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世の中は助け合いなんだよ

 フルートのレッスンに行ってきました。

 なんかもう、最近は、時間通りにレッスンに行けないのが、普通の状態になりつつあります。今回だって、レッスンに間に合うように職場を出ようとしたら、某後輩君が、その直前に「ちょっと聞いてほしい事があるんだけれど…」って来たものだ。もちろん「イヤだ!」と断れればいいんだけれど…立場上、そういうわけにはいかず、やむなく、話を聞いて、対処法をアドヴァイスしてあげれば、もうレッスンには間に合いません。仕方がないので、お教室に連絡して、レッスンに遅刻する事を伝えます。

 なんか、最近、そんな事ばっかりしてます。

 で、いつも通り、遅刻して(笑)レッスン会場に到着したところ、すでに姉様のレッスンは終え、先生はご自分の練習も終え、読書タイムに突入していました。あちゃー、これはどうやら、先生を長時間待たせてしまったみたいだ…も、申し訳ない(涙)。

 先生はニコニコと「では始めましょうか」とおっしゃってくれたけれど、先生を待たせるなんて、決して良いことではないわけで…すごくすごく申し訳ないぞぉ~。

 ロングトーン練習は先生と二人きりでしたが、なんか、すごくアゲハの音が出にくい(涙)。もちろん、オーバーホールから上がってきて、だいたい一カ月ですから、そろそろ調整が必要になってきた事もあるでしょうが、実は私、レッスン日の前日に過労でダウンして寝込んでしまい、この日もまだ病み上がりでフラフラだったんです。やっぱり、体調が悪いと、フルートは音が出ませんなあ…。

 さらに体調が悪いと、息の支えが不十分になりますから、必然的に、音痴になりますね(しみじみ…)。

 そんなわけで、アルテの15課8章の『Des-durのロングトーン』ですら、苦戦する私(苦笑)。スピ~ッとか、プス~ッとか、なんか普段の私なら、絶対に出さないような無様な音を連発しました。ああ、穴があったら入りたい…。

 4番『Des-durのスケールとアルペジオ』は、息が全然続きませんし、指がボロボロなので、当然不合格。5番の『Des-durのクロマティック』は、アタマが真っ白になって、次にどんな運指にすべきかも分からなくなって、何度も立ち往生してしまったので、これまた不合格。しゃーないですが、先週よりも確実にヘタになっている私です(涙)。

 ミニオン・エチュードの20番は……いや~、指が動かない動かない。まあ、ロクに練習していないのだから、指が動かなくても不思議はないのだけれど、それでもやっぱり、指が動きません。

 先生からは「指が動かないのは、練習不足だから仕方ないにせよ、スラーとスラーでないところは、しっかりと吹きわけないとね…。このあたりがいい加減というのは、楽譜をちゃんと見ていないという事です」と言われました。たしかにそのとおりですね。

 あと、スタッカートの吹き方に注意が入りました。私のスタッカートは強調しすぎて、なんか音楽がつまづいているように聞こえるのだそうです。だから、スタッカートは“しっかりタンギングする”と言う程度で良いのじゃないかと言われました。とにかく、スタッカートがあっても、やはりフレーズはなめらかに演奏しないと音楽的ではないのです。

 それと「もっと考えて、批判的に吹きなさい」と言われました。どういう事かと言うと…このアルテについているミニヨン・エチュードは、オリジナルのものとは違って、編集者によって、結構改変されているのだそうです。なので、それらの改変箇所を無意識に受け入れてはいけないって言われました。

 …そんな事を言われても、どこがオリジナルで、どこが編集されて変更された箇所なのか分からないです…って言えば、音楽的でないところは、たいてい、変えられた箇所です…とのお答え。まあ、そんなモンなんでしょうね。なので、ブレスの位置やら、スラーのつながりやら、表情記号の一つ一つ、これでいいのか、これなら音楽的なのかと考えて演奏するのが大切なんだそうです。

 ああ、でもやっぱり、そんな事を私に求められても、手に余りますって…。
 
 
 今回の雑談は…なぜロマン派の作曲家たちはフルート曲をかかなかったのかって話。これは時代の影響があるんだそうです。

 実はロマン派の時代って、パガニーニやリストに代表されるように、ヴィルトゥオーソの時代だったそうで、フルートも、ヴァイオリンやピアノに負けず、名人芸を披露するような技巧的な曲ばかりが作曲されたのだそうです。で、技巧をひけらかすような曲はつまらないので、後世に残らなかったのだそうです。

 ん? つまり、フルートのヴィルトゥオーソたちは、ヴァイオリンやピアノのそれと違って、演奏能力には長けていたけれど、作曲能力には欠けていたって事かな?

