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やっぱり日本はヤバいのか?

 ネットをウロウロしていたら、次のような記事を見つけてしまい、この国の将来がちょっとばかり心配になりました。

 その記事とは、2015年11月07日付けの、ZAKZAKで連載されているケント・ギルバート氏のコラム「ニッポンの新常識」の“「武力を使わない情報戦争」の真っただ中にある日本は大丈夫か”です。

 詳しい内容はコラムをご覧いただく事として、私が「ヤバいかもなあ…」と思ったのは、ギルバート氏がスイス政府による『民間防衛』という書籍を紹介している部分なんですが、そこに「武力を使わない情報戦争」はこのような手順で行われるので、よくよく注意しないといけない…って紹介されています。

 その引用部分をさらに引用(笑)しますと、次の通りです。

 《第1段階》工作員を政府中枢に送り込む。

 《第2段階》宣伝工作。メディアを掌握し、大衆の意識を操作する。

 《第3段階》教育現場に入り込み、国民の「国家意識」を破壊する。

 《第4段階》抵抗意志を徐々に破壊し、「平和」や「人類愛」をプロパガンダに利用する。

 《第5段階》テレビなどの宣伝メディアを利用し、「自分で考える力」を国民から奪ってゆく。

 《最終段階》ターゲット国の民衆が無抵抗で腑抜けになったとき、大量植民で国を乗っ取る。

 これを見ると、背筋がぞっとしませんか? 日本の現状と言うか…“平和ボケ日本”って、《第5段階》の状態になっている我が国の事を言っているんですよね?

 …となると、誰がこれを仕掛けている敵国なのか考えないといけないのですが…そう考えるとやはり、日本の真の敵は韓国ではなく、中国って事になるんじゃないかしら? だって、韓国では小国すぎて《最終段階》は実行不可能です。つまり、韓国では日本の敵になり得ない…という事になります。

 でもまあ韓国は、反日国家であり、国民も反日が身に沁みついているようで、色々と日本に突っかかってきます。彼らが自分たちの立場を理解しているかどうかは別として、その反日精神を中国がうまく利用している…と考えられます。つまり、韓国は中国の“単なる鉄砲玉”なんでしょうね。韓国には、目立つところで工作活動をして日本に嫌われてもらい、日本の目を、中国からそらさせるための存在でしょう。韓国は、うまいように中国に利用されているだけでしょう。

 なので、私たちは嫌韓に陥るのではなく、その裏にいる中国に対して警戒していかないといけないのかもしれません。

 日本の真の敵は、韓国ではなく、中国です…ってか“中国の野望は日本侵略です”と言うべきかもしれません。

 中国は日本の10倍以上の人口を抱えているわけだし、あの国には『国家動員法』という法律があって、中国の国内外に住んでいる中国人と、他国に帰化した元中国人が、その対象となっていて、中国政府の命令があれば、すぐさま中央軍事委員会の指揮下で動員工作(つまりスパイ活動&破壊活動)をしないといけないという、実に無茶苦茶な“国家総員テロリスト化法”がある国なんです。そういう社会体制の国が中国なんです。

 ほんと、我々とは、思想も価値観も正義も何もかも、全然違う外国なんです、中国という国家は。

 もしも良心的な中国人がいて「外国で破壊活動なんてしたくない」なんて言い出したとしても、中国は国に残っている、その家族や親族を見つけて処罰する(つまり殺しちゃう)事になっているので、家族が何よりも大切な中国人にとって、家族や親族が人質にとられているようなものですから、本人の意思とは関係なく、国家動員法が発令されたら、それに従うしかないわけです。

 つまり韓国による日本侵略の工作準備が完了しさえすれば、中国はいつでも日本に大量植民ができるわけだし、日本を中国の属国/植民地にする事ができる…というわけなんです。

 これ、怖いですよね。私たちの子どもたちが安心して暮らせる国が、外国人に奪われるだけでなく、私たちの先祖たちが受け継いだ歴史や文化が破壊される事を意味します。いやあ、怖い怖い。

 こういう戦略がある事を知ると、ほんと『外国人参政権』なんてありえない話です。一日も早く『移民法』と『スパイ防止法』を立法しないといけません。

 そして、なんとかして、政治家、マスコミ、学校の教師から、中国協力者(反日活動家)たちを排除しないと、私たちの子どもたちがかわいそうです。

>《第4段階》抵抗意志を徐々に破壊し、「平和」や「人類愛」をプロパガンダに利用する。

 つまり「平和」とか「人類愛」とか、そういう言葉を弄する人間を信用するな…って事ですね。

 …って事は、「戦争反対」と訴える事も「平和」を訴える事と同義ですし、「戦争反対」と叫ぶ事も、実は国を危うくすること…なんですね、いやあ、目ウロコです。

 確かに「安全保障関連法案」を「戦争法案」と呼び変えて、呼んでいた人たちって、彼ら自身が、意識しているか、無自覚なのかは別としても、やっている事は、利敵行為であり、私たちの子どもたちを、実は危険にさらしている人たち…って事に『民間防衛』によれば、なるわけです。

