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LFJ2014 その6 シンフォニック・ダンスと古いビルとスープカレーラーメン

 フルートの組み立て体験を終えた私は、そのまま、次の演奏を聞くことになりました。

現代音楽…アメリカ編(桐朋学園大学音楽部オーケストラ)

 場所は、フルート組み立て体験と同じ展示ホールで行われました。この桐朋学園大学音楽部オーケストラの演奏は、人気プログラムで、全席自由なんですが、私、実は一時間前に会場入りをして、席を探したのだけれど、すでに一時間前では席がすべてふさがっていたというくらいの人気演目だったのでした。

 で、席をゲットできなかった私は、仕方なしに会場をプラプラしているうちに、フルート組み立て体験に出会えたわけです。人生、何が幸いしている分かりません。

 桐朋学園大学音楽部オーケストラが演奏した曲は以下の通りです。

 ガーシュイン作曲:パリのアメリカ人
 バーンスタイン作曲:シンフォニック・ダンス

 いやあ、まさか、バーンスタインの「シンフォニック・ダンス」の生演奏を生きているうちに聞けると…夢にも思っていませんでした。

 「シンフォニック・ダンス」とは、ミュージカル「ウェスト・サイド・ストーリー」のメロディを集めて、コンサート用の管弦楽曲に仕立てたモノなんですよ…と書くと、なんかお手軽な感じの曲に聞こえますが、実はそうでなく、なかなかに素晴らしい現代音楽なんです。私、大好きな曲なので、CD等ではよく聞きましたが、生は始めてでした。聞いているうち、なんか涙が出てしまうほどに感動しました。CDだと、のっぺり聞こえる音も、生だと、実に立体的に聞こえるわけだし、立体的に聞こえるが故に感じるモノもあって、ああ、生きていてよかったなあ…って思いました。音楽を聞いて、思わず涙が浮かんだのって、ほんと、何十年ぶりかしら? そんな感じです。実にいいモンを聞かせていただきました。

 今回、ナントではアメリカ音楽がテーマだったそうです。日本では、ラ・フォル・ジュルネ十周年記念という事で「10周年記念 祝祭の日」がテーマとなり、アメリカ音楽を聞けないものと諦めていたので、ここで現代アメリカ音楽が聞けてうれしかったです。それもバーンスタインですからね、感涙ものですよ。

 贅沢を言わせてもらえば、ジョン・ウィリアムスも聞きたかったかな? 彼だって、アメリカを代表する作曲家だものね。「スター・ウォーズ組曲」なんて聞けたら、最高だろうなあ…。

 さて、シンフォニック・ダンスを聞いて、満足した私は、東京国際フォーラムから一度離れて、別の会場に行きました。今度は何を聞いたのか…と言うと、実は何も聞きませんでした。その代わりに見てきました。何を? 絵を見てきたのです。

古いビル

 ほら、私、田舎モノですから、なかなか東京に出るチャンスそのものがないわけで、出てきたら、用件は一度に済ませてしまおうと考えてしまうわけで、せっかくラ・フォル・ジュルネで丸の内に出てきたのだったら、演奏と演奏の合間の時間に、別の場所で違う楽しみがあってもいいんじゃないかって思ったわけで、ちょっと調べてみたら、私がヒイキにしている画家さんが銀座で展覧会をしているので、それを見に行くことにしました。

 音楽の話題ではないので、サラと書きますが、その展覧会の会場がすさまじかったのです。会場は、銀座の古い古いビルだったのですが、本当に古くて、エレベーターのドアが手動だったんです。エレベータのドアが手動なんですよ、それも外扉と内扉の両方が、人力で開け閉めするタイプなんです。おまけにスケルトンで(笑)。もう、笑うしかないくらいに古いタイプのエレベーターだったんです。おかげさまで、絵の印象よりも、エレベーターの印象の方が強く残って困りました。

スープカレーラーメン

 で、絵を見終えたあたりが、ちょうど夕食時だったので、画廊のそばのラーメン屋に入ったところ、スープカレーラーメンなるものがメニューにあったので、食べてみました。いやあ、カレーラーメンではなく、スープカレーラーメンですよ。はい、北海道名物スープカレーにラーメンを入れてみましたという感じのラーメンでした。美味しかったですよ。

 でもね、このお店。注文して、最初に出てきたのが、何の具も載っていない素のスープカレーラーメンだったんですよ。メニューの写真には、具だくさんの写真が載っているのに…? あれあれ?と思ってたら「具、入れるの忘れた」とか、なまった日本語で店員さんが言いながら、食べている最中の私のドンブリに、ドバドバと具を入れ始めました。

 怒っちゃいけない、怒っちゃいけない。これも一種のおもてなしなんだ…。たとえ、後から具を入れたにも関わらず、トッピングのゆで卵が入っていなくて「あの~卵も欲しいのですが…」と私から改めてリクエストしたところ、実に無表情な顔つきで、ポンとゆで卵を投げ入れたとしても、怒っちゃダメなんだ…そう思う事にしました。慣れない異国で働いてる女の子を相手に怒っちゃいけない。ああ、私もオトナだなあ。

 で、そんな、スープカレーラーメンを食べた私は、東京国際フォーラムに戻ろうとしたわけです。

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