 先生曰く「ブラームスがフルート曲を書いてくれたら…」だそうです。私もそう思います。

 ロマン派のフルートは、ソロ曲には恵まれていないけれど、オーケストラの中では、なかなか良いパッセージが与えられているので、ロマン派のフルートを楽しむなら、オーケストラを聞くのが一番良いのだそうです。まあ、たしかにそうかも。

 それともう一つ、雑談話がありました。それは演奏におけるチケットノルマの話。21世紀の今でも、やっぱりあるんですね。プロなのに、自分でチケットを売らないとギャラが出ないと言うのも…なんか悲しい話ですね。で、先生は、そんな売れないチケットを抱えちゃった後輩ちゃん(当然プロ)のために、今回、たくさんのチケットを買い取ってあげたのだそうです。

 「世の中、助け合いだからね。彼女とは、共演した事もあるし、苦しい時はお互いさまだからね」なんだそうです。だったら、今回、後輩ちゃんと共演するビッグネームな方々がチケットを売ればいいじゃん…みたいな事を私が言ったら「ああいう人は、チケットは売らないんだよ。フラッとやってきて、マネジャーがギャラを受け取って、サッサと帰るんだよ」なんだそうです。

 なんか分からないけれど、プロの世界には、そういうシキタリと言うか、ある種の仁義のようなものがあるみたいです。ううむ、門外漢には分からないし、分かりたくない世界だぞぉ。

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コメント

  1. operazanokaijinnokaijin より:

    >>>ブラームスがフルート曲を書いてくれたら<<<
    彼がフルート曲を書いてくれなかった、という過去は変えられず。
    そこで、ランパルやニコレが、積極的に他楽器の曲を
    フルートにアレンジして、フルートのレパートリーを開拓してくれた、
    のかしら?

  2. su_zan より:

    >ブラームスがフルート曲を書いてくれたら…
    バッハは書いてくれてるから、わたしはいいわあ、と思ってしまう。笑
    ごめんなさい。わたしの苦手な時代の音楽。
    ライネッケ、ロンベルク、メルカダンテの協奏曲が浮かびますが…。汗
    あんまり好きではないです。
    今の木管だとブラームス、書いてくれたかな???

    時代性ってあるよねえ。
    ピッコロにこんなにたくさんソロの曲、あるんだもの。
    昔のことを思えば。
    ストラヴィンスキーのフルート協奏曲、あったらなあ。
    と、わたしは思うのでありました。
    ヴァイオリン協奏曲のような。
    吉松隆のピッコロきいてみたいなあ。

  3. 河童 より:

    ちょっと時代をさかのぼるといい曲あるんだけどねえ
    もちろんロマン派のようなメロディアスでリズムも揺れ超絶技巧オンパレードとは正反対の曲ですけど
    ジュリアーニ(Mauro Giuliani)の曲なんかいいですよ。
    これくらいだとチャレンジして吹きたくなりますね。

  4. tetsu より:

    > パガニーニやリストに代表されるように、ヴィルトゥオーソの時代だったそうで

    リストは「超絶技巧練習曲」だけの作曲家ではなくて、「巡礼の年」,consolations,un sospiroとかいい曲(サロン風?)もあるし、Nuages Gris(暗い雲)みたいにもう少しでスクリャービンという曲も書いていて面白い作曲家です。

    フルートだとドップラー???
    ハンガリー田園幻想曲は笛吹きには有名ですが、民謡風の臭さが生理的にダメです。リストのハンガリー狂詩曲第2番も同様にダメです。同じハンガリーでもバルトークは民謡採集の録音も含めて、大好きなのですが。

    ロマン派ふうのフルート作品でよくできているのはトマ(今では忘れ去られた)とかウェーバーのオペラのタファネルによる編曲ものあたりでしょうか。ベネットのCD聴くと元気でます。コテコテのドイツロマン派でないのが残念です。

    工藤重典さんはシューマン、ウェーバーのヴァイオリンソナタをフルートで演奏しているようです。実際聴いてはいませんが、いかんせんオリジナルの曲が・・・
    ブラームスのソナタだったら何が何でもチケット取ります。