 いやあ、ほんと、目ウロコだな。

蛇足  たまにミサイルを撃ってくる北朝鮮なんかよりも、情報戦争を仕掛けてきている韓国&中国の方が、よっぽど危険な敵国って事になるわけです。

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コメント

  1. operazanokaijinnokaijin より:

    私には中国人の友人、韓国人の友人がたくさんいて、
    みんな日本が大好きです。
    そりゃ、何億人もいる中国人・韓国人の中には、
    日本を嫌い、恨み、憎み、
    日本攻撃・日本征服をたくらんでいる人も
    いるでしょうけど、そんなのは少数派で、
    大部分の中国人・韓国人は、
    日本と仲良くしたい、と思っているのですから、
    すとん様のような、中国人・韓国人を
    傷つけるような書き込みをするべきではありません。

    で、終わりにして、すとん様の反応を伺うような勇気は、
    私にはありません。すとん様に破門されたら悲しすぎる。

    上記のような、ナイーブなことを考えている日本人が
    非常に多いと思います。
    日本にいる中国人・韓国人は、そりゃ、日本が好きでしょうが、
    しかし、そういう個人的事情・個人的感情ではなく、
    テロ満載の世界情勢の中で、私たち日本人も、冷静沈着に、
    中国・韓国側の対日戦略・対世界戦略を考えながら、
    当然、日本側での、冷静な対中韓戦略を考えるべきでありましょう。

    中国には、大昔から、世界に国は1つで充分、2つでは多過ぎる、
    世界には、国は中国1国で充分、他国の存在を許せない、認めない、
    という考え方があるのだと思います。

    日本人・中国人・韓国人の、個人レベルでは、お互いを尊重し、
    仲良くやりたい、やるべし、と思いますが、

    一方で、日本人個々人が、冷静に、
    他国の対日戦略というものを勘案し、
    自国の対外戦略というものも勘案するためにも、
    今日のすとん様のような、厳しいお考えを読み、考えることが
    とても大切と思います。

    ああ、舌足らずな文章で、申し訳ありません、すとん様。
    最初の10行は、わざと甘ちゃんなことを書いていること、
    どうか、ご了解ください。

    おしまい

  2. まきりん より:

    すとんさんの一言欄がきっかけで、お花畑から覚醒しつつあるまきりんです。
    昨日の午後、○○新聞(全国紙です)の世論調査という電話が我が家にかかってきました。
    これから出かけるので、できませんと断ると、
    5、6分ですむとの事で好奇心もあり応じました。

    世帯のうちの有権者の人数を聞かれ(我が家は二人)そのうちの、年長者に答えて欲しいとの事でした。(我が家は私)
    これって…どうなんだろう?答える人男性が多くなりませんか?
    国勢調査の結果をみていないからわからないけれど。
    そして、回答も新聞社が用意したものを選択するようになっていて、
    その内容がじわじわと、自民党ダメよと言ってね…っていうように
    誘導されているような…(あ、私は特に支持政党はありません)
    TPPの事を評価するか、しないか(そのまえに、「農業など」と入れたり、もしかして…しないと答えるように誘導している??)とか
    安保法の事に対しての答えも2択だったり…
    非常に気持ち悪い調査でした。

    そして、今日すとんさんのブログをよんでとても恐ろしくなったのです。
    今…本当に第五だんかいですね。
    老犬ブログのおかげで私は首の皮一枚でつながりました。
    そうじゃなかったら、この調査になにも疑問を持つ事はなかったでしょう。ありがとう、すとんさん。

    そして、お恥ずかしい事に今日初めて知った事を書かせてくださいね。
    朝刊の短歌の欄のコラム(我が家は北海道新聞)を読んだときに、びっくりぽん!したのは…
    ミズーリ号艦の調印式でサインしたのはアメリカ代表の次に調印した国はどこ?
    まずマッカーサー、次アメリカ代表ニミッツそして中国!
    し、知らなかった…
    イギリス、旧ソ連、オーストラリア、カナダ、フランス、オランダ、ニュージーランド。
    この国々が戦勝国なんですね。本当にお恥ずかしい事ですが、今日知りました。

