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案外、テレビって見られていないようです

 少し前の報道にありましたが「10代と20代の約半数は、テレビを毎日15分以上見る習慣がない」そうです。ちょっとビックリ。で、元記事を引用しようとしたら、リンク先がもう無くなっていました。残念。ネタ温めすぎ(笑)。
 というわけで、元記事をかいつまんで説明しながら記事を書きます。
 まず、ここで言う「テレビを見る」とは“地上波のテレビ番組を家電製品としてのテレビで見る”事を指しているようで“地上波のテレビ番組をインターネット配信を使ってスマホで見る”事は入っていないし“YouTube画像を家電製品としてのテレビで見る”事も入っていないようです。つまり、20世紀のスタイルでテレビ番組を楽しむ事を「テレビを見る」と呼んでいるわけです。
 うむ、それなら納得です。
 例えば、ウチの20代の息子くんは、居間に置いてあるテレビを、一日5分も見ません。だから上の調査の通りなのです。居間のテレビは、専ら私の専属家電で、私ばかりが見ています。
 その代わり息子くんは、自室のパソコンで、毎日のように野球中継(いわゆるナイター)をインターネット経由で見ています。
 少し前なら、子供部屋にもテレビを置くだろうから、息子くんも自室のテレビで野球を見ていたのかもしれないけれど、今の時代は子供部屋にテレビではなくパソコンを置くのが当たり前なので、彼はパソコンを使って、ネット経由で野球中継を見ているのです。
 妻は、もはや老人だけれど、家電としてのテレビよりも、タブレットを使ってネットにアクセスして、テレビドラマとかを見ているよ。彼女もテレビを見ていないわけだ。だって、我が家のテレビは、主に私が見ているんだよね、だから妻は自分の好きな番組は、タブレットで見るわけです。
 その上、そんな私も、テレビで地上波のテレビ番組をライブで見る事はほとんどありません。だいたい、ハードディスクに録画してから、CMを飛ばしながら見ているし、DVDはもちろん、YouTube動画やアマゾンプライムもテレビで見ていたりするので、私だって、厳密に言えば、テレビを見ていない人になるのかもしれません。
 私だけが家電としてのテレビを見て、他の家族がテレビを見ていない理由は…そもそもテレビって高価だもんなあ…、一家に一台あれば十分じゃない?
 昔は、テレビを一人に一台ずつ…なんて時代もあったそうだけれど、今の時代、テレビよりもパソコンの方が安いし、スマホならもっと安い(笑)。同じ番組が見れるなら、一人に一台ずつ、わざわざ家電としてのテレビなんて買わないよね。パソコンやタブレットやスマホで代用できるなら、それで十分だもの。
 昔はテレビ番組って一期一会だったじゃない? その時間にチャンネルを合わせなければ見られないものだったけれど、今は放送されているのを録画しておいたり、テレビが勝手に録画してくれたりするから、リアルタイムの放送でなくても見られるし、見逃したりしていても、見逃し配信はあるし、本当に面白い番組ならパラビやアマゾンプライムやアベマとかでも見られるので、テレビ(地上波放送)にこだわる必要はないんだよね。
 時代は変わるし、生活スタイルも変わります。かつては、お茶の間で家族全員で1つのテレビで同じ番組を見るのが当たり前だったのかもしれないけれど、今の時代、お茶の間なんて無いし、家族の数よりも多くのモニターがあるし、何も家電製品としてのテレビにこだわる理由はないものね。
 そういう意味では、先の調査は興味深いとともに、ちょびっとショックだったけれど、ある意味、当然の結果なのかもしれません。
 あと、若い世代で家電製品のテレビを所持する人が少ないのは、テレビって持っているだけで、NHKの受信料を取られるじゃない? それが嫌だと感じる人は、テレビはスマホでも見られるし、パソコンでも見られるから、わざわざテレビを買わないのかもしれません。
 そもそもNHKの受信料システムって、時代錯誤のシステムだよね。ちょっとムチャがあると思います。早く、スクランブル放送にすればいいのに。

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