    失礼しました。

  5. すとん より:

    operazanokaijinnokaijin

    >彼がフルート曲を書いてくれなかった、という過去は変えられず。

     そうなんですよね、いくら強く願っても、過去は変えられないんですよね。そして、だからこそ、過去の大フルーティストたちは、アレンジものを開拓していったという説には、大きくうなづきます。だって、余所の楽器用の曲の方が、フルートオリジナルの曲よりも、有名で、素晴らしい曲たちが、きら星のごとく、輝いているからね。

     でも、個人的には、なんか釈然としないんです、私。

     でもでもやっぱり、釈然としないからと言って、無い物ねだりは…しちゃいけませんね、オトナだもん。

  6. すとん より:

    su_zanさん

     ライネッケ、ロンベルク、メルカダンテ…いずれも、クラオタであっても「誰、それ、美味しいの?」の世界の人です。あ、メルカダンテは『サルヴェ・マリア』があるから、かろうじて、宗教声楽曲オタクには有名かも(笑)。とにかく、ロマン派の有名作家は、シューベルト以外は、フルートをガン無視してますかね。

     ドイツバロックと近代フランスがお好きなら、フルート音楽もそこそこありますが、私のような『ロマン派すきすき』人間には、悲しい楽器なんですよ、フルートって。

     もっとも、私にとって“ロマン派を代表する作曲家”って、ヴェルディなんですけれどね(爆)。ああ、ヴェルディが好きすぎて変になりそう…。もちろん、プッチーニもベッリーニもスキスキだし、トスティなんて、ラブ過ぎて、目がまわりそう。

     …笑っているでしょ? きっと、私、笑われている…。

  7. すとん より:

    河童さん

     私はね、無い物ねだりをしているんですよ。

     分かっているんです。フルートには、一般的な意味での“オリジナル名曲”ってヤツが数えるほどしかないって事を。フルートで聞ける名曲って、ほとんどが“アレンジ曲”ですからね。で、そこが悲しくて「オリジナル名曲が欲しい~」って言ってるんです。

     月を取ってくれ~と言って泣いてるコドモみたいなモンなんです。

     有名じゃなくてもいいなら、フルートにだって、良い曲美しい曲はありますが、私、ミーハーですから、すべての価値基準の根底に「有名か、無名か」ってのがあります。いやあ、有名じゃないと、イヤなんですよ。ミーハーだから(笑)。

  8. すとん より:

    tetsuさん

     リストというと、我々日本の一般音楽ファンにとっては『すごいピアニスト&ピアノ音楽作曲家』ですが、実は普通に大作曲家なんですよね。

     ウィキによると、作曲した曲は、現存するだけで1400曲(改訂稿を含む)、紛失した作品や断片や未完成作品は400曲以上あって、ありとあらゆるジャンルの音楽を作曲したのだそうです…でも、フルート曲は書いてくれなかった(!)。ああ~。

    >ロマン派ふうのフルート作品でよくできているのはトマ(今では忘れ去られた)とかウェーバーのオペラのタファネルによる編曲ものあたりでしょうか。

     実はオペラ関係のアレンジ曲なら、フルートにはたくさんあるそうですよ。だいたい「タイスの瞑想曲」とか「カルメン幻想曲」なんかが、そうでしょ? 他にも「椿姫」も「リゴレット」も「仮面舞踏会」も「セビリアの理髪師」も「夢遊病の女」も「あるし、たぶん日本に録音が入ってこないだけで、他にもたくさんありそうです。そういうので、我慢できれば、文句も出ないのでしょうが、アレンジものを聞いちゃうと、どうしてもオリジナルと比較しちゃって…ああ、残念。

  9. su_zan より:

    ほう。ヴェルディですね。わたしは序曲あたりしたか、
    しらないのよ。吹奏楽コンクールで、シチリア、ナブッコ、
    運力はふつうに自由曲でやらはるんで。
    トスティ、むかしきいたことあるかも。
    日本歌曲は聞くんですが。いまは木下牧子がすきかな。

  10. すとん より:

    su_zanさん

     そう、ヴェルディ大好きなんです。大作曲家だと思うのですが、日本じゃ、音楽の授業で取り上げないこともあって、クラオタであっても「ヴェルディ? ああ、序曲の人ね…」程度のマイナーな扱いなんですね。なにしろ、学校の音楽の授業って、今も昔もドイツオーケストラ音楽を中心に構成されているので、ヴェルディやプッチーニ、ロッシーニなどのイタリア系の作曲家の扱いが低いんですね。