  3. すとん より:

    operazanokaijinnokaijinさん

    >すとん様に破門されたら悲しすぎる。

     破門なんてしませんから、安心してください(笑)。

     国民と国家は、あまり混同しない方が良いです。日本だって、1億人もいれば、1億の個性があり、1億の思想があり、1億の生活があります。みんなそれぞれに違っていて、それで健全なのです。それは中国や韓国だって同じ事です。一人ひとりを見れば、心優しい善人たちだって無数にいます。でも、そうではない人も、同時に、無数にいるわけです。

     木ばかり見ていると、森の本質を見失います。

     あいにくと、中国にせよ、韓国にせよ、それに北朝鮮にせよ、ロシアにせよ、これらの国民の意思とは関係なしに、国家としては、日本を嫌い、恨み、憎み、日本攻撃やら日本制服やらを企んでいる事は自明の理であり、地政学的には健全な事です。むしろ、隣国と仲良くやろうなんて考えたら、国際政治的にはヤバイです(笑)。それこそ「侵略して下さい」って願い出ているようなものなんです。

     だから、おかしいのは、中国韓国ではなく、日本の方なのかもしれません。

     個人としては、これらの国々の人々との友好を願い、国家としては、毅然と敵対する事が必要だ思います。でなければ、私たちの子どもたちのモノを、彼らに盗まれてしまいます。

  4. すとん より:

    まきりんさん

     新聞の世論調査に限らず、アンケート調査と言うのは、調査をする側にある種の目論見があって、それを支持するための数字が欲しいために行うものである…というのが、これまで様々なアンケートを作ってきた側にいた私の確信です。つまり、調査の前に台本があって、その台本を強化するために調査を行うわけです。万が一、こちらの意図とは異なった結果が得られたなら、その調査そのものを破棄して、また別の調査をするものです。アンケート調査なんて、そんなモンです。最初っから、アンフェアなものなのです。

    >まずマッカーサー、次アメリカ代表ニミッツそして中国!

     この中国というのは、中華民国であって、中華人民共和国ではありません。つまり、戦勝国の中国は、現在の台湾であって、今我々が中国と呼んでいる国は戦勝国でもなんでもありません。彼ら(中国共産党)は、中国国内の内乱に乗じて、台湾が持っていた様々な権利を奪って、彼らになり変わって、戦勝国ヅラしているだけなのです。

     さらに、この戦勝国の皆さんが属していた、連合国とは、英語では United Nationsと言います。この United Nations という言葉は、戦前戦中は『連合国』と訳されていましたが、なぜか戦後は『国際連合』つまり“国連”と訳されています。

     つまり、我が国が戦った『連合国』と現在の『国連』は全く同じ組織だったわけで、ですから、国連には未だに“敵国条項”というのがあって、簡単に言うと「国連とは、日本とドイツとイタリアを未来永劫ぶっつぶすために存在しています」って条項があるわけです。時代錯誤も甚だしいけれど、まだこの条項は生きているんだよね。

     なのでよく「日本は国連の常任理事国になれますか?」なんて言っている人がいますが、なれるわけないじゃん。日本って公的には“国連の敵”なんだよ。日本が国連の常任理事国になるためには、まずは敵国条項を撤廃してもらわないといけないけれど、中国とロシアが常任理事国にいて拒否権を持っている限り、それこそ、未来永劫に叶わぬ夢なのです。

  5. 在日日本人 より:

    工作員の話題を少々。

    私は若いころ中国に留学してました。まだ中国が貧しい時代の話です。留学の目的は内緒です。語学の勉強ではありません。中国の大学は公安とスパイとテロリストだらけでした。私も日本人を装った香港スパイと勘違いされてました。

    語学留学生の中に、日本のVIPの奥様が二人いました。ソ連の留学生が彼女たちの素性を嗅ぎつけて、頻繁に接触していました。どこの所属かはわかりませんでしたが、彼らはいわゆるソビエトの工作員だと思います。彼らの日本語能力は、私と同じレベルでした。

    私は奥様たちに何度も注意したのですが、平和ボケの人たちはダメですね。
    「私は日本文化に興味があります」
    「奥様の着物姿を見てみたい」
    などと、007が女をくどく要領で見事に落とされていました。

    大学にいた外国人留学生の中では、ソビエトの連中がダントツで鋭かったです。ソ連留学生は全員スパイかそのサポート役だったかもしれません。彼らは気さくなバカのフリをするのですが、鋭さは隠せません。
    私は簡単な挨拶だけはロシア語でできたのですが、彼らはビビってました。今までの彼らの内緒話が聞かれていたと思ったようで。その後、畳み掛けるようにロシア語で話しかけられて、こいつはロシア語はわかってねえや大丈夫と安心したようでした。

    私は日本に戻って十年になりますが、それまでは四年間、北米にいました。渡米直後は、中国人インテリたちと一年間同居してました。私は地下室住まいでしたが、天井裏にいろいろ隠せて良い部屋でした。

