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ドジョウたちも具合が悪い

 前回は金魚のベルの具合が悪い事を書きましたが、実はドジョウも具合が悪いんです。
 具合が悪いのは、たぶん…マドジョウです。マドジョウというのは、通常の食用のドジョウで、我が家には一匹います。どうやら、この子の具合が悪いようなのです。
 そもそもマドジョウは、だいぶ前から障害魚になっています。カラダがボコボコなんですよ。今まで飼っていたマドジョウたちも、ある程度大きくなるとカラダがボコボコになりました。クル病的な病気が原因かと思っていましたが、どうやらこれって、骨折の成れの果てのようなのです。
 ドジョウって、後先見ずにすごい速度で水槽の中を泳いでいますが、それでも緋ドジョウたちはガラスにぶつからないように上手に泳ぐのですが、マドジョウたちは平気でガラスにぶつかります。それも全力で何度もぶつかります。それを繰り返しているうちに、何度も背骨が折れ、折れた背骨が変なふうにくっついて、カラダ全体がボコボコになってしまうようなのです。
 つまり、マドジョウって、本来、水槽では飼えないタイプの魚なのかもしれません。
 背骨が複雑骨折を起こして、カラダがボコボコ…って、人間だったら大事ですが、魚には痛覚がないので、痛くはないみたいですし、神経が切断されているようすもなく、普通に動いていますので、生活に不自由はあるのだろうけれど、大きな問題にはなっていないようです。
 で、そんなヤンチャなマドジョウの具合が悪いのです。
 たぶん原因はベルと同じ…秋になったから…ではないでしょうか? つまり、夏バテの後遺症です。
 以前の我が家の水槽では、秋になると、多くの魚たちがバタバタと死んでいましたが、ここ数年、夏は、水槽のある部屋にも冷房を入れるようになり、魚死亡率がだいぶ下がって安心していたのですが、それでもやはり、秋は鬼門なのでしょうね。冷房が入っていても、やっぱり弱い子たちが参ってしまうみたいです。それが今年は、ベルであり、マドジョウなんだろうと思います。
 マドジョウは、しばしば腹を上にして水槽の底に沈んでいます。ポンプに吸われて、吸い付いている事もあります。なにより、息をしていない事が案外ありますし、体色(ドジョウはカラダの色で健康状態が分かります)がかなりヤバい事が多くなりました。
 何よりマズイのが、ここ数日、マドジョウのそばに常に緋ドジョウたちが張り付いている事です。ドジョウって、情が深くて、仲間意識が強い生き物なんですよ。なので、仲間が弱っていると、寄り添う習性があるんですね。だから、マドジョウのそばにいつも緋ドジョウが張り付いているというのは、ドジョウ的に、マドジョウがかなり弱っていて、だいぶマズイ状態にあるからなんです。
 という訳で、現在の我が家では、ベルとマドジョウの2匹の具合がとても悪いんです。なんとか夏を乗り切れた…と思ったのですが、どうやらそんなわけにはいかなかったようです。
 とは言え、なんとか鬼門の秋も乗り切って、元気に回復してくれる事を願っています。

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