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実は地味に、息子君のピアノと歌の発表会などもありました。

[2008年5月11日 削除依頼のため、文中に何カ所か削除した箇所があります。またそれに伴い、記事のタイトルも一部変更をしました。読みづらいとは思いますが、ご勘弁お願いします。]

 ええと、昨日、ラ・フォル・ジュルネ(2008年5月4日)に行ったのですが、その前々日と前日にピアノと歌の発表会[2008年5月11日 以下9文字削除]がありました。今日はその話をします。

 まずは、ピアノと歌の発表会の話から。

 いわゆるピアノ発表会なんですが、息子君の通っている教室は声楽とピアノの両方を教えているので「ピアノと歌の発表会」というタイトルになってます。とは言え、発表内容のほとんどはピアノですが…。

 プログラムは第1部から第3部まで分かれていて、第1部が比較的小さい子つまり、幼稚園の子とか小学生の部。第2部の前半が歌(斉唱と独唱)の発表会。後半がピアノ連弾です。第3部が比較的大きな子たちのピアノ演奏。つまりお兄さん、お姉さんの部というわけです。

 第2部の構成に関して書くと、生徒さんのノルマは「ピアノ独奏1曲(この部分の発表が第1部と第3部になります)」+「歌1曲またはピアノ連弾1曲」になってまして、歌をやるか、連弾をやるかはそれぞれの選択制になってます。もちろん息子君は「歌!」と即決したようです。

 というわけで、息子君は、第1部のトリと第2部の歌の発表会の部分のトリを取りました。と書くと、かっこいいけれど、まあ、別に他意はないでしょう。単に順番の問題ね。

 演奏曲目は、ピアノが「プレイエルのメヌエット」、独唱が「海はまねく(イタリア民謡)」。ピアノは先生から「これくらい弾けるでしょ」と渡された曲。しかし自宅練習というものをほとんどしなかった(こいつは音楽というものを、多少ナメていると思われるところがある…)ので、教室でのレッスンではかなり苦労していたようです。[2008年5月11日 以下153文字削除]

 出来ですが、練習不足はいかんともしがたいですね。練習不足のまま、舞台にのるな!と散々言ったのですが、見切り発車をしてしまったようです。数カ所のミスタッチは許すにしても、練習不足から来る思い切りの悪さが、演奏の際の音量の幅の狭さに出ていると思いました。舞台終了後、先生から「明日から、毎日バーナムだね」と言われたそうです。先生、よく見てらっしゃる。

 歌の方は、まあまあだったでしょうか。音が届かなかったところと声が不安定になるところがそれぞれ一カ所ずつありましたが、全体的にはよく声も出ていて、むしろ感心しました。[2008年5月11日 以下30文字削除]

 とにかく今回感じたことは、息子君の成長っぷり。前回、ヤマハのピアノ発表会の時から、わずかな時しかたっていないのに、ピアノの腕をぐんとあげました。歌の方も、いつのまにか一人前に歌っているし…。我が子の成長を見守る楽しみは、まさに親冥利につきますな。

 それはともかく、今回の発表会の全体的な感想を書きますと…

 なかなか良い発表会でした。息子君のピアノ教室探しに伴って、いくつかの発表会を見ましたが、それらとの比較でも、良い発表会だと思いました。具体的にどう良いかというと、生徒さんたちのスジの良さですね。

 ここのお教室の子たちは、発表会での演奏だというのに、凡ミスを多発する子が多いです。そういう意味でも希有な発表会でしたが、でもそのミスを補ってあまりあるほど、みんな旋律を歌わせてきます。

 ピアノを弾くのではなく、ピアノで歌う子の多いこと、多いこと。(歌うと言っても、声を出して歌うのではなく、ピアノをカンタービレに演奏するという事、)これがこの教室の生徒さんたちの特徴でしょう。

 メロディを歌わせることが演奏の中心なのでしょうね、多くの生徒さんたちは、ちょっとした伴奏部分のミスは振り切って、音楽を前へ前へと進めてゆきます。もう少しゆっくりと演奏すればちゃんと演奏できそうな箇所も、メロディを歌わせるための速度をキープして演奏するので、必然的(!)に音を落としてしまいますが、それでもかまわず歌い続けます。

 おそらく、上手いか下手かというと、下手なのかもしれない。少なくともピアニスティックな演奏ではない。しかし十分に音楽してます。

 子どもたちの発表会なのに、演奏技術的にはまだまだ未熟なのに、(おおげさではなく)思わず感動してしまった演奏がいくつかありました。特に第三部の演奏のいくつかには、お金を支払ってでも聞きたいと思わせるものもありました。

 息子君もああいうピアノが弾けるようになったら、素晴らしいと思います、ノーミスで!

 では、なぜこのお教室の生徒さんたちは、ピアノで歌うのかというと、私が思うにピアノと一緒に必ず(ただし息子君は例外だけど)声楽も習うからでしょう。ピアノと歌を平行して学ぶので、ピアノ演奏が自然と歌になっていくのではないかと思うし、心地よい旋律を奏でられるのは、心の中で歌いながら弾いているからだろうと思います。

 そういう意味で、歌心のあるピアノを弾いてくるのだと思います。

[2008年5月11日 以下650文字削除] 

コメント

  1. うん、「声楽卒なんだけど、ピアノもかなりやってきた先生」の生徒さんなども、息子君の教室の生徒さんみたいな感じですね。私の友達(ブログで記事にしたワンパク坊主のママさん)の先生がやはり、声楽出身の先生らしくて、彼女のピアノは確かに歌ってましたね。

    歌心というのは、大きくなってからつけようとしてもなかなか難しい(恥ずかしさが立つので)ということもあるので、こういうことは大事なんじゃないかと思いますね。技術は後からでもつけられることもあるけど。

  2. すとん より:

    >ことなりままっちさん

     そうですね。歌心は子どもが中学生になってしまうと、つけるのが難しいのだろうというお話。納得です。私は小学生から高校生まで教えますが、中学生になると、急に歌わなくなるんですよね、子どもたち。ついこの前の小学生だった頃までは、天真爛漫に大声を張り上げて歌っていたのに、中学生になって、制服を着て、自我っぽいものに気づく思春期になると歌わない。

     だから歌心は小さい時、せいぜい小学生までにつけておくのが良いと思いますが…技術もやはり子どもにうちに身につけられるものはつけといた方がいいと思います。

     大きくなってしまっては、身につかないものってあると思うんですよ。でなけれは、プロの演奏家になるために、自意識の芽生える前からスパルタ式に鍛え上げる必要なんてないじゃないですか。

     息子君も今の先生に習い始める前に「音大には進学しない事」という約束してますし…。もう年齢的に音大は無理だから、楽しく教養としてピアノをやりましょうというスタンスで行く事に、親と先生の間での取り決めとしてはそうなってます。

     小学生になってからでは、手遅れな部分があるようです。ですから、歌心と同時にテクニックの部分も幼いうちに習得するのがベストでしょうね。

     でも、本人にその気があるのだか無いのだか分からないうちにスタートを切らなければいけない、音楽家という職業って、なんか間違っているような気がしますが…そう思うのは私だけかなあ…。

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