    同居人のチャイニーズの兄ちゃんは、アメリカの企業に技術者として雇われていました。彼とは毎日いろんな話をしました。彼はいわゆる中国の反体制派に属していました。それは他のチャイニーズには秘密でした。中国にいる彼の仲間は弾圧されていました。

    彼が中国から北米に渡る際に、中国の某が接触してきたそうです。簡単に言えば、中国政府の手先となって働けってことですね。拒絶したらたいへんなことになりますから、彼はのらりくらりと逃げていたようです。彼は中国を出てからは二度と故郷に戻りませんでした。
    おそらく外国の有名企業で働くことになった中国人インテリは、このように中国政府から声をかけられているのではないかと思います。

    私の印象ですが、世の中のほとんどのスパイは産業スパイです。企業の情報を泥棒するわけです。政府の転覆を謀るような高度なスパイには会ったことはないですが、それは必ず存在します。そういうスパイは我々の目に触れるようなヘマはしません。

    日本で政治がらみのスパイをしている外国人には、女性もいると思います。VIPの愛人となったり、結婚したりですね。古くからのやり方ですが、効果高いです。
    日本では外国人は何かと目立ちますから、賄賂や脅迫で日本人をスパイの下請けにする方が彼らにとっては安全ですね。

    私の印象ですが、旧共産圏のスパイはかなり優秀だと思います。(野蛮な資本主義の中国も旧共産圏に含めていいと思います)
    日本人の持つ中国人のイメージというと、爆買いの田舎成金とか、中華料理屋で働いているおばちゃんでしょう。一方、北米の企業で働いているチャイニーズは優秀です。彼らは、貧しくて努力家で、タフなインテリです。
    私がタイ人のコミュニティにいた時、彼らは常にタイ語ばかりしゃべって、私はおいてけぼりでしたが、チャイニーズのインテリは違います。中国人たちの話の輪に私が加わると、最初は北京語でしゃべっているのですが、話が高度になると英語で話し始めます。私の語学レベルに合わせてくれているってことです。チャイニーズでも優秀な奴らは気配りするのです。

    たいていのチャイニーズのインテリは、情緒的な判断をせず合理的にやりますから、わかりやすいです。逆に敵に回すと怖いです。同居していたチャイニーズの兄ちゃんともよく話しましたが、我々はいずれ敵同士になるだろうが、なるべく互いの共通の利益をさぐっていくようにしようと。それが合理的、経済的平和主義ですね。感情の入る余地はありません。

    私には中国人の親友もいたし、命を助けてくれた女性もいます。彼らとは高度な友情や愛情でつながっていたわけですが、国と国との関係はまた別の問題です。これはこれ、それはそれ、ってやつですね。ここで情緒的になるとやられてしまいます。私は外国暮らしが長いですが、サバイバルのために大切なものは武器、金、コネクションですね。

    私は今の日本の最大の脅威、つまり仮想敵国は中国だと思っています。韓国も敵ですが、中国のオマケみたいなものだから無視して良いと思います。中国政府はみなさんが考えているほどバカでもないし、ヤワでもありません。米軍の存在と地政学的優位さで今の平和が保たれていると考えています。

    本音を言いますと、北朝鮮とは仲良くしたいです。残念なことに障害が多すぎて、状況がそれを許しません。敵(中国)が一番いやがることは何かを考えると、日本と北朝鮮が仲良くなって、北朝鮮に米軍基地ができることでしょうね。これで沖縄の基地負担も軽減されてメデタシメデタシです。

  6. すとん より:

    在日日本人さん

     貴重な体験談を感謝です。私は在日日本人さんと考えを同じくします。

     中国人とも韓国人とも、個人的には友好関係を築きたいですし、私も数は多くはありませんが、それらの国出身の友人たちをこれからも大切にしていきたいと願っていますが、それはそれで、これはこれです。国家間の話はまた別です。

     世界的な規模で戦争が起こるとしたら、西はISISが、東は中国が何かをした時です。そして、この2つの勢力が、示し合わせて、同時に蜂起した時が、第三次世界大戦の始まりだと思います。そうなれば、当然、日本は米軍と協力して中国と戦争せざるをえません。その時、韓国は、どちらにつくのでしょうか? 北朝鮮は中国側につくでしょうが、韓国は中国に味方するのか、それとも日本&米国に味方するのか?

