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ヒーチャンは女王様?

 我が家の水槽の一角には、代々の王様・女王様が占有するスペースがあります。我が家ではそのスペースを“玉座”と呼んでいます。

 私の記憶では、カエデが王様だった時代までは、その玉座は、玉座として機能していましたが、カエデ以降の巨大魚たちは、その玉座を使用しませんでした。おそらく、カエデの後に王座に就いたと思われる、キッカにしても、ブニョにしても、彼女らメスたちは、オスであったカエデ王のオンナであったわけだし、彼に敬意を表してか、その玉座に座らなかったものと見えます。現在の王座は…サクラ女王だろうと思われますが、彼女にしても、かろうじてカエデ王の事は知ってますので、だから玉座に座るのを遠慮していたのかもしれません。

 しかし、すでにカエデの事を知らない子もいるわけで…と言うか、カンロもニシキもヒーチャンもカエデの事は知りません。すでにカエデ時代からの金魚はサクラだけ。ああ、もう、そんな昔の金魚になってしまったのだなあ、カエデは…。

 そんな、空席だった玉座に、最近はヒーチャンが座ってます。一番、おチビなヒーチャンが玉座に? 可笑しいでしょ? おそらく、あのスペースが玉座であった伝統はとぎれてしまったでしょうね。金魚に言葉があったら、もしかするとサクラが「あそこは玉座で、カエデ王が座ってらした場所なのよ。あんたみたいな小魚が座っていい場所じゃなくてよ」とか言うのかもしれませんが、金魚には言葉もなければ頭も悪いので、そういう伝統っぽいモノは伝わらないのかもしれません。

 と言うわけで、以前、玉座だった場所には、最近はかわいい顔したオチビなヒーチャンが座っているという話でした。

 ちなみに、サクラ女王はどこに座るのかと言うと…これが座りません。いつも泳いでます。寝ている時でも泳いでます。たまに座る事もありますが、場所は特定していません。お気に入りの場所は特にない…というか、水槽全部が自分のスペース、ぐらいにしか思っていないのかもしれません。

 そういう大雑把なところが、サクラの魅力です。

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