬことだから、情報が錯綜していても不思議じゃないけれどね。