     歴史的な事実を言うと、今までの東アジアでの戦争において、朝鮮が味方した方が必ず負けますので、私は戦争は欲しませんが、もしも戦争になったなら、韓国は…って事を願ってます。だって、負け戦はイヤだもの。

  7. tetsu より:

    こんばんは。

    「分断して統治せよ」って高校の世界史で習った記憶がありますが、far east地域の日本、中国、台湾、韓国、北朝鮮(順番に意味はありません)では特に成功してしまった戦略です。ISを含む中東地域もそうかもしれません。
    誰が言ったのか、ググッても当時の記憶とあまり合わずよくわかりません。

    > その引用部分をさらに引用(笑)しますと、

    細かい実証はどうなんでしょう。
    TV放送とか新聞はニュースも含めてもともとプロパガンダとしか見ていません。
    特に3.11以降情報管制入ってしまい、大本営発表だけになってしまいました。

    失礼しました。

  8. 在日日本人 より:

    >北朝鮮は中国側につくでしょうが、韓国は中国に味方するのか、それとも日本&米国に味方するのか?

    次の戦争で勢力図がどう変化するか楽しみです。
    一昔前までアメリカは鬼畜米英の扱いだったのですから、予想外のことが起こっても不思議じゃないです。後で説明しますが、北朝鮮の立場は微妙だと思います。

    中国にいたころの話です。三十年ほど前のことです。

    田中角栄以降、日本では日中友好などと騒がれてましたが、中国ではいたるところ、極悪人の日本兵が描かれていました。中国のテレビでは、日本軍の将校が部下の日本兵を殺してでも一人だけ逃げようとしたり、それを中国女性がカンフーで倒したりしてました。

    小学館の子供向け学習雑誌の中国版みたいなのもありました。動物が主人公のかわいい漫画があるなあと思ったら、次のページには「日本兵が村にやって来ました」の劇画です。
    中国政府の反日教育はすさまじいものがありましたが、日本にはその様子はまったく伝わっていませんでした。

    私が親しくしていた中国人女子大生が、言葉を選びながらこう言いました。
    「気の毒だが日本人を好きな中国人はいないと思う。日本人に対し友好的な態度をとる中国人もいるが、それは礼儀とか商売の問題で、本心は違う」

    まあそれは当然だなと思っていました。そういう教育なんですから。

    この女性とは、会った初日から、前の戦争がらみのことで大喧嘩したのですが、最後のお別れの後に「日本鬼子(ジャップ)の中で、あの男だけはまともだった」と泣いていたそうです。それを別の友人から聞いて嬉しかったです。

    中国の反日ですが、現実はちょいと違ってました。都会やインテリの連中は日本を知ってますが、田舎者は知りません。私が日本から来たと言っても、中国のどこかの地域だろうとしか思ってないようでした。それだけ中国は広く、言語も百以上あるので、言葉が通じなくても、どこか地方の中国人だと思ったのでしょう。中国のスケールのデカさを感じる話ではありますが、ほとんどの中国人は金儲けが好きなのであって、日本人ほど政治には興味ありません。

    親日家も少数ですが、いることはいたようで、私が親しくしていた上海女性の親父さんは、親日家だったために戦後ひどい目にあいました。

    概して中国人は日本人が嫌いというのは間違いないでしょうが、当時は日本の経済力に嫉妬しているような印象がありました。ライバル視されていたってことです。よく言えば、戦う価値のある敵として認めていたのです。

    あのころと比較したら、今は親日派の中国人が増えていると感じます。逆に親中派の日本人が激減していますが。

    日本のアニメや電気製品やクルマに憧れて、日本に旅行してくれる中国人はありがたいです。彼らが日本で下品な振る舞いをしても、できるだけ親切にしてあげましょう。彼らが中国に戻ったら、「意外と日本人は良かったよ」と噂を広めてくれます。おそらく中国政府は、この状況を恐れているのだと思います。

    一方、北朝鮮ですが、中国人の朝鮮人に対する扱いはひどいものでした。中国人大学生すら、朝鮮人を見下していました。大学には北朝鮮留学生もいたのですが、みな同じ服を着て、同じ髪型、胸には親方様のバッジを付け、集団行動をしていました。中国人大学生は北朝鮮留学生のことを「連中はキモい」とバカにしていました。

    中国人大学生が使っていた地図帳が面白かったです。韓国がないんですね。朝鮮半島は「朝鮮」だけで、首都が平壌です。朝鮮北部は工業地帯、南部は農業地帯と説明がありました。

    でも、さすがに大学生は韓国の存在は知っていました。ただし、北朝鮮に毛の生えた程度のものとしか思っていないようで、韓国の発展ぶりは知りませんでした。当時、韓国人はいなかったですね。

    北朝鮮は日本や韓国を敵視していますが、私の印象では北朝鮮が一番憎んでいるのは中国ではないかと思います。この両者の関係は日本にとって悪くない、利用できる、と思いました。