    >吹奏楽コンクールで、シチリア、ナブッコ、運力はふつうに自由曲でやらはるんで。

     私、某吹奏楽コンクールで『運命の力序曲』を聞いて感動しました。序曲って、オペラのイントロみたいなもので、演奏されていても、ロクにちゃんと聞いていなかったりするものですから、コンクールのような、一曲入魂の場で気合をいれて聞くと、改めて曲の良さに気づかされるものです。

  11. su_zan より:

    いまの吹奏楽コンクールでやるのかなあ。ききたいなあ。
    運命の力、大変なんですよ。
    最後あたり、ピッコロでヴァイオリンのとこ上の音域で吹くからねえ。
    三連音符。オケのピッコロ、簡単なんだわ。
    吹奏楽、疾走!みたいにピッコロが。
    編曲にもよりますが。
    ハープのとこ、マリンバだったなあ。昔。
    シチリア島、やはりピッコロが。ハイトーンがたくさん。
    吹奏楽のひと、序曲しか知らないかもよ。
    プッチーニ、はやりましたね。
    うーん、オペラは難しく感じてしまうから? 人間味があるから?
    恋愛ドラマをのぞきたくないのか、わたしの不精なとこです。
    たくさん音があるからかも。
    わたし、ブルックナー、ワーグナーあたり、聞けない。
    一枚もないの。苦手。

  12. すとん より:

    su_zanさん

    >吹奏楽のひと、序曲しか知らないかもよ。

     いやあ、普通のクラオタもそんな程度ですよ(笑)。吹奏楽に限った話じゃないです。やっぱり、歌モノは敷居が高いんでしょうね。

     今年の私は吹奏楽部の顧問を外れましたが、コンクールの時だけは、お手伝いをする予定なんです。だから、今年も、昨年同様、どっぷりとコンクールに浸かれるみたいです。色々な意味で楽しみです。ワクワク。

     私は、吹奏楽と言う音楽ジャンルそのものは得意ではないのですが、学生が一生懸命にやっている姿が大好きなんです。一生懸命にやって、水準以上の成果を上げて…すごいですね。オトナになってしまうと、あれだけの事はなかなか出来ません。若いっていいなあって思います。

    >わたし、ブルックナー、ワーグナーあたり、聞けない。

     ワーグナーは大好物ですが、ブルックナーは…私も聞けない(笑)。たぶん、絶対音楽って奴が苦手かも、私。

  13. su_zan より:

    吹奏楽コンクール、がんばってください。
    毎年大変ですよね。
    今年の課題曲はマーチがピッコロ大変みたいですねえ。
    かなり音程ノイローゼになりそうな…。

    このあいだ試奏会で希望の空をふいていた高校生ぐらいのひとがいて
    たぶん、こういうのが吹奏楽の音なのかなあ、と思いました。
    学生服のひと、そういう音がおおかったのです。
    たぶん、音の発想が違うのかもしれないと思いました。
    時代も? 

    >若いっていいなあって思います。
    ほんとに。時間あるし、練習し放題。
    練習したいなあ、と思います。
    ピッコロはテレマンの12のファンタジーに挑戦。
    一年以上かかりそうです。

    >ワーグナーは大好物ですが、ブルックナーは…私も聞けない(笑)。
    お友達、バイロイトまでいったようです。

    吹奏楽はニューサウンズ系がないとわたしは楽なんですが。
    合いの手をうつピッコロフルートは苦手です。
    オケのほうがいいのかなあ。

  14. すとん より:

    su_zanさん

     そう、吹奏楽コンクールは大変なんです(汗)。でも、若者たちの手助けができるなら、お安いものですよ。

    >たぶん、音の発想が違うのかもしれないと思いました。

     あ、なるほど。私は“ジャンルの違い”と片づけていましたが、そもそもの音に対する発想が違う…というもの、分かるような気がします。まあ、フルートという楽器そのものは同じでも、使用方法が違う…ような気がします。

    >吹奏楽はニューサウンズ系がないとわたしは楽なんですが。

     いやいやいや、そのニューサウンズ系が天守閣であり、本丸じゃないですか(笑)。…え、違う?

