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マスク歌唱について思いを馳せる

 マスク歌唱とは、マスク着用のままで歌う事を言います。主にコロナ禍における合唱団での歌唱スタイルを言います。実際、マスク着用のまま練習をし、マスク着用のまま本番舞台に登ります。ほんと、合唱の人たちは我慢強いなあって思います。私は、マスク着用でなければ歌えないのなら、歌わない方を選択しますよ。それくらいマスク着用で歌うのは無理って感じてます
 マスク着用は、実は合唱団だけでなく、学校でも推奨されています。各市町村や都道府県ごとに推奨内容が違うのですが、まだまだ多くの学校の音楽の時間では、マスク着用が勧められていますし、マスク着用のまま歌うことを求めている学校が多いです。
 ちなみにリコーダー演奏は、コロナが激しかった時は「マスクしたままリコーダー吹く」という無理難題が命じられ、それにチャレンジしていた学校も少なからずあったようですが、コロナが落ち着いた今、多くの学校でリコーダー演奏は、マスクを外しての演奏が可能となったようです。
 コロナが飛沫感染であるなら、実はリコーダーって、歌口が飛沫が飛びまくるし、管体から唾液はボタボタ落ちるし、そんなに安全な楽器ってわけじゃないんだよね。
 閑話休題。私がマスク歌唱を毛嫌いする理由は、マスクをしていると、単純に呼吸に支障が生じるからです。
 歌う時って、急いで多量の息を吸い込み、ゆっくりと息を吐き続けて声を出す…という呼吸動作を繰り返すわけだけれど、この“急いで多量の息を吸い込む”という動作がマスク着用だとできないでしょ? 息を吸おうとして、クチを大きく開けて、息を吸い込むと…マスクを飲み込みかねません。マジでヤバイです。そんなつまらない事で、自分の命を危険にさらすのもアホらしい(マスクを飲み込んで窒息して死ぬ…なんて、絶対にイヤだよね)ので「マスク着用で歌うのは無理!」と諦めているわけです。
 学校の生徒さんたちは、きちんと声楽を学んでいないし、呼吸筋の訓練も受けていないので、おそらく、それほどきちんと息を吸い込む事はできないのでしょうから、マスク着用でも授業で歌えるのかもしれませんが、合唱団の人たちは…大変な思いをしているのではないかしら?と、推察します。
 「そんな大変な思いをしてまで歌いたいのか!」と問えば、きっと「歌いたいのです」って、彼らは答えるんだろうなあ。だからマスク着用を受け入れているわけで、歌に対する情熱が私なんかよりも、よっぽど熱くて真面目なんだろうなあって思います。
 ダメだな、私は。そこまで歌に対して、熱いハートは持ってないよ。

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