    以前、北朝鮮が激しくアメリカを脅してミサイル実験をしたことがありましたが、私はあれが間接的に中国を脅しているようにみえました。ついに北朝鮮は北京を射程に捉えたのですね。これは重大なことです。北朝鮮は中国を脅せます。中国は北朝鮮がミサイルに核を搭載することだけは許さないでしょう。この辺り、アメリカと中国は話し合っているかもしれません。私としては、アメリカの特使が平壌に行ってほしいですが。

    ちなみに例の大学生の地図帳ですが、日本地図には東京、大阪などの大都市が書かれていましたが、それと同様に「三里塚」がありました。おそらく成田空港反対運動を反日の象徴として使いたかったのでしょう。あの地図を見た外国人は、三里塚と神戸、名古屋は同じ規模の都市と思うでしょうね。

  9. すとん より:

    tetsuさん

     戦後の日本を、ソ連、アメリカ、中国、イギリスの四カ国で分断統治をしましょうという案があった事は、私も知っています。実際、四カ国に分断統治されていたら、今のような経済的な発展はまず無かっただろうと思います。朝鮮は実際に2つに分断されました。いや、戦前からすでに朝鮮の一部は中国に飲み込まれていますから、実際は3つに分断されているんです。中国と台湾は、一応戦勝国です。

    >細かい実証はどうなんでしょう。

     実証なんて無いですよ。あったら逆に怖いです。民間防衛という本は、元々スイス政府がスイス国民に配っている“国防&安全マニュアル”です。スイスという小国が永世中立国でありつづけるために、国民全員が気をつけなければいけないことが列記されている本なんです。日本も憲法で戦争放棄をうたっている国ですから、スイスの民間防衛は、武力を用いずに国を守る手立てが書かれている本なわけですから、とても参考になると思いますよ。

    >TV放送とか新聞はニュースも含めてもともとプロパガンダとしか見ていません。

     そうと思わない人が、日本人の大半を占めているのが、問題なんです。

  10. すとん より:

    在日日本人さん

     国際情勢は、ネトウヨの皆さんがおっしゃるほど、単純でもなければ簡単でもない事は私にも分かります。日本にも色々な人がいるように、中国にも色々な人がいるわけです。中国の反日は、国是だそうですから、日本人を憎む事に関しては、根深い事は容易に想像つきますが、日本の事を中国のどこかの地域だと思っている人もいると言うのは、言われてみれば納得しますが、やはり中国は大きな国なんだと思います。

     そんな大国と敵対しても無事でいられるか…不安と言えば不安です。

    >彼らが日本で下品な振る舞いをしても、できるだけ親切にしてあげましょう。彼らが中国に戻ったら、「意外と日本人は良かったよ」と噂を広めてくれます。

     実はこれが一番有効な防衛手段だったりするかもしれませんね。もちろん、ほんの数年程度の親切ではダメでしょうが、人々が世代交代するほどの期間、親切にしてあげつづければ、中国の…少なくとも富裕層の人たちの意識は確実に変わるでしょうからね。これも草の根活動の一つ…かもしれません。

     中国はしたたかな国ですから、相手にするには、こちらもじっくり構えていかないといけません。

     北朝鮮に関しては、在日日本人さんの推測の通りかもしれません。私では、こんな視点は持てません。実際に世界を飛び回っていた人の感覚は違いますね。確かに、日本は今、韓国よりも北朝鮮と仲良くするべきなのかもしれませんが…拉致問題が解決しない限り、無理なんですよね。逆に言うと、拉致問題が解決しさえすれば、案外、仲良くなれそうな気をします(もちろん、経済援助をバンバンしてあげる必要はあるでしょうが…)。

  11. 在日日本人 より:

    >そんな大国と敵対しても無事でいられるか…不安と言えば不安です。

    長文お許しください。
    チャイニーズの友人と日中関係のシミュレーションをしたことがあります。敵方の立場になる相手と共に研究するのは実戦的で良いです。我々は政治や軍事の専門家ではなく、単なる技術者と流れ者です。

    もしも日中で軍事衝突が起こり、日米が中国を追い込み過ぎて中国が負けそうになれば、中国は核兵器を使いそうです。アメリカと違い、中国に日本を占領統治する軍事的能力はないですから、戦術兵器の延長のつもりで気軽に核兵器を使うでしょう。アメリカ人やロシア人と異なり、中国人にとって核兵器と通常兵器の境界は曖昧です。アメリカは占領政策を考えて核の使用を日本の地方都市に決定しましたが、中国はいきなり東京、大阪の大都市を狙う可能性が高いです。あるいは中国が欲を出して日本を本気で占領するつもりならば、どこに核を落とすのが最も効果的かというシミュレーションもしました。我々は二地点を設定しましたが、生臭い話になるので省略します。

    友人は中国が民主化することを期待していましたが、私はアジア地域の軍事・経済的安定のためには、中国は良き独裁者に仕切ってもらうのが一番と考えています。中国にはのさばられても崩壊されても日本は困ります。あそこは人口も面積も巨大過ぎて、民主主義が機能するサイズではありません。

    中国が民主化したら、共通文化や共通言語を母体とした地域が独立し、ヨーロッパみたいな地図になると思われます。広東語圏国家や福建語圏国家ですね。これらは国ごとの経済・軍事格差がありますから、いずれ古代の中国のように紛争(戦争)になるでしょう。その影響は日本にもきます。誰もトクする者がいないという結果になりそうです。このあたり、私の中国の友人の方が理想論に走ってました。

    そもそも民主主義が成立するにはヨーロッパ的、キリスト教的価値観が必要だと私は考えています。自由を得るためには責任や義務や犠牲の対価が必要とか、平和は戦って勝ち取るものとかですね。農耕民族の東洋人には良き独裁の方が合っています。我々は子供のころから民主主義はすばらしいと洗脳されているので、単純にそう思っているだけです。日本の民主主義はアメリカから与えられたパチ物ですからね。日本は幕府が統治する方が経済的にも治安的にも効率良いです。政治体制の変更は通商や外交にさほど影響ないと思われます。しかも私の欲する種類の自由は維持されるでしょう。その方が経済的に幕府もトクしますから。

    >…拉致問題が解決しない限り、無理なんですよね。逆に言うと、拉致問題が解決しさえすれば、案外、仲良くなれそうな気をします(もちろん、経済援助をバンバンしてあげる必要はあるでしょうが…)。

    拉致問題解決に関しては、軍事的オプションはないです。特殊部隊を北朝鮮に送り込んで人質奪還というシナリオはスカっとしますが、おそらく特殊部隊全滅で終了します。アメリカは情報はくれるけど、作戦に参加はしません。結果、内閣総辞職となり、その後の外交ダメージも大きいでしょう。

    本気で拉致問題を解決したければ、日本政府にも日本国民にもかなりの我慢が必要になります。拉致被害者が戻ってくるならばいくらでも経済援助するのは当然ですが、拉致問題の解明も責任追及も放棄します。すべて水に流す、で結構です。北朝鮮にメリットがなければ彼らは動きません。

    過去に一部の拉致被害者が戻ってきたことはおめでたいことですが、あのような解放の仕方では後が続かないでしょう。あれは北朝鮮の立場からすればかなりの妥協です。ところが逆に「やはり北朝鮮はひどいやつだ」という世論が日本で強くなってしまいました。本気で拉致被害者の帰還を願うなら、北朝鮮側のメンツも立ててあげないといけません。

    米軍が中東の砂漠のテロリストの建物を捜索していたら、なぜか記憶を失った(ことにする)日本人拉致被害者がまとめて発見された。なぜ、こんなところに拉致被害者がいたのかはわからない、で丸く収まります。
    日本人の誰もが「これは北朝鮮と日本政府の描いた陰謀だ」と思うでしょうが、政府は知らぬ存ぜぬでOKです。被害者には死ぬまで秘密厳守が条件です。ジャーナリストとの接触も、2ちゃんねるの書き込みも禁止です。

    今は北朝鮮のボスも世代交代してしまったので、解決はいっそう困難でしょう。新しいボスの立場からすれば「何で俺が日本に責められなければなんねえの?オヤジが勝手にやったことだろ」という感じでしょう。本気でこの事件を調査しているとは思えません。

    私が北朝鮮を重視する理由のもう一つは、将来日本が核武装をする際に組める相手としての選択肢になるからです。

    私は日本の核武装には反対でした。そりゃ日本が強力な武器を持つこと自体は魅力ですが、核兵器の運用にはそれなりの経験やコストがかかります。だから核のプロのアメリカに守ってもらう方が効率良いのですね。経済的コストの問題です。外交的にもカド立ちませんし。

    ところが最近は日本周辺がきな臭くなってきました。対中国を考えると、やはり日本に防犯カギとしての核兵器が必要です。中国が本気で日本を攻めてきた時に、アメリカがどこまで本気で守ってくれるか疑問です。中国が核使用を匂わせるなら、アメリカは引く可能性が高いです。

    日本の核武装は困難が予想されます。国内外の反対は強烈でしょうし、アメリカだって反対するでしょう。一番安くつく方法は、アメリカかロシアから完成品を購入することですが、政治的にこれは無理でしょうね。

    となると自主開発ですが、これを国内で秘密裏に開発、実験というのは難しいです。コンピューターシミュレーションは進歩してますが、やはり核兵器は実験が必要だと思います。北朝鮮にはステキな地下核実験場があるから、ここで共同開発は悪くないと思います。
    日本政府が関わるとまずいですから、日立や三菱あたりから人材を集めてダミーの企業を設立します。バレても、得体のしれない民間企業が勝手にやったということにできます。

    断っておきますが、私は北朝鮮を愛しているわけではないです。敵の敵は味方の論理です。日本とは真逆の価値観の国ですが、友情とか信頼なしでも互いの損得勘定で成立する関係かと思います。互いの判断基準が純粋な利害関係だけですから、裏切りとか騙しの可能性は低くなります。

  12. すとん より:

    在日日本人さん

     私も中国の民主化は難しいと思ってます。民主主義の成立にはキリスト教的価値観が必要なのもそうですが、まずは教育が普及していないと民主主義は無理でしょう。国民一人ひとりが、きちんと世の中の事を考えられないと、民主主義は無理です。国民の頭の中がカラッポ(ってか、無教養&無垢)ならば、確かに独裁制の方がまとまります。

     中国を民主化するならば、やはり前提として、国を分割して、教育を行き届かせないといけませんが、そうすると、在日日本人さんのおっしゃるとおり、内乱が勃発するでしょうね。当然、日本にも飛び火してきます。ああ、悩ましい。

     いっそ、中国はイスラム化しちゃった方が良いかもしれません(暴論)。

     日本は教育が普及していますが、国民一人ひとりがきちんと世の中の事を考えることは…できてません。できていないから“平和ボケ”しているんだと思います。まあ、日本にあるのは“バチモン民主主義”ですから、これでいいのかもしれません。

     今の日本は、長州勢を中心とした自民党幕府なわけで、長州が嫌いな私(ごめん)にとっては、あまり面白くない状況です。

     北朝鮮に関しては…確かに核兵器をカードに加えたいなら、良いパートナーとなるかもしれません。北朝鮮一国程度を豊かにするくらい、日本の経済力ならなんとでもなるわけだし。そうなると、やはり拉致問題の解決をしないとなあ。

    >米軍が中東の砂漠のテロリストの建物を捜索していたら、なぜか記憶を失った(ことにする)日本人拉致被害者がまとめて発見された。なぜ、こんなところに拉致被害者がいたのかはわからない、で丸く収まります。

     これくらい突飛なことでも無い限り、拉致問題の解決は難しいかもしれません。

    >被害者には死ぬまで秘密厳守が条件です。ジャーナリストとの接触も、2ちゃんねるの書き込みも禁止です。

     ジャーナリストという名のスパイたちは、絶対にアレコレと妨害活動をするので、それは無理だろうと思います。まあ、情報を売る政治家(これもスパイですね)もいるでしょうし。ああ、ほんと、スパイ天国ニッポンとは、よく言ったものです。

  13. 在日日本人 より:

    このスレのコメントを引っ張って申し訳ないです。

    拉致問題の私の印象ですが、裏で中国や韓国が妨害工作しているような気がします。
    中国や韓国にとって、日本と北朝鮮が接近するのは不愉快でしょう。中国にとっては地政学的に北朝鮮は防壁みたいなもんです。

    以前は、中国経由の拉致被害者情報もありましたが、けっきょくニセ情報にぬか喜びさせられたのではないですか。彼らは拉致問題の交渉に混乱を作りたいだけでしょう。
    日本は北朝鮮とコネがないから、中国に橋渡しを頼もうと考えた時点で、とんでもない判断ミスだと思います。

    脱北者が「北で日本人に会ったことがある」と言ってるのも、たぶんニセ情報です。なんで韓国政府が日本の利益になるような情報をわざわざ流す必要があるのですかね。
    北朝鮮と交渉するなら、仲介抜きでやるべきです。

  14. すとん より:

    在日日本人さん

     まあ、日本人…と言うよりも、日本の官僚ってか、外務省の外交官って、お人好しなんですよね。日本は「経済は一流、政治は三流、外交は五流」と言われますが、まさにそんな感じです。脱北者が嘘ついているなんて、私でも分かります。中国が嘘つきなのは当然として、韓国は…以前は、こちら側だと信じていましたので、私も疑っていませんでしたが、そんな私もアマちゃんでした。韓国は、建国した時からあちら側の国…って今なら分かりますが、昔は私も不勉強だったので分かりませんでした。

    >北朝鮮と交渉するなら、仲介抜きでやるべきです。

     他人をアテにするなって事ですな。ただ、日本同様に、北朝鮮の中にも中国のスパイはいるわけで、直接交渉しても、やっぱり妨害は覚悟しないといけないのでしょうね。

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