  15. su_zan より:

    えーん。ニューサウンズ、ほんま苦手。
    あのノリが…。
    オーバーな話しやけど、現代音楽系の吹奏楽、
    たとえば饗応夫人を初見でいけても、このては苦手。
    たとえばね。
    音の発想が違うのはよくわかるわ。

  16. すとん より:

    su_zanさん

     私が思うに、ニューサウンド系は、モロにポップスなんだと思います。クラシックとか、現代音楽とかの、芸術系というか、ヨーロッパ系のリズムの音楽ではなく、アメリカ系とかアフリカ系のリズムの音楽なんだと思います。

     クラシックのリズムは足し算だけど、ポップスのリズムは割り算。私はそう感じてます。私の中では、クラシックとポップスでは、リズムのスイッチを切り換えて演奏しています。

  17. su_zan より:

    いいのよお、ニューサウンズ系は吹かないから。笑
    吹奏楽もわかれますね。
    定期演奏会でニューサウンズ系やらないとこと、やるとこ。
    趣味の問題だからねえ。
    オケと吹奏楽も違うしねえ。

  18. すとん より:

    su_zanさん

    >定期演奏会でニューサウンズ系やらないとこと、やるとこ。趣味の問題だからねえ。

     …ですね、私が顧問をしていた吹奏楽部は、ニューサウンズではなく、M8ばかりやってましたよ。…似たようなものか(笑)。

     無論、好き嫌いはあるけれど、ポップスを演奏すると、バンドがなんか生き生きするような気がします。ポップスって同時代の音楽ですからね、同じ空気を吸っている人が書いた音楽だから、理屈無しで演奏すると楽しいんだと思います。

     でも、ポップスはポップスで、クラシックとは違った難しさがあるみたいですね。よく、苦労していましたよ。

  19. su_zan より:

    ああ、そういうのもあるんだ。汗
    昔いた一般はクラッシックしかしなかったんです。
    アレンジ、オリジナル。コンクール課題曲。
    なんかそれが普通だったので、他でまいりました。
    音大でもニューサウンズはしないのでございます。
    今はどうかかな?
    わたしの学生時代もほとんどアレンジでした。
    カルミナブラーナのピッコロのDののばしが一番苦手です。

  20. すとん より:

    su_zanさん

     最近は実に色々とあるんですよ。でも、確かに昔は、今ほどポピュラーが広く吹奏楽で演奏されていたわけじゃなかったです。私の記憶をひもといても、クラシックのアレンジか、オリジナルを演奏していたとも思います。

     吹奏楽で知った音楽と言えば、私は、ルロイ・アンダーソンですね。もちろん、吹奏楽アレンジでしたが。あと、軽騎兵序曲とか美しく青きドナウとかも、吹奏楽アレンジで知りました。あの頃は、ちゃんとした音楽って言うと、街の市民吹奏楽団がやっていたんだよね。だから、結構マメに聞きに行ってました。今は、アマオケもアマチュアのオペラ劇団もあるわけで、恵まれていますね。

  21. su_zan より:

    アンダーソンもいいですね。
    私、中1の初めてのコンクールでショックを受けた曲が
    「呪文と踊り」「アルメニアダンスパート2 ロリの歌」だったんです。
    木魚??? と思いましたね。パンってあんたっ。マラカスすげえし。
    中学校のレベルが半端ないのもよくわかりましたね。
    別の日に「ローマの謝肉祭」「リシルド序曲」なんてあったそう。
    あこがれの曲でやったわけではないのですが、ショックでした。
    後に、ラフマニノフの交響的舞曲3をきいて、はあ?って感じ。銀賞ではありましたが。
    中学生ですよ。そういう曲がならんでしまうのです。
    そう、コンクールにあう曲をさがせ!状態のとこもあるんです。
    わたしは結局演奏出来なかったラヴェル、ドビュッシーはいつか出来たらいいなと思います。
    ポップス系のないコンサートに行ってしまいます。

  22. すとん より:

    su_zanさん

     アンダーソン、いいでしょ? 私、アンダーソンを吹奏楽で知ったんですよ。で、当時はアンダーソンは吹奏楽オリジナルだと思ってましたから、アンダーソンの曲をオーケストラで聞いた時は、激しい違和感に襲われました。だって、全然違うんだもん(笑)。

     それにしても、吹奏楽コンクールって、su_zanさんもおっしゃる通り、なかなかすごいですよ。選曲が全然ユルくないんです。まあ、勝ち負けで音楽をやっているんだから、ユルい曲なんてやってられないんでしょうね。でもまあ、それはそれで、楽しみでもあります。

    >ポップス系のないコンサートに行ってしまいます。

     はは、私もそうです。もっとも、私の場合、ポップスを聞くと「なぜ、歌がない!(涙)」となるからなんですがね(